2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
「う……ん」 (お兄ちゃん?) 小頭はかすむ視界の中で、兄の姿を見た……まるで恐ろしい存在の様な……怒気を放った足軽。そんなのは初めてで……それは…… 「はっ!!」 野々野小頭は目を開けた。大きく鼓動が波を打ってる。まるでさっきまで全速力で走ってたみた…
「えーい! ていやあああああああああああああああああああああ!」 わざわざそんな風に声を上げて、目一杯戦ってるミレナパウスさん。かなり大胆に戦ってるミレナパウスさんは、自身の被弾には目が言ってないみたいだ。まあ目玉の攻撃ならどうやらポニ子の…
「ふう……」 まるで一仕事やり終わったように息を吐く野々野足軽。けど実際はその通りで野々野足軽は一仕事を終えてる。自宅に侵入してきた暴漢を退治したんだ。 ある意味でそれは大仕事だったと言える。なにせ暴漢を倒すなんて普通ならとても大変なことで、…
「これなら……」 ミレナパウスさんは自身にダメージがないことを悟って震えが止まったようだ。きっとポニ子は自身でその有用性を証明するためにさっきの攻撃をワザと受けたんだろう。 ダメージがないのなら、怖がる必要なんてない……それをミレナパウスさんに…
「ミレナパウス、行きます!」 おあつらえ向きに通路の奥からニョロニョロと目玉が追加でやってきくれた。それに向かって彼女は突っ込む……かと思ったけど―― 「うう……」 ――となんか怯えてる。まあミレナパウスさんは聖女で近接戦はあまり経験はなさそうだった…
実際それは野々野足軽がデートを終えて戻って来る30分前くらいである。家族になにかあったら、ちゃんと知らせが来るようにしてた野々野足軽だが、今回それがなかったのはそれは今日が平賀式部とのデートだったからだ。 確かに野々野足軽はデートをちょっと失…
ダダダダダ――と母と娘は急いで階段を下りる。小頭は恐怖で足元がおぼついてないが、なんとか母親が体を支えておりてる。 「急いで! 早く外――ひっ!?」 母親は玄関を目指してた。てか、階段を下りたらもうすぐに玄関だ。だからこそ外に出て助けを呼ぼうと思…
「これは……快適ですね」 そんな風にポニ子アーマーを評価するミレナパウスさん。ここに至るまで、実際懐疑的だったんだね。結構勇者の活躍を見てたはずだけど、まあけど見てるだけと自分がやることは違うしね。 同じように動けるかはわかんない。もしもポニ…
「ごくり……」 そんな喉の音が野々野足軽には聞こえるようだった。いや、実際は『観る』ということは、追体験のようなものだ。だからその犯罪者の思いも野々野足軽にはわかった。奴はリビングでまずは盗めるものを探してた。 そして夫婦の寝室とかそれぞれの…
「お願いしますポニさん」 ミレナパウスさんがそんなことをいってる。ポニ子にさん付けって……ちょっとおかしい。だってポニ子は呆けてる顔してるからね。まあ何を考えてるかわかんない顔ってことだ。 ポニ子は「任せろ!」というように胸を「ポニポニ」と叩…
「ふう……ん?」 家に帰ってきた野々野足軽は扉に手をかけた。その瞬間に【観え】た。それは思念。強い思念が野々野足軽が玄関の扉に手をかけた瞬間に流れてきた。そしてそれは最悪な……いやまだ最悪ではない。 だって取り返しがつく。最悪なのはすでに家族が…
ポニ子アーマーをまとった勇者はその弾性の高さを利用して攻撃を弾き、さらにはこの狭い船内でスーパーボールのように壁を縦横無尽に移動しながら、目玉たちを倒していってた。 それにだ。さらにいうと、ポニ子アーマーは変幻自在なのだ。なので一部分を伸ば…
実際そうなのかはわかんない。もしかしたら、この目玉達は統率が取れてた下の階の方で見た奴らとは違う個体……なのかもしれない。なにせ同じような見た目に見えても、彼ら自身にはまったく違う……というのはよくあることだろう。 私たちが同じ種類の魚の見た目…