2026-02-01から1ヶ月間の記事一覧
「野々野君早いね」 「ああ、うん。ちょっと眠れなかったんだ」 だから……ゴニョゴニョと続いた。でもそのゴニョゴニョの部分はわかんなかった。というか? 聞いてなかった。だって―― (私たち通じ合ってる!?) ――とそんな風におもってたからだ。浮かれてた…
「すみません、しっかり捕まってて! 急ぎます!!」 そんな風に亀人間がいった。そしてその言葉とおりに今までゆっくりと観光できる程度のスピードしか出してなかった亀人間のスピードは飛躍的に早くなった。まるでジェットエンジンでも積んでるのか? とい…
『おはよう』 ポロン――という効果音と共に、そんな文章がライン上に表示される。それに対してすぐに『おはよう』と返ってくる。それだけだ。でもそれだけで私はベッドの中でニマニマしてしまう。野々野君のラインはとても質素というか? 簡素というか? スタ…
「うわぁ……すごいよ。あれ見て!」 「ちょ、ちょっとおとなしく。危ないですから」 カエル泳ぎ? いや、平泳ぎっていうんだっけ? そんな風な泳ぎ方をしてる亀人間の人。それがテンションあがって甲羅の上で暴れてるリファーちゃんに向かって注意を促してる…
【これまでのあらすじ】 ミレナパウスさんとリファーちゃんは別の世界でサンクチュアリを探してた。そこで見つけたサンクチュアリの反応は巨大な亀!? そしてその甲羅には特殊な生態系の世界が成り立ってる!? その中心にサンクチュアリがあると判断した二…
ガチャ――私が自身の失態というか? やらかし? を思い出してるとそんな音が聞こえて扉が開いた。そしてそこから現れたのは野々野君だ。 いや、当たり前ではあった。だって私たちは二人でここにきた。このカラオケにね。でも…… 「野々野君、よかった」 私はホ…
幸せとは何か? そんな事を思って生きて来たことなんてなかった。でも、この日本という国に生まれて、そこそこ標準的な家庭で、学校にも普通にいけて、友達もできて、いじめとかとも無縁にきた。 それはきっとそこそこ幸せなんだと思う。そういう風に漠然と…
なんとかかんとか解決したと言っていいだろう。それにちゃんとサンクチュアリも手に入れることができた。さらにいうと神の協力だって得られた。まああの神がついてくる……ということはない。なにせああ見えて神は忙しいのだ。 それに得ただけじゃなく、差し出…
私は野々野君と握手を出来たことに感激した。ちょっと気になる男の子と単純な接触をする。それだけで乙女は舞い上がれるのだ。野々野君のお手てはとても綺麗だった。それにすべすべだ。私よりもすべすべかもしれない。 私は部活を頑張ってるから、そこそこ手…
" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> この世界の吹雪は私が止めた。世界への干渉の仕方を、神に教えてもらったからだ。まあそこらへんは神によって色々とシステム? は違うらしい。まあシステムといってるが、体系ではなく、個人の才能…
「体がおかしい?」 私は聞き返してきた野々野君の言葉にうなづいた。女子だからこそ、男の子に体の事を言うのは恥ずかしい。いや、別になにもやらしい事はないよ。そういうことじゃない。でも……もしかしたら野々野君も男の子だ。今の発言で私の事をそういう…
家族の再会……まあウサギな彼女とその他のウサギな彼女をベースにした存在達は家族? といえるのかよくわかんない。でも……家族というのは血のつながりだけではないだろう。 互いにお互いを大切におもってて、そして家族だと……そう納得してるのであれば、それ…
「はい」 「あ、ありがとう」 私たちはカラオケにいた。あのまま教室にいてもよかったけど、学校では誰に見られるかわかんない。だから個室が利用できるカラオケにきてた。二人でカラオケ……そんな状況に緊張してる。もらった飲み物はコーラだ。それを喉に通…
「私は……どうすればよかった? 私を殺すか? きさまにはそれができるだろう?」 頭に流れてくる声にはさっきまでの発狂はない。まあ私が空獣の姿を消したからなんだろう。トラウマ……とかになってるのかもしれない。神にもトラウマとかあるんだって思った。な…
「バカな! バカな! ヴァカナああああああああああああああああああああああああ!!」 なんかめっちゃ神が動揺してる。言葉が通じない時はわめいてるが、威厳みたいな? 神らしい感じはあった。でも言葉がわかるようになると……その、えっと……なんか小物っ…
