2026-01-01から1年間の記事一覧
「へいパース!」 私は手を上げてそうアピールする。今日は練習試合だ。他校にまで遠征してそこの女バスのチームと練習試合をしてる。練習試合だからって手抜きはできない。だってこれは試金石だ。 コーチは冬の大会のレギュラーを見定めてるんだ。だからア…
「今なら私の言葉、わかるよね?」 過去を勝手に見るのはやめた。だから語り掛ける。まあこれもかなり失礼な事ではある。だって既に私はこの神の中にいる。ある意味で既に喉元に刃を突きつけてる状態というか? そう言っても過言ではないとおもう。 そんな状…
『怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…
神の攻撃、たくさんの目がG-01を見つめる。でもそれは私が狙ってた瞬間。神は攻撃の瞬間……いや、神だけじゃないだろう。イケイケで攻撃をしようとするその瞬間こそ、防御は甘くなるものだ。 ビビー!! そんなふうにG-01のコクピット内に再び警告のメッセー…
「はぁはぁ……」 部活終わり、友達といつものおしゃべりをして、家に帰ってご飯を食べて部屋に戻った。塾に通ってる子たちはきっとまだいそがしく勉強をしてたりするんだろう。でも幸いなことに私はまだ成績はいい方だ。 中学の時の貯金がまだ機能してる。だ…
「ふう……」 放課後、私はシャトルランを終えてタオルで汗を拭く。ずくと隣で倒れてる友達がこんなことを言ってきた。 「あんた……ぜぇぜぇ……なんで……せぇぜぇ……平気……ごほっごほっ!?」 どうやら彼女はとてもしゃべってる場合ではないみたいだ。でも、ふと思…
視線で彼を追っていて気付いた。やっぱりだけど、ここ最近彼は変わったようだ。今までの無気力な感じではなくなって、よく動いてる。今までは移動教室とか体育の時くらいしか机から動くことはなかったような気がするが……今はよく動いてる。一体何が彼にあっ…
私はちゃんと謝った。謝ったのに……真っ赤な目が沢山開いて私もみてくる。再び私……いやG-01に干渉しようとしてきてるんだろう。 「ふん、一度上手く行ったからって、舐めないでよね」 一度この神を傷つけて、奴は一旦逃げた。その時に完全にこっちへの干渉は…
私が野々野足軽に対する印象は……はっきりいって何もなかった。だって入学してから話した事あった? というレベルである。別に席も近くないし、同じ空間にいるだけの他人……いやクラスメイトだから他人というのは酷いかもしれない。 でも……実際、今まではクラ…
「神の力が飛躍的に高まってる?」 私は神の変化に気づいた。そんなことを考えてる間に、私が暴走して空間につけてしまった裂け目……それは閉じてくれた。これで体の不自由さはなくなったね。なにせ世界を飲み込まれないようにと踏ん張ってたからね。 そのせ…
「へえー先輩かぁー」 私はポツリとそんな風につぶやいた。すると目の前の子は赤く顔をしてもじもじしてる。それを見て気づいてしまった。 (ああ、そっか……二人は恋人になるんだ) まだ告白の返事はしてないといってた。相談……しに彼女はきてる。けどその表…
新たに創造したブースターの出力は充分にあった。だから裂け目へと流れていってた世界を支えることも充分にできた。でも向こうも穴が小さくなっていってるくせに、吸引力は上がってるみたいだ。あれかな? 穴が小さい方が強く吸えるみたいなさ……そういうこと…
私の名前は『田上 稲』 普通の公立高校に通う花の女子高生だ。中学では比較的おとなしいグループにいたが、高校では思い切ってパスケットを始めてみて、日々の部活に、部活仲間たちとの付き合いで日々高校生活をエンジョイしてる。 そんな花の女子高生である…
世界の内側から見たら、いきなり超巨大な何かが大地に落ちてきた……みたいに見えるんだろう。新たな装備を発射して、それを巻き付けた世界をG-01で支える。でもさすがに普段のブースターでは世界を支える……いうのはなかなかに厳しかった。 いや出力的にはかな…
神は消えた。死んだのか? 消え去ったのだけなのかはわかんない。けど反応はここら一帯では感じれない。どうやら今の一撃で「こりゃまずい」――と思ったのか、逃げたみたいだ。まあ戻ってこない……とは限らないけど。 なにか準備をして戻ってくる可能性はある…
