uenoutaの日記

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転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません) 盤上の迷宮航路へご招待 1

 私たちは今も尚、世界へとたどり着いてなかった。今まではすぐに次の世界へとたどり着いてただろう。だってそういうものだったからだ。実際本当は彼ら……彼女たちが楽園へとたどり着いたのか確認もしたかったけどね。でもきっと大丈夫だろう。
 なにせ最後のネナンちゃんは希望に満ちていた。だからきっと大丈夫……と思うしかない。それに……だ。それにこっちは今、それどころじゃないのだ。
 世界にたどり着いてない私たちは今、極彩色が永遠に続く場所にいる。どういったらいいのか? 平面ではなく、まるで光が流れていってるワープ空間? そこから出れなくなったというか? 実際光ではなく、この場所は沢山の色が混ざり合ってグルグルとしてる……そんな場所である。
 
「G-01の計算でもなんかバグってるんだよね」
 
 G-01的には本当ならとっくに次の世界へとついてるみたいな? それか近場の世界を探してくれてる。そして実際、見つけてくれてるのだ。でも……すぐにその時間が増えてる。多分だけど、私たちは実際世界に近づいてる。でもその世界へとの扉が開いてないのだ。
 まあそもそもがどうやって次の世界の扉を開いてたのか? とかまったくもって知らないんだけど。でも実際世界は結構開け放たれてるんじゃないだろうか? とかおもってる。だってそうじゃないと、勝手に押しかける……なんてできないじゃん。
 だから……ね。でもなぜか今はどこの世界にも鍵がかかってる……ような? そんな感じになってしまってるようだ。だからこそ私たちはずっとこの極彩色の空間を流れてる。きっとここは世界と世界の狭間みたいな……そんな場所なんだろうと思ってる。
 実際、G-01に表示される数字の意味も私には分かってない。なんか増えたり減ったりしてるから、世界との距離だとは思ってるが、その読み方はさっぱりだ。
 だって数字の多さがおかしいからね。普通こういうのはまあ六ケタ? とか
八桁とかじゃん? あったとしても……ね。G-01が表示させてる数字をなめてもらっちゃ困る。まず表示形態、十字上である。そしてそれが四つ組になってる。重なってる部分は十字の一組部分だけで、他は重ならないようになってるが、明らかに組み合わさってるよね? という感じで配置されてる。それにどれも数字が変わり続けてるのは変わらないからね。それに一つの十字の縦と横にはそれぞれ34桁ある。それが組み合わさった十字四つ分……どう読めと?
 
「これは他者の介入を疑います」
 
 G-01の肩に座ってるアイがそんなことをいう。確かにそれは思ってた。だってこんな事なかったし、私はちゃんとネナンちゃんからサンクチュアリを受け取ってる。条件は満たしてるはずだ。なのに……これってね。
 けどこんなことができる奴って……一人しか心当たり無い。そうそれって……そう思ってると、やっぱりな存在が、私たちの前に現れる。長い髪の毛に、光り輝く目と口をもって、腰までしかない存在……
 
「メタリファー……」
 
 それが姿を現した。