uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

小説

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1053

「皆を……守る……守ってみせます……」 アズバインバカラやジャルバジャルは先にドーム状に植物で包んでたお陰で砂に巻き込まれて流されるって事はないと思う。そもそもが地盤的に硬いところに街はできてるって聞いてます。 でも戦場は砂の上で、いきなり流れ出…

ある日、超能力が目覚めた件 414P

(なんでこいつ……) そんなに余裕そうな顔が出来る? そんな事を思ってる桶狭間忠国である。どんどんと腕の力が強くなってる。それなのに……首を締められてる当の本人は笑ってる。そんなことがあるか? はっきり言って本当に不気味だ。今こそ、本当に桶狭間忠…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1052

「あの力は……」 そんな風にアイがこの化け物の頭を吹き飛ばしたのう見てた。けど、それでも腕の攻撃は止んでない。つまりはこの化け物は死んでない。それに嫌な予感がしてた。 「油断するな!」 そんな忠告をする。その時だった。真上から黒い光線がアイへと…

ある日、超能力が目覚めた件 413P

「よし、このくらいでいいでしょう」 「あっそ、もういいんだ?」 桶狭間忠国は悪魔が取り憑いた女性を引っ張ってもっと人気がない場所までやってきた。桶狭間忠国はパトロールを兼ねてこの町を頻繁に回ってる。だからこそ、穴場的な場所はよくわかってるの…

ある日、超能力が目覚めた件 412P

「ふん!」 一瞬にして眠気が最高潮に達して意識を手放しそうになった時、桶狭間忠国はその拳を地面に打ち付ける。 ズン!! ――と一瞬ちょっとだけ地面が揺れる。そして彼の拳はアスファルトへと刺さってた。信じられないことだ。ただの拳でアスファルトを砕…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1051

たくさんの光、いやこの場合は光線だけど、太いその一本の光線がロックオンした数だけ一斉に分かれていく。そしてそれで扉の化け物の髪の毛を焼き消していく。 ガゴン――と私の大きな銃が可変して銃身を伸ばした。そしてそこからプシューと熱気が噴き出す。か…

ある日、超能力が目覚めた件 411P

「くっ……」 ゾクゾクとしてる桶狭間忠国。けどそれはおそれではない。いや、恐れ……もあるのかもしれないが、それよりも高揚……それがあった。そして拳は震えてるが、筋肉達が桶狭間忠国に勇気をくれてる。 「ありがとうお前たち」 そんな事をつぶやく桶狭間忠…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1050

面倒な……そんな事を私は思う。それに同時に……これはまずいな……ってのも考えてた。勇者は頑張ってる。でもあれは……そうあの扉から出てるあれ……その上半身が完全に出てきたことで、そのエネルギーの詳細がわかった。 とんでもないものを呼び出してくれたものだ…

ある日、超能力が目覚めた件 410P

(俺は何を!?) いまさっきついた言葉が信じられないように桶狭間忠国は口を抑えた。まるで自然に、いや……そう言うべきであるかのように、勝手に「そうか」と口に出してしまってた。 桶狭間忠国の視界にはまだ困ってる女性が写ってるというのに……だ。それ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1049

「はああああああああああああああああああああ!」 再び聖剣を振り下ろす。さっき確かに扉の化け物の腕を切った実績がある。だから頭だって潰せるはずだ。なんとかアイは耐えてるが、ジリジリと押し負けてる。けどお陰でこっちに意識を持ってくる余裕はない…

ある日、超能力が目覚めた件 409P

「何をしてる? 嫌がってるじゃないか!」 救世主……そんなのは意図して現れるものじゃない。そう……まさに運命の様にそこに……その場に導かれてるような……そんな存在なのかもしれない。そいつは大きかった。 周囲の大人たちよりも一回り……いや二回りくらい横に…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1048

「何だあれは?」 「よそ見してる暇はないですよ。まずいのが来ます」 アイがそんな事をいってくる。確かにそうだな。アレはまずい。今は腕を切って、そしてやつの主要な攻撃手段だった髪も大半を同時に切ったことで、扉から出ようとしてる化け物の攻撃手段…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1047

「なあ、俺達って……」 だれかがそんな事を言おうとしてた。けどその言葉は最後まで紡がれることはなかった。なにせ…… 「やめろ! 俺達にだってできることはある。それにまだ、戦いは終わってないんだ! 気を緩めるな!」 激が飛ぶ。皆は一時的に勝利の高揚を…

ある日、超能力が目覚めた件 408P

山田先輩は期待できない。まったくイケメンの癖に……と思わず思ってしまう野々野足軽である。山田先輩は全く持って全然悪くなんてないんだけど、山田先輩を朝倉先輩の救出に向かわせることが出来ないとなるとどうするか……頭を悩ませる野々野足軽だ。 (ここで…

ある日、超能力が目覚めた件 407P

(山田先輩は……) やっぱりヒーローと言えばイケメンに限る――と思ってる野々野足軽である。だからこそその人を探してるわけだけど、一番簡単なのはどう考えても直接野々野足軽が行くこと……である。けど流石にそれはやりたくないと思ってるみたいだ。 (これ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1046

