2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧
界門の中の野々野足軽。体がエネルギーの渦によって大きく軋むような感覚が襲う。色んな力がそこには集まってる。数多……といっていい程のその濃密な力。これをどうにかするなんてのは野々野足軽は思ってない。 そんな事ができるなんて思うほど、足軽は傲慢で…
私は早速本体を見つけるために動き出す。皆にもとにかくバレないように必死さを装ってもらうことにする。その間に私は沢山のまん丸い生物から伸びる繋がり……を辿るためにG-01の感覚を強まで上げることにする。 普通ならこの繋がりを追うことは難しいだろう。…
一か八かだった。どんどんと開いてく力の差。このままだと自分自身が負ける……と野々野足軽はわかってた。だからこその一か八かの賭け……いや、勝算はもちろんあった。でも確実ではなかったというだけだ。何回かこっちの世界での旅で野々野足軽は仲間たちと共…
種がわかったら方針は簡単に決まる。だってこの丸っこい生物を追いかける意味なんてなくなったといっていい。沢山のこいつらは結局は分身体みたいなものなのだ。ならば、本体を探してそいつに狙いを定めた方がいいだろう。そもそもが時空間の移動でも捕まえ…
「あ……あしがるうううううううううううううううううううう!!」 「お前様ああああああああああああああ!!」 彼女たちには突き刺さった攻撃が野々野足軽の体を引き裂いたように見えたんだろう。だからそんな風に叫んだ。どんどんこの界門の領域が強くなっ…
あまりにも早い。早すぎるが、とりあえず気が利くG-01はさっきの決定的瞬間を既に切り取って一つのモニターに強調して表示してくれてる。とりあえずそこで再生してるのを見つつ。実は頭の中にだってその映像はある。私とG-01は繋がってるようなものである。 …
『止められない……ですか? それはどうして?』 「ジーゼなら見てたらわかると思う。見てて! よく見ててね!!」 私の疑問の声にリファーちゃんがそう強くいってくる。どうやら私なら……いや、G-01ならちゃんと見てたらわかる……とリファーちゃんはおもってる…
界門からあられた八首の岩の蛇の様な存在。それらと足軽たちか戦いだして一体どれくらいの時間が経っただろうか? 周囲の侵食化……それによってラスボス戦に相応しいフィールドへとなった領域に囚われたから、時間の感覚が足軽たちにはあいまいだった。 通信…
どういうのが正しいのだろうか? 誰にだって伝えにくい事って事はあるだろう。おばあちゃんにとっては孫の足軽がこの世にもういない事……とっても遠くに行ったという事……それを伝えるのはとても心苦しいものだった。 それにその原因が自分のせい……とも言える…
「あーもう!!」 そんな風にリファーちゃんはイライラとしてるみたいだ。まああれだけ避けられたらね……わかるよ。なにせ時空間の移動はリファーちゃんの最も得意とする力だからね。ぞれがこんなに回避されたらね。けど…… 「時空間言いつつ、今使ってるのは…
「ごちゃごちゃと言ってる場合じゃない」 そう、発言したのはなんと鬼男だった。普段から無口で、あまり口数が多くない鬼男。そんな彼が口を開いた? 一瞬小頭は誰が言ったのかわかんなかったほどだ。だってまさかここで何かを鬼男が言う……なんて発想がなか…
" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">「まぁ……まあまあまあ」 私は一人、コクピットで自分を見つめなおす。私は確かに実際G-01におんぶに抱っこかもしれない。でも考えてみてほしい。G-01は私がいないとだめなのだ。そして私もG-01がい…
「小頭! よかった無事だったのね」 「うん!」 ようやくいいかな? というタイミングで小頭達はおばあちゃん達と合流した。おばあちゃんは優しく迎えてくれて、おじいちゃんは…… 「なんじゃお前は!?」 あれ? である。食卓を囲んでた時は、おじいちゃんは…
「位置はわかるのに……なんとも厄介な性質を持ってるわね」 私はG-01の中でセンサー見ながらそういった。私は空中に飛んでそこから動いてない。けどかなりの範囲にレーダーを飛ばして、この森のかなりの部分を把握できるようにした。既にこの世界のサンクチュ…
「あの夢ってすごく願ってる事を叶えて……ううん、叶えてるように見せて捕えるものじゃないの? おばあちゃんもおじいちゃんも互いに互いと離れたくないとか思ってたのかな? それが叶ったはずだよね?」 小頭は後ろの鬼男にそう尋ねる。叶ったのなら、それで…
