おじさんはヌメリアさんのお胸にしゃぶりついてる。更にヌメリアさんを今乗っ取ってる人格は自信を取り戻したのか、今度こそ……という光を宿して勇者を見てる。確かにさっきから勇者はなんか動いてない。勇者なら、おじさんがヌメリアさんの胸にしゃぶりつくまえにいつもなら止めてるはず。
それも出来ないほどに内なる世界で葛藤してるのかもしれない。そう思ってると勇者が手を伸ばす。ヌメリアさんはその先を誘導するように……なんと自分から脚を開いた。パカーとね。いやいやどこに誘導しようというのか……その先はもう……アレしか無いじゃん。
女の子のいちばん大事な部分……恥じらいなんて全く無いですね。恥じらいさがいいのにね。まあヌメリアさん……の中のもう一つの人格であるあれにはそんなものがあったら、性を集めるのに邪魔だからね。
きっと意図的にそんなものはないようにしてあるんだろう。それにそういう恥じらいなんてのはご要望に応じて、そして狙ってる男に応じて、いくらでも付け足せるからね。恥じらいなんて演技しようと思えば出来るだろう。
激しい動きをしてるおじさんと、ゆっくりな動きの勇者。けど確実にその手はヌメリアさんのあの部分へと向かってて……私はなんかハラハラ・ドキドキとした感じでそれをみてる。止めたいんだけど……なんか観てみたいという気もしなくもないというか……いや私にはこういうの絶対に無理だし、ドローンの向こう側で両目を抑えてるから!!
勿論指の隙間からチラチラと覗いてるけどね。
「ぬおっ!?」
ヌメリアさんのあの部分に伸ばされていったと思ってた勇者の手。後少しで、なんかテカってるそこに辿り着こうとしてたけど、勇者はおじさんの足をつかんで向かい合わせの方のソファーへとおじさんを投げて強制的にヌメリアさんとの距離を開けた。それでも獣のごとく両手をワキワキさせながら、アレをズボン越しにもわかるくらいにいきり立たせたおじさんは、すぐにヌメリアさんのところへ行こうとする。
でもそこでなにやら光がおじさんを包んだ。
「私……は……何を?」
なんと光が収まると、おじさんが正気になってた。手をワキワキもしてないし、さっきまであんなにテントを張ってたズボンのアレも一気にしぼんだ。
「勇者殿……私は……」
「そっちを観ないでください。また、正気を失いますよ」
「わ、分かった」
おじさんがキョロキョロとして、ヌメリアさんを見ようとするのを止める勇者。魔法の効果でおじさんは正気を取り戻したようだけど再びアレを見たら……ね。きっとおじさんはまた性の獣へと変化するんだろう。
今は裸で、しかもソファーに座って脚パッカーンしてるからね。いつでも突っ込んでくださいのポーズ取ってるよ!! 女性が複数人に見せていいポーズじゃない。