uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十五話Part7

晴天という蒼が広がってる。さっきまで陽の光もとどかなくて、木々は元気をなくして、雑草さえもしなってたのに、今や降り注いだ光を必死に浴びるように地上の命が天を見てる。 そしてそれは言葉を発せない植物や生命だけじゃない。神主のような服を来た奴と…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 122

「にげ……た?」 私はちょっとあっけに取られてしまったよ。だってこの場面で逃げる? しかもアイと勇者を置いて……だ。さっきまでさんざん世話になってなかった? 確かにあのウサギな彼女が私たちの仲間か? と問われるとそれは違うと思う。 まだ私たちは仲間…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十五話Part6

空に集まってた黒い雲。怨念と憎悪……そんなものが形をもって災いをもたらそうとしてる。そんな雲へと理性を失った領主が突っ込む。まるでその雲の邪悪に誘われるように、招かれるように変化した領主は突っ込んだ。 その雲に集まった全ての怨念やら狂気……それ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません) 祖にありける新の形 121

神の代行者は驚いてるだろう。いや、そもそもが驚く暇もなかったかもしれない。気づいたら細切れになってた。それがきっと一番正しい表現だと思う。神の代行者はまるで色がなくなっていってそして、霧散していく。 「やった?」 そんな風に勇者がいう。でも…

転生したらロボットの中だった。(ただし出ることはできません)祖にありける新の形 120

素早く動いてる勇者にあの神の代行者の手の影響は見えない。けど勇者の動きを見てると、その手をとても注視してるのがわかる。あの手に触れるのはやばいと理解したからこそ、一刀一刀で沢山発生してくる腕を大量に薙ぎ払ってる。 でもそれでも減ることがない…

転生したらロボットの中だった。(ただし出ることはできません)祖にありける新の形 119

「まずいかも?」 私はそんな風につぶやく。だってあの神の代行者はちょっと触っただけであの銃を動作不良に陥らせた。あの銃だってそこらのアナログチックな銃じゃないよ。ボトルアクションとかマグナムとかさ、そんな原始的な構造で動いてるわけじゃない。…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十五話part5

「さあ、最後の仕上げだ」 4メートルを超える巨体と筋肉に覆われた体。浅黒く変色した肌に赤と黒が混ざった長い髪はとげとげとしてた。そしてその額には二本の反った角が生えてる。領主は人を超えた存在になった。 「この力を完璧なものにする! ぬん!!」 …

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十五話part4

曇った空に立ち上る黒い煙。それは別に焚火してるから出る煙とかじゃなく、その黒い煙は一匹の化け物から出てた。大きな大きなサルのような獣。毛は真っ赤で、その顔まで赤くたぎってる。でもその体から出てるのは黒い煙。 「あが……がっ……ぐっ……」 赤いサル…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十五話Part3

(ああ、そっか……) 嫌な空だ。久々に見た空がこんななんて損だな……と思いつつ、その人は自分の最後を受け入れていた。だってもうどうしようもない。自分たちは餌だったのだ。この化け物をおびき出す餌。馬車の中で何を掛けられたのか、今ならわかる。それは…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 118

今までその重厚そうな二丁の銃展開してまるで要塞のようにドスンと立って撃ち続けてたアイなわけだけど、流石にさっきその手が勇者に与えた影響は見てるわけで……すぐに回避行動を取り出した。一丁をそばにおいたまま、もう一丁の銃を自身から離す。 別に掴ん…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十五話Part2

酷い道のりだった。ガタガタと揺れるこの馬車に乗ってるだけで体は至る所にぶつけて、吐きそうで……けど吐けなくて、下の方の穴も栓で塞がれてるせいで大惨事になる……という事はなかったが腹の痛さは尋常じゃないことになってた。 腹が膨れすぎて、この場にい…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 117

勇者とアイが神の代行者と戦い出した。勇者の方にウサギな彼女は懐いてるが、流石に抱きしめられたまま戦う事はできない。それに勇者は近接攻撃が主体だからね。なので戦うに当たってはウサギな彼女をアイに任せてる。 アイのそばにおいた。でもそんな簡単に…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十五話Part1

ギギ……ギギ 暗い府屋に響く、木が擦りあってるような音。揺らめく炎の明かりが隙間から細く伸びて、音が続くと次第にその光が広くなっていく。 「あ……う……」 「それと、それ……あとはそれだな」 髷の様な変な帽子をかぶってる神主のような服を着た男。それが…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 116

合体はやっぱりロマンだよね。そのうちG-01も……合体とかやっちゃったりして? できないわけはないよね。だってG-01はロボットだ。拡張できる武装とかももちろんいっぱいある。ならば合体によってそのスケール感を大きく上げることだって……そもそもがだ。そも…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十四話part9

川に放置されてた猩々は竹やりのような物で人間たちに突かれてた。猩々の体は頑丈で、そしてその毛は大抵の刃物だって通さない。だから竹やりなんかで普通はその体を貫かれる……なんてことはない。 でも今は弱ってて、それに遠くから勢いよく突く……というより…