分身の野々野足軽の甲斐甲斐しいほどの献身。それは不気味ではあったけど、ある理由を考えると、納得もできる。だから普通に野々野足軽はそれを受け入れてる。まあ自分だから不気味……ともとれるし、自分だからこそ、大丈夫だろうということも考えられるから…
「ふう……」 あれから何日か経った。また一日中世界中飛び回っていた野々野足軽だ。今日も世界中でそれなりの数の超能力者が誕生した。すぐに力の暴走でどうにかなる……というのは野々野足軽達のおかげで回避できてる。 でも……その後まで面倒をみれるわけじゃ…
「しまった」 私はそんな風につぶやいた。だって……ね。振りぬいた瞬間……『やってしまった』って思ったんだもん。体からあふれるエネルギーを発散しないと! ということをとっさに思ってすべてを乗せるようにして振るってしまった。すると……だよ? すると、世…
「大丈夫なのかご主人!?」 「もしかして傷口からぶくぶくとなってでてきたのかなぁー?」 なんか天使っ子が怖いことをいってる。まああの分身というか? あれを見たらどうやってでてきたんだよって思うのは仕方ない。それに二人は幼い。突拍子もないことだ…
「パスを確認、個体ナンバーを入力、メンタルパスワードを承認。3秒後にメインジェネレーター切り替え。出力調整……調整……ちょう……ちょっとまずい?」 初めてのメインとしての出番である。ユグドラシルドライブが喜んでるのか、張り切ってる感じでそのエネル…
神のせいで今やサブ電源というか? 省電力での行動を余儀なくされてる今は大ピンチだ。けど、再び私とG-01の関係を見直すいい機会だったのかもしれない。何をそんな倦怠感が漂ってる夫婦みたいに……と思うだろう。 まあそれは本当にそうなんだけど……でも自分…
その日の夜、再び分身の方の野々野足軽に食卓に出てもらった。 「いいのか?」 そう聞いてくる分身に本体の野々野足軽は頷く。気になる事は解決しておきたいと野々野足軽は思ってる。分身の方はきっと本体が起きてるんだから、統合されるとおもってたんじゃ…
なんとなくで思いついたからやってみた左右で見るものを変えるって事。すると案外うまくいった。そもそも私とG-01はつながってるわけで、だからこそ、G-01がカメラでとらえてる物を私の眼球に流す……なんてことは普通にできる。 いや実際はこれって片目閉じる…
「なり替わる気も俺に対して思うところもなくて、ただ手伝いたいってことでいいんだよな?」 「まあそうだな」 それを聞い野々野足軽……本物の野々野足軽はちょっと考える。そしてこういった。 「ところでお前は腹減ったりするの?」 ちょっと気になったこと…
エマージェンシーが鳴り響く。これは……やばい? 何がされてるのか把握しないといけない。そう思ってると……ぷしゅーという間抜けな音と共にG-01の動きが止まる。力が抜けたような……そんな感じが伝わってくるよ。そしてさらに周囲のモニターもすべての電源が落…
「俺は、お前だ」 おう……と野々野足軽は思った。なんかの作品、映画とかで聞いた事あるようなセリフを自分の顔の奴が大真面目に言ってくると、どういうリアクションをしたらいいのかわからない。 (質問が悪かったか?) ちょっと野々野足軽は考える。確かに…
ガチャ……ドアノブが回るのをじっと見てた野々野足軽。扉が開いて、現れたのは高校の制服に身を包んだ野々野足軽だ。やっぱり向こうもわかってたのか、何も言わずにベッドに腰かけてる本物――の野々野足軽をみつめてくる。そしてベッドの方の野々野足軽も何も…
さてさて……と私はこの神の不可視の攻撃に対するために一体どれだけリソースを使ってるのかってことを見る。するとあらびっくり……でせそれは悲報的な声音じゃなく、思わず言葉尻が上がるようなさ、そんな上機嫌か思わず出るような声音になった。 そこまでいえ…
自分の分身……知らぬ間に現れたそんな存在の話ってのは古今東西あったりするものしゃないだろうか? それこそ妖怪とかの類の話しとかでありそうである。けどもしもあれが妖怪なら、ただなんでもなく日常を過ごしてる……といのうのもおかしな話だ。 それにそう…
神は私を待ち受けてたようだ。向かってくるその長い腕。それに対して私は避け―― ビービー という警告音、そして画面に出る動作障害の通達。けど私は気にせずにG-01を動かした。一瞬ちょっとした引っかかりを感じたけど……でもそれも結局は一瞬のこと問題なく…