uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 790

 一個は投げたわけだが、他にも沢山の正方形でサイコロみたいなのが迫ってくる。でもある一定の距離からはどうやら近づいて来ないみたいだ。さっき投げたのは私が無理矢理掴んでなげたからね。どうやらある一定の距離、それを踏み込まないようにしてるみたいだ。

 とりあえずこんなのに付き合ってる場合ではない。勝手についてくる分に別にどうでもいいし、私は今まさに足が止まってる二つ頭の砂獣へと向かう。けどその時だった。

 

『出力が低下してます』

 

 とかいう警告が出てきた。出力? どういうことかと私は詳細を求めるよ。具体的にはその文字をタッチした。そしてたらより詳細な文章が出てきた。

 

『分子干渉を検出。出力が10%低下してます』

 

 分子干渉? よくわかんない。けどどうやらなにやらされてるらしい。原因は簡単だ。G-01の周囲に飛んでるこの正方形の物体だ。これがなにやらしてるらしい。私はとりあえずそれをスキャンしてみる。もちろん移動しながらね。

 すると、なにやら見える。なにか……

 

「これって……何? 舌?」

 

 なんか正方形の中にナニカ入ってる。より詳してくスキャンしてみると、その中の物が見えてくる。実際物というか、そういう風にエネルギーを形状させてるだけかもしれないが……

 そして一つ一つの舌にはなにやら紋章なのか、文字なのか、理解できないがそういうのが刻まれてるらしい。多分それが分子干渉というのをしてるんだろう。ここから出力がだんだんと下がっていく……となったら不味い。 

 けどどうやら、10%からそれの比率が増えていくってことはなさそう。なら……

 

「無視していいか」

 

 周囲を飛び回ってウザイが……それよりも本体だ。アイツを倒せば、この周囲のうざったいのも消えるだろう。そう思ってると、なんと地面に潜りやがった。私が迫ってきてたからだね。このまま地面から建物に中に侵入されても面倒だ。私は地面に降り立って、指をまっすぐに伸ばす。そしてその手が回転しだした。それを私は躊躇いなく地面に突き刺す。

 次の瞬間、突き刺したと同時に、緑色の血が吹き出した。そしてそのままぐわっと腕を持ち上げる。すると私の手に二つ頭の砂獣が突き刺さってて、ビクンビクンと痙攣してた。

 私はとりあえずそのまま手を高温にして、そいつを燃やし尽くしてやる。