転生したらロボットの中だった。(ただし出ることはできません) 祖にありける新の形 115

「これは……」 「世界の法則を捻じ曲げつつあるようね。エネルギーを絶やさないようにしなさい」 そのアイの言葉に勇者はうなづく。これまで体表をうっすらくらいに覆ってたそのエネルギーをもっと激しくたぎらせる。けど外にはなるべく出ない様に運用する。…

転生したらロボットの中だった。(ただし出ることはできません)祖にありける新の形 114

間に合いそうもない二人を見て、私は事前につけてたナノデバイスを解禁させた。蜘蛛型の小さなドローンで気付かれないように実は勇者からウサギな彼女へと移してたのだ。用心に越したことはないからね。 その蜘蛛型のドローンがぴょんとはねて向かってくる神…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十四話part8

「あがっ……あがっがああああ! あぁぁぁあああぁぁあああああああ!!」 流れ込む人間の恨みつらみ……怨嗟は呪いで……それが猩々たちに刻まれるようだった。だめだ ……やめろ! 食うな!! そんな風に仲間たちに一番大きくて理性的だった猩々が声をかけるが、そ…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十四話Part7

「ベキ、バキボキ、グチャグチャ」 骨と肉が砕かれて、咀嚼される音が響く。地面には血の海ができてて何かわからない臓物が地面に散らばってた。 「あがあああ!」 「がああああ!」 「がうがう!」 複数の猩々が男の体を取り合ってる。猩々は思った。 「な…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 113

「くっ……」 「いきなりなんてことを……」 消滅した地上の塵の中から勇者とアイを確認する。まあ常にバイタルとかはチェックしてるから無事なのはわかってたけどね。いくらアホほど強力な存在でも、二人を簡単に滅せられるとはおもわないことだ。世界の半分を…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十四話Part6

いつしか猩々たちの事も、薄らいでいってた。人々の間では「あの山には恐ろしいサルが出る」――くらいにしか言われなくなったころ、一人の頭おかしい奴がその森の奥深くに踏み入った。 猩々たちは人に大きな憎しみを抱いてたが、だからって人を積極的にお襲う…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 112

光の柱から現れるなにか……それはきっと神の代行者。そういう存在なんだと思う。なにせ……エネルギーを示す数値が―― 「ぴぴぴぴ! ピーピーピーピー!」 ――とけたたましい。異常の数値のエネルギーが溢れてるってことだ。外から見てたらわかるが、世界の外で張…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十四話Part5

流れ込んでくる猩々の記憶。長く生きてるだけあって、猩々は僅かだけど言葉を介した。それによって少しだけ事情って奴がわかってた幾代だけど、これはそんなレベルじゃない。 どうして体内の時間……世界へと通じる外観時間ではなく、内感時間でそんな混濁が起…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 111

あの世界が雪に覆われて、何もないのに続いてる理由。きっとそれがあのウサギな彼女の存在だろう。あの貼りつている神はきっと魂を回収したいんだと思われる。こんななにも生み出せない世界なら、終わらせて新しい世界を始めたほうがいい。 でもできない。な…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十四話part4

育代は猩々の垂れてる毛に触れた。たくさんある毛の一つ。それが肉体にちゃんとつながってさえいれば、それでよかった。それで育代の力を伝えることができるんだから。育代の力は『若返る力』? いや違う。表層は確かにそれだった。育代だってそうだっておも…

転生したらロボットの中だった。(ただし出ることはできません)祖にありける新の形 110

どうやら半端なウサギな彼女の内部にはそれこそ大量の、無数の、世界そのもの……といえるほどの魂が内包されてた。一瞬私はバグか? と思った。だってその数値がおかしかったからだ。確かに彼女はサンクチュアリを宿してるし、普通じゃないのは確か。 でもま…

転生したらロボットの中だった。(ただし出ることはできません)祖にありける新の形 109

取りあえずやれることはやるべきだろう。どうやらこのウサギな彼女は神から目をつけられてるみたいだし? 一瞬だけど、見られてしまったのだ。念には念を入れて私はドローンを使って空に特殊な粉末を噴出させてた。本当はこの世界の空すべてに……としてもいい…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十四話part3

「長くは持たないわよ」 「……わかってる。こいつは俺たちが連れて行こう」 「でも、この子は元はこっちの……」 そんな育代の言葉に鬼男は首をふるう。そしてその重い口を開く。 「お前もわかってるはずだ。これはもう、浸りすぎてる」 「……」 「せめて、お前…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第六十四話Part2

猩々の腹に押しつぶされたと思われる幾代。そしてその巨体が地面に落ちた衝撃波。大きな振動と、大きな砂埃が吹き荒れる。 「ギャオギャオギャオ!」 そんな咆哮を上げてる猩々。まるでゴリラが吠えてるみたいなウホウホの凄い版? みたいな感じの声だった。…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 108

『というわけです。彼女を本船に移しましょうポータルを用意するので少し待っててください』 ドローンたちを使って本船へワープできるゲートを作る必要が出てきた。二人だけならね……既に色々と準備してるから「はいごーよん、さんにーいち」――とかで回収でき…