uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

2023-01-01から1年間の記事一覧

ある日、超能力が目覚めた件 338P

あれから数日が過ぎた。今は授業中。けど野々野足軽は授業なんてほぼ聞いてない。ただ脳にこの時間をインプットしてるだけだ。 普通はそんな事は出来ないだろう。記憶してるのかどうかなんてのは普通は自覚なんて出来ない。せいぜいテストの的に良い点数が取…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 975

ギリ――俺は歯を食い占める。強い……俺は男だ。それに最近は訓練で鍛えててかなりの筋肉だってついてきてる。確かに彼女は長年戦ってきただろうから、その体は締まってる。それでもまだ女性らしさは垣間見える。それなのに……だ。それなのにおされる。 これはあ…

ある日、超能力が目覚めた件 337P

「あっ」 朝、寝不足気味な顔を洗おうと野々野足軽は部屋の扉を開けた。するとちょうど同じタイミングで向かいの扉が開いた。そして視線がかち合う二人。 向かいの扉からでてきたのは野々野足軽の妹の野々野小頭だ。彼女も眠そうな目を擦ってる。 (まさか………

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 974

「たった一人で来た事、後悔させてやる」 「私は勝てると踏んできた。やってみろ」 俺たちは暗くなった世界でにらみ合う。遠くでガヤガヤとした音が聞こえてる。きっと俺を探してる音だろう。あまり長くやってられない。長くこいつとやりあってると、それだ…

ある日、超能力が目覚めた件 336P

「きゃー! なんですか一体!」 「変態! 触らないで!!」 悪魔がでたことで二人の女性は目が覚めた。それによってベタベタとしてた仮面の男を力いっぱい押しやって更に叫んでる。そうなると、一気にざわざわとしだす。 「どうしたんだ? ほら、俺だよ。俺…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 973

襲撃された。それは自警団だった。軍よりは一段落ちるが、この街を普段から守るってるのはその自警団だ。市中を見回ったり、市民の相談事に乗ったりしてる。 そして市中の揉め事には軍は大袈裟すぎるから基本はその自警団が対応する。そんな奴らが俺のアジト…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 972

殺されることはなかった。当たり前だ。なにせあれは訓練だ。こっちは殺る気満々だったが向こうにはそんな気は一ミリだってなかった。だか俺が許しを請うたら簡単に許してくれてた。勿論その後、俺は周囲からさんざん馬鹿にされた。幾ら強くても情けないやつ……

ある日、超能力が目覚めた件 335P

「っつ……」 身体の中に違和感がやってきたのを感じた。そもそもが実態ではない悪魔が野々野足軽の身体にやってきたという事だろう。実態がないから、悪魔が彼女たちの中から出てくる……なんていうグロそうな光景はなかった。 ただ力を使って悪魔を包み込み、…

ある日、超能力が目覚めた件 334P

(お前……何を言い出すんだ?) アースの言葉に野々野足軽はそう返す。だって相手は悪魔である。字面……というかこれまで生きてきた中で野々野足軽が悪魔に含んでる感情ははっきり言って悪い。なにせそれは悪魔だからだ。 これがきっと小悪魔って言われてたら…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 971

「うおおおおおおおおお!!」 俺は真剣を向けて勇者に斬りかかる。訓練してたとあって俺は上半身裸で、向こうはきっちりとした白い服をきてる。その服を砂まみれにしてやろう。そんな思いだった。 素早く近づく。そしてまずは走る途中で片手に砂を掴んでた…

ある日、超能力が目覚めた件 333P

黒いしこりの中には取り憑かれた人の精神なのか? 魂なのか……そんなのがあった。そしてその精神を落とすように悪魔がまとわりついてる。 まるで水に溺れさせるかのような……そんな事を悪魔はやってる。悪魔は黒い姿をしてて、角のようなシルエットにコウモリ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 970

あれからも何度も彼女を追った。あの女を跪かせる……その思いを胸に訓練もしてた。そんな時、訓練の場所にある人がやってきた。 それは勇者と呼ばれる人だった。愛想が良い、優しそうな人だった。俺たちのような新人にも丁寧で物腰も柔らか。だが俺は気に食わ…

最近上げた動画を紹介します。ジンバルを買ったからあんていしてきたはずです。

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ある日、超能力が目覚めた件 332P 

「あれは……まずいよな」 野々野足軽はそうポツリといった。その視線の先には仮面の男と三人の女性。二人は二十歳超えてそうな女性だ。けど一人は制服を着てるから明らかに高校生だ。それも野々野足軽の通ってる高校の制服だった。この日は休みだったけど、き…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 969

「おい、俺と手合わせしろ」 町中で出会った彼女に俺はそんなふうに声をかけた。彼女は軍属ではなく、賞金稼ぎらしい。だから訓練で戦う……なんて出来ない。 けど俺は端的に言えば調子に乗ってた。なにせ……だ。なにせ武器を持ってるとなんでも出来る気になっ…

