uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ある日、超能力に目覚めた件 121P

「俺たちは通じ合ってる」 「それをいう根拠って何よ」 ストーカーの定番みたいなことを言う山田奏に対して、朝倉静香はもっともなことを言ってると野乃野足軽は思う。だってストーカーだって勝手に思い込んで自分は恋人とかと言い張るだろう。 流石にまだそ…

ある日、超能力に目覚めた件 121P

「俺たちは通じ合ってる」 「それをいう根拠って何よ」 ストーカーの定番みたいなことを言う山田奏に対して、朝倉静香はもっともなことを言ってると野乃野足軽は思う。だってストーカーだって勝手に思い込んで自分は恋人とかと言い張るだろう。 流石にまだそ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 758

どうやらこの『仮現減界の法則』とやらは、完璧に私が作り上げた法則……というかシステムな訳じゃないらしい。色々と難しい言葉が多くて、分かり辛いが……多分だけどもとから土台はあったらしい。 それを私が鬼のエネルギーを奪う過程でやってきたことで確立さ…

ある日、超能力に目覚めた件 120P

「愛情って本気?」 「なにが?」 流石の朝倉静香もさっきの山田奏の発言には引いてるらしい。惚れてるらしい朝倉静香ならもしかしたら受け入れるのでは? とか思ってた野乃野足軽だが、普通に引いてる。 まあさっきの山田奏の顔は……というか目はなんかやば…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 757

「これで……よし!」 私は鬼のエネルギーを変換して取り込むプログラムを書き込んでいった。まあ実際、プログラムなんて私は書けない。だからこれまでの工程をただG-01が覚えてくれただけではある。 私が「そうして」と思えば、勝手にそうしてくれるのである…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 756

私は一体の鬼とコードを繋いで、それで直接鬼のエネルギーを奪うという行為をやってる。そんな事ができるのならさっさとやれよ……と言われそうだが……そんな簡単にできることではないのだ。 なにせ世界によってエネルギーとは違う。その世界世界が根底に持って…

ある日、超能力に目覚めた件 119P

「誰も特別なんかじゃない。朝倉だけじゃない。皆そうなんだ」 「あの子も? 平賀さんもそうなの……」 朝倉静香の言葉に山田奏は沈黙した。さっきまで、女性を振るのに余裕を見せていた山田奏だが、平賀式部の名前が出た瞬間にその余裕が無くなった? (山田…

ある日、超能力に目覚めた件 118P

「私……好き。山田の事……ううん奏の事、好き」 こんな美しい告白の場面を野乃野足軽は見たことなかった。もしもリアルにBGMがあったら今まさにオーケストラが一斉に指揮者の棒の振りに合わせて雄大な音楽を奏でてることだろう。 朝倉静香はその大きくした瞳を…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 755

「よし……」 私はそう言って見つけた機能を使ってみることにした。私は常に頭のリソースを使ってマニュアルをよんでる。なにせG-01のマニュアルはとても膨大だ。はっきり言って人の一生を使ってもこれって読めないんでは? って量がある。それにその文字もお…

ある日、超能力に目覚めた件 117P

「ねえ私の気持ち……気づいてるよね?」 朝倉静香がそんな風にいった。それに対して、山田奏はすっと目をそらす。それだけで察してる……とわかる。山田奏はわかってる。朝倉静香の気持ちに。けどそれを見ないようにしてるらしい。 (なんてやつだ。爆発してし…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 754

「はあはあ……苦しい……」 私の生命維持事態は必要だから取ってるが、それを最低限にしてるせいで、息苦しい。それに体もなんか重いしね。でもこれも、鬼の角をいただくまでだ。私は周囲に残ってる粒子を散布する。 そして宵の風景に溶け込むように、表面の塗…

ある日、超能力に目覚めた件 116P

野々野足軽は早速行動に移ることにした。それは放課後だ。幸いなことに、野々野足軽には人を探すための便利な力ってやつがある。自分の教室にいたとしても、野々野足軽なら見えない相手を追うことなんて簡単だ。けどただ教室にいるだけだと不自然だからトイ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 753

あの中間の空間のナニかはネナンちゃんから離れると何かしてくるか? とか思ってたけどそんなことはなかった。なので私は普通に宵にくることができた。さて……問題は私は今万全な状態でないってことだ。今までなら、鬼とは持久戦で、損耗しつつもなんとかその…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 751

「うーん、でも入れ物が必要って言われても……ね」 私は困った事態になってることに頭を悩ませる。いや、いつもの私、そしていつものG-01ならこんな事は別に問題ではない。なぜなら有り余るエネルギーを使ってそれができるからだ。別に一体・二体くらいのドロ…

115P

「どうにかして、あれを取り返したい……」 平賀式部は真剣な眼差しで、そんな風にいう。たしかに実際、あれが平賀式部の大切な思い出の品ならば、取り返したいと思うのは当然だよな……と野乃野足軽は思う。 「一つ聞きたいんだけど、あれって本当に本当に絶対…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 752

「リスクが高いか……」 いつもなら一匹くらい鬼を狩るのはそこまで緊張するものでもない。けど、今は万全な状態じゃない。それにいつもと鬼たちの動きも違うし、なによりも今は明である。宵の時間は鬼たちはなんていうか? 勤務時間帯なわけで、だからこそあ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 751

「うーん、でも入れ物が必要って言われても……ね」 私は困った事態になってることに頭を悩ませる。いや、いつもの私、そしていつものG-01ならこんな事は別に問題ではない。なぜなら有り余るエネルギーを使ってそれができるからだ。別に一体・二体くらいのドロ…

ある日、超能力に目覚めた件 114P

「あの指輪は昔になくしたと思ってた指輪で、出どころだってはっきりしてる。少なくともあの人はなんの関係もないわ」 内心の興奮は隠して、平賀式部そうはっきりと言い切る。流石にそこまで言われると野乃野足軽もあれはそういうものなんだ……と思ってしまう…