ネナンちゃんが街を守ってくれている。でもこの扉から出てこようとしてる化け物の実力は未知数だ。あれでも安心なんてできない。他に気を取られる必要がない今、俺達はラッシュをかけないといけない。よしんば、倒す!! 「ヤツを倒しましょうアイ!」 「呼…

ある日、超能力が目覚めた件 406P

「ふふ……」 「なによ? ちょっとどいてくれる?」 朝倉先輩と悪魔の女性は対面してる。女がいきなり朝倉先輩をどうやら壁際に押し付けたみたいな? 多分そんな感じなんだろう。だからこそいきなりの事でびっくりしてる朝倉先輩な訳だが、とりあえず目の前の…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1045

自分たちは三人+大多数でこの扉から出てこようとしてる化け物に対処してる。きっとこれは砂獣ではないだろう。だからなんと呼べがいいのかわからない。扉から飛騨腕だけを出してるそれ。けどそれだけで破壊力は抜群だ。覆いかぶさるようにアズバインバカラ…

ある日、超能力が目覚めた件 405P

「げっ……」 悪魔を見つけた。天使っ子と悪魔っ子の力を使って、同じ波長の力に反応した場所へと視界を飛ばすと、そこには確かに悪魔をやどした女性がいたんだ。そしてその悪魔は今まさにある女性を……いや女の子を催眠にかけようとしてた。その女の子はなんか…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1044

「私も……それにこの世界をただ貴方たちにまかせるなんて不義理な事をこの世界の人達は思ってません」 ミレナパウスさんはそう言った。そして後ろの人達もその言葉に頷いてた。確かに自分達の世界……そして未来を勝ち取るのは自分たちでありたい……と思うのは当…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1043

G-01殿が動かなくなった。わざと扉に一つの都市核を与えることでそのロックを開放させて解析を進める。確かに出来ないことはないだろう。あの方なら……それを狙うのも確かにいいのかもしれない。 自分なら危険だからとためらうが、あの方が出来るというのなら…

ある日、超能力が目覚めた件 404P

「「むむむむ」」 二人の助力……それを野々野足軽はきちんと感じる。自身の力ではない、特殊な別の力。それを受け取ってそれと似てる力を大胆に探す。 (なんか行けそうな気がする……今なら……) そう思った野々野足軽はサーチとも言えるその力を日本全国に広げ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1042

「一体……いつからだったでしょう……いつから……観た夢だったのでしょう……」 そんなつぶやきが出てた。それに答える者はいない。そんなのはわかってる。彼? いや彼女? は抱えてたものを取り出そうと幾重もの腕を解いていく。まずは細く長く、骨ばった手……その…

ある日、超能力が目覚めた件 403P

あの部屋へといざなわれた犠牲者……と言ってしまうが、顔を確認できたのなら、野々野足軽の力ならその身元を割り出す……なんてのは簡単だ。だからとりあえず部屋にいる女性の事は放置することにした。もしもまだ来たばかりなら、まだ仮面の男に食われてなくて…

ある日、超能力が目覚めた件 402P

野々野足軽はちょっとだけ目を閉じる。それは本当にただ目を閉じてるだけのように思えるが……力を持つ野々野足軽はそれだけでいろんなことが出来る。まあ別に目を閉じる必要もないんだが、そうなると視界が二重になるからとりあえず野々野足軽は目を閉じてみ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1041

どうやら私はただの興味で世界崩壊の鍵を一つ開けてしまったらしい。まあけど……ほら、これって私だけのせいじゃないよね。だって元は教会だ! 「そう、これは教会が全て悪い!!」 だってあいつらがあの扉を顕現させた。それがこの世界に本格的に火を付けた…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1040

「試しに……」 私は一つの都市核を開放してみた。すると都市核は台座から離れて、ふわりと浮いた。そしてフラフラ~と飛んでいく……と思ったけど、そんなことはなかった。いきなりその場から消えたんだ。シュッ――てね。 そして外の空中にまた現れた。それも扉…

ある日、超能力が目覚めた件 400P

『はわわわほわ! 大変です! パンパンですよ! まだやるんですか!?』 『あはは! 人間って面白いな。ずっとやってるよアイツラ。ほらほら』 『やめ! やめてください!』 小さな天使っ子と悪魔っ子がそんなやり取りをしてた。それは野々野足軽が悪魔の力…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1039

「まあけど飛び出せないけどね」 自立的に都市核はハマってる台座から飛び出そうとしてる。けどそれは出来てない。なにせちゃんとロック機構を仕込んでたからね。それに……だ。はっきり言ってあの台座だって私が用意したのだ。そんなやわな材質で作ってない。…

ある日、超能力が目覚めた件 399P

「あっ――あん! うっ――あっ!」 「行くぞ! 出すぞ!」 「うっん……中にっ……あっ」 肉が打ち付ける音が響いてた。男女の声が絡み合い、その部屋には息苦しいくらいの熱気がはびこってる。そして男女は体を小刻みに動かしてその態勢を維持してた。けどふと力が…