ある日、超能力が目覚めた件 331P

(悪魔をどうにかする……とか出来るのか?) 野々野足軽はアースにそんな事を聞く。なにせエクソシストとかいるじゃん。そういう映画、あったと思う。確かエクソシストとは悪魔と戦う聖職者……とかだったと思うんだけど……そんなのがいるのなら悪魔を退治する術…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 968

それからは彼の日常にその彼女を追いかけるというか、ちょっかいを掛ける毎日が始まった。なにせ……だ。なにせこれまでその権力やお金でなんでも出来てきた彼である。 否定されることなんてなかった。大人たちは彼に構う程に暇でもなかったのだ。けどそんなと…

ある日、超能力が目覚めた件 330P

「悪魔? 悪魔って悪魔? 聖書とかに出てくる? そんな……」 バカな――という言葉を野々野足軽は飲み込んだ。なぜか? それは野々野足軽には一番【あり得ない】という力を持ってるからだ。 『力』があるのなら、悪魔がいても可笑しくなんて無いのでは? と思っ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 967

(不思議な感覚だ) そんな事を一人の兵士は思ってた。彼はこの戦いの為にわざわざ志願した青年だった。本当なら戦うなんて……そんなふうに思ってた一人の少年だ。 彼はアズバインバカラでそこそこの家に生まれた。もとからこの世界では比較的に安定してたア…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 966

ちょうどいい感じにピンチをチャンスに変えて、私はいくつかのドローンを味方の武器に強制的にくっつけて、それによってのパワーアップを演出した。 ソイツらが中心になることで再び勢いを取り戻していくのが俯瞰してみてるのとよくわかる。もしかしたら全員…

ある日、超能力が目覚めた件 329P

(実際あの女性には力があるとは思うか?) もしも……であるもしもあの美女になんらかの『力』が発言してる……となったらさすがの野々野足軽だって油断はできなくなる。これまでどこまで言っても野々野足軽に余裕があったのは、その『力」による裏付けである。…

ある日、超能力が目覚めた件 328P

(ほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしいほ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 965

「くっ」 そんなふうに言いつつ、勇者は聖剣でそれを切った。何が起きてるのかという、四肢を落とした空のなにかはまだ終わってない……ということだ。 私達をどうにかしたいのなら世界の外の鬼でも引っ張って来るのが一番手っ取り早い。G-01は鬼ではもうどう…

ある日、超能力が目覚めた件 327P

『何やら事件のにおいがしますね』 (変なことを言うなよ……) 平賀式部から分かれた途端に頭に語り掛けてくるアースの奴。まあそれは理由がある。元から今日はデートだからと、アースにはその間は向こうからのアクションを禁止にしてたからだ。禁止といって…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 964

ヒビが入った砂獣達。ソイツらの内部から新たな何かが出てこようとしてる。ベリベリとヒビを剥がして現れるのは一回り……いや更に二周りは位は大きくなった同型の砂獣だ。 ようはあれは脱皮? だったらしい。けどただ体がおおきくなったわけじゃない。なんか…

ある日、超能力に目覚めた件 326P

「ありがとう。今日はすごく楽しかった」 「うん、俺も充実してた」 日も沈んで、そしてお腹も膨れた二人は駅前でそんな会話をしてた。今日はもう終わり……そんな雰囲気だ。本当はこれからどちらかの家へといってしっぽり……とかいう思いがないわけでもないが…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 963

「「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」 「「「ヤレヤレヤレヤレヤレヤレえええええええええええええええ!!」」」 変な手足に群がってる砂獣たちに向かって、皆が一斉にその武器を振るった。いや今も振るいつづけてる。本当なら一刀両断出…

ある日、超能力に目覚めた件 325P

「ごめんなさい」 「うん? 何が?」 なるべく早くあの店から出て、別の場所に向かってる途中でそんな風に平賀式部は野々野足軽に謝ってきた。何が? とか言ったが、野々野足軽はちゃんとわかってる。なにせさっきの事はかなり衝撃的だったからだ。 それにあ…

ある日、超能力に目覚めた件 324P

「すみませんけど、僕は彼女を渡すことは出来ません。だって彼女は俺の大切な人だから」 キュン――そんな胸の高鳴りを平賀式部は感じてた。なにせ普段はそんなに男らしいところを見せない野々野足軽である。そんな彼が今はっきりと平賀式部の事を『大切な人』…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 962

「ぐわあああ!!?」 「ぎゃああ!?」 そんな悲鳴が戦場に響く。別に戦場に悲鳴が響くことなんてのは別に珍しいものじゃない。寧ろ当たり前だろう。なにせここは戦場で、戦場なら痛い事は当たり前にある。だから悲鳴なんて当然だ。けど…… 「痛い……痛いよお…