「あっ、野々野……くん? どうして?」 いきなりの彼の登場に私はちょっとしどろもどろになる。けどそれは向こうも同じようだ。 「えっ? 田上さん? 俺……自分はちょっと忘れ物を取りに。それよりも部活は? エースでしょ?」 「エースって……そんなことないよ…
一時的だとはわかってる。今、私の周囲はとても騒がしい。まさに時の人……というのは私のことだ。クラスメイトだけじゃなく他のクラスの男女が私に関わってくる。ここ数日でなんと……私は三度も告白された。 だれとも付き合ってはない。だって知らない人だよ?…
「諦めてもらうことはできないのかな?」 『どうしてそこまで関わる? あれは我の物だ。我の世界で育てた我の物』 まあ確かに、製造権を主張されるとこっちは弱いと言わざるえない。だって一から世界から作り上げてるのだ。お菓子を作る……とかじゃないからね…
(おかしい……なんなのこれ……) 練習試合はこちら側の圧勝だった。私はめっちゃ褒められた。味方側の選手からだけじゃない。なぜか相手側の選手の方たちからも……だ。 「すごい新人いるじゃん」 「これは今年は県大、いや全国狙えるんじゃない?」 とか先輩た…
『うわああああああああああああああああ!? やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! やめてくれええええええええ……』 「えぇ……ちょっ……」 私は困惑するよ。だっていきなり空獣のミニチュアみたいな映像をみたら、この神が体を…
「へいパース!」 私は手を上げてそうアピールする。今日は練習試合だ。他校にまで遠征してそこの女バスのチームと練習試合をしてる。練習試合だからって手抜きはできない。だってこれは試金石だ。 コーチは冬の大会のレギュラーを見定めてるんだ。だからア…
「今なら私の言葉、わかるよね?」 過去を勝手に見るのはやめた。だから語り掛ける。まあこれもかなり失礼な事ではある。だって既に私はこの神の中にいる。ある意味で既に喉元に刃を突きつけてる状態というか? そう言っても過言ではないとおもう。 そんな状…
『怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…
神の攻撃、たくさんの目がG-01を見つめる。でもそれは私が狙ってた瞬間。神は攻撃の瞬間……いや、神だけじゃないだろう。イケイケで攻撃をしようとするその瞬間こそ、防御は甘くなるものだ。 ビビー!! そんなふうにG-01のコクピット内に再び警告のメッセー…
「はぁはぁ……」 部活終わり、友達といつものおしゃべりをして、家に帰ってご飯を食べて部屋に戻った。塾に通ってる子たちはきっとまだいそがしく勉強をしてたりするんだろう。でも幸いなことに私はまだ成績はいい方だ。 中学の時の貯金がまだ機能してる。だ…
「ふう……」 放課後、私はシャトルランを終えてタオルで汗を拭く。ずくと隣で倒れてる友達がこんなことを言ってきた。 「あんた……ぜぇぜぇ……なんで……せぇぜぇ……平気……ごほっごほっ!?」 どうやら彼女はとてもしゃべってる場合ではないみたいだ。でも、ふと思…
視線で彼を追っていて気付いた。やっぱりだけど、ここ最近彼は変わったようだ。今までの無気力な感じではなくなって、よく動いてる。今までは移動教室とか体育の時くらいしか机から動くことはなかったような気がするが……今はよく動いてる。一体何が彼にあっ…
私はちゃんと謝った。謝ったのに……真っ赤な目が沢山開いて私もみてくる。再び私……いやG-01に干渉しようとしてきてるんだろう。 「ふん、一度上手く行ったからって、舐めないでよね」 一度この神を傷つけて、奴は一旦逃げた。その時に完全にこっちへの干渉は…
私が野々野足軽に対する印象は……はっきりいって何もなかった。だって入学してから話した事あった? というレベルである。別に席も近くないし、同じ空間にいるだけの他人……いやクラスメイトだから他人というのは酷いかもしれない。 でも……実際、今まではクラ…
「神の力が飛躍的に高まってる?」 私は神の変化に気づいた。そんなことを考えてる間に、私が暴走して空間につけてしまった裂け目……それは閉じてくれた。これで体の不自由さはなくなったね。なにせ世界を飲み込まれないようにと踏ん張ってたからね。 そのせ…