2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「おじいちゃんとおばあちゃんはどのタイミングでその……付き合ったの? 一緒だったのは中学とかまで? 高校とか大学は?」 確かおばあちゃんが幾代の時に言ってた事を小頭は思い出す。この地域は子供も少ないから、同じ小学校なら、山の下の方の中学校にこの…
『世界がいくら分裂しても、それを受け入れるのに限界があるのはわかりました。ならばなぜ運命が渋滞してるのですか?』 私はそう彼にたずねる。けどそれにはアイが答えてくれた。 「誕生する前の魂の命だもの。何も定まってないのだから、なんだって受け入…
「おじいちゃんとおばあちゃんは学校が一緒だったんだね」 「こいつはほんと全くしゃべらない奴だったな」 そんな風に昔を懐かしんでいうとおじいちゃん。するとおばあちゃんが対抗するようにこういう。。 「貴方はスカート捲り野郎って女子に毛嫌いされてま…
『ああ、もしも選択の度に未来が、運命が分離していくとなると、一体いくつの平衡世界ができる? 一人一人の選択で、一つ一つ分離していくと、それは一体どれだけの世界になる? 考えてみてくれ』 「そ、それは……きっととてつもない……ですよね?」 ミレナパ…
「小頭も言っておったが、呪術師といっても、そんな大層なものじゃありゃせん。ただ、そういってる奴らが集まってるちょっと変わった村……みたいな感じだっだ。まあでも不気味ではあったからな。あの村には近づくなって言われておったわ。もしもあの村の者に…
『可能性分離……という言葉を知ってるか?』 唐突に彼はそういった。可能性分離? さあ……である。いったいなんのことやら……けどそこは私。いやG-01としては下手に「さあ」なんて言えるはずもない。なのでここは沈黙だ。そしたらきっとアイか勇者かミレナパウ…
「えっと……」 小頭は鈍感な女ではないし、天然系でもない。だからこそ、周囲の空気を敏感に読み取って今まで平和に生きてきた。女の世界は怖いのだ。昔ほどきっと閉鎖的ではなくなってきたとは思う野々野小頭だ。それこそ小学生の時よりも中学生の方が世界は…
私は運命とは予め決められた道筋のようなものだと思ってる。それは絶対じゃないのかもしれないがある程度はレールが敷かれてるみたいな? てか運命が有る……と信じるのであればそういうことになると思ってる。 でも、実際誰かが運命を証明したことはない。観…
「えっと、おじいちゃん?」 「うん、なんだいこがしら?」 おじいちゃんは小頭の言葉に双眸を崩してまるで精一杯の優しい顔をして聞き返してしきた。 (うわっきも……) とか思う野々野小頭。普段は結構厳し目の顔をしてるおじいちゃんだ。それに畑仕事をし…
「どうやらこれは困ったことになったみたいだね。どうしよう」 まさか彼が用意してた対策が尽くだめとは……天才なんだからどうにかしてほしいが実際本当の彼はもう故人なわけで……本物が用意した対策がすべてだめになった今、彼に期待をするのは無理だろう。と…
「はっは、お前がそんな風に食べてるなんて一体いついらいやろな」 そんな風におじいちゃんが豪快に笑いながらそういってる。すると流石にちょっと恥ずかしかったのか、おばあちゃんはちょっと勢いをおとして、背筋を伸ばした。全然小頭的にはさっきまででも…
『どうすればよいのですか?』 『それは……今の俺にはわからない』 『そんな……』 『今の俺はただの残りカスだ。データをもとにこれまでの事には応えられるし、想定の推測はできる。だが、それ以上の事は出来ない』 アイと楽しそうに話せてたのも、そういう過…
夜……がやってきた。やっぱりだけど妖怪が想定以上に多かったせいで昼が夕方になり、そして夜がやってきてた。それでもまだ終わりはみえてない。これはこの夜いっぱいいっぱいは使わないといけないかもしれないと小頭は思った。だから―― 「「「「いただきまー…
てか流石にあと十年も彼のあのホログラムは持たないとおもう。だって最後の挨拶に出て来ただけだよね? 最後に何か自分の言葉を伝えたいから出て来たのに、ここから更に数十年現れ続けたらなんか気まずい感じにならない? まあそんな事を言ってられる場合じ…
アガガガガ……ガガガガガ それは地獄の門から発せられてる音だ。鬼達二人が準備を終えて二人で何かを唱えだすと、地獄の門に刻まれてる大きな顔? に見える顔の表情が変わった。大きな両開きの扉はそれが閉じると一つの顔になる……みたいなデザインをしてる。…
まあでもオーバーモードも使うのもいざって時だ。一応用心に用心を重ねて行動してるから指を独立させてるんだ。そして時間対策までして指をユアの卵へと発射する。はじかれる? とか思ったけど、そんなことはなくちゃんとユアの卵のぶよぶよとした外周に入っ…