「そっちに行きました!」 「ええーい!!」 私達はサンクチュアリを追ってた。それは白くてもふもふで団子のように丸い……そんな生き物。それが森をポテポテといどうしてる。腕とか足は見えない。体全体でジャップして……それが地面に落ちるとポテっという音…
「ここは……」 「わしゃたちは……」 テーブルに突っ伏してた小頭のおじいちゃんとおばあちゃん、その二人が意識を取り戻した。二人は同時に目を覚まして、そして同じように頭をふって、バチっと目が合った。すると、なんか初々しい感じで視線をそらした。 「フ…
とりあえず私たちは進むことにした。世界が変われば、色々と勝手がかわる。有利なこともあれば不利なこともある。それは仕方ない。でも……それを踏み倒せることが出来れば、なんの問題もないといえる。大抵の世界ではどうやら私たちはかなり強いと思っていい…
私の村は呪術師の村と呼ばれて忌避されてました。最初はそれが、その事実が何なのか自分にとってどんな影響があるのか、わかってませんでした。でも、少しずつ、物心ついて、村の外の人と関わるようになってそれがわかりました。小さい時、それこそ保育園と…
その世界で大きなエネルギー反応……それがサンクチュアリである可能性はとてもたかい。でもそれが何に宿ってるのかまでは世界越しにはわからない。だから世界を渡ってまたちゃんとスキャンをしないといけない。いくら高性能なG-01にだって限界って奴はある。…
結論から書くと、あれからあのおかしな村には警察の捜査が入った。なにせ少年が提出したのは本物の人骨である。そんなのが出たとあったら、身元を確認するためにも警察が出動するのは当然だ。そこで付随的にいろいろな事がわかった……ということだ。 その色々…
「ここには知性的な生物はいるんでしょうか?」 勇者がそんな事を聞いてくる。事前の世界スキャン……私が勝手に名付けたそれではこの世界には知的な生命体は確認出来なかった。だから多分だけどこの世界には…… 『この世界には知的な生命体はいないでしょう』 …
「親父いいいいいい!! かあちゃあああああああん!!」 そんな声が青空に響く。少年は既に村の大人たちに取り押さえられてた。けど、それでも、口を思いっきり開けてそう叫ぶ。農家の朝は早いのだ。既に親父も母ちゃんもきっと起きてる……そう思った。自分…
どうしてか? そう、どうしてか本当に扉が閉まってしまってる。リファーちゃんが指摘したから、こっちでも確認してみた。そしたら本当に扉は母船へと通じる空間が切れてしまってる。ならば……ならばともう一回繋げればいいじゃんってなるじゃん。そもそもがこ…
ピュンピュン……そんな音を白くて小さな愛らしい生き物が出してた。そしてそんな音を出した一匹に釣られるように、様々な色の同じ様な形の生物が集まってくる。その生物は「ピュンピュン」「ピュンピュン」――と音を出してコミニュケーションをとってるようだ…
結局、ずっとここにいるのは危ないとわかってた。けど……2人は動かなかった。ただ願ってただけだ。見つからないように……と、そして2人は寄り添ってた。夜が開けたら、なにもかもがうまくいくかもしれない……この状況が好転するかもしれない。 なにせ少年の親は…
G-01はロボットである。今更そんな宣言をして何だと思うだろう。つまりはロボットだから色々と計算とかデータから結果を得るとかが得意なのだ。後はシュミレーション。私は色々とこの汚れを検証した。 まずはどのくらいでこの汚れが消滅するか……だよね。大切…
ドドドドド―― そんな風な水の落ちる音が響いてた。周囲を見回して、岩壁の亀裂から幾代は顔を出した。そして慎重に足音を立てないように、幾代は滝壺まで近づいた。そして少年が持ってた水筒に滝の水をいれる。不安げな顔が、落ちる水の衝撃でわずかに揺れて…
「にゃがああああああ!!」 黒い猫が捕まった白猫を助ける為にそんなその喉が潰れるような声を出して、村の子供にとびかかった。まだ二匹は村の中にいた。そして村の内部を混乱に陥れてたのだ。猫たちは何を考えてるのか…… 「うわわわ! こいつ怖いぞ!!」…
このままでも消滅するのなら、はっきり言って何もしない……という選択肢もある。だって不安定な空間はそれだけ崩壊しやすく、何もしなかったら、この汚れ……自体が消えるのは確実だ。 だから実際この汚れは何もしなくてもいい。 『リファーはそれをどうしてる…