uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 97

 私が受け取ったイグゼアの資料の中にはこの円盤の資料もあった。てか当然だね。流石にこれだけバカでかい円盤だ。色々とメンテナンスだって必要だろうし、設計図というのはとても重要だろう。
 まあそれを私に残す……かは別問題な気もするが、どうやら『彼』は残しておいてくれたらしい。かなり広いと思ってたこの高速道路のような車線。G-01でも余裕で暴れられるくらいに広いこの道路はどうやら上の方にもう一つあるみたい。どんだけデカいんだよって感じだ。
 
「む、また来た」
 
 私は道路を三体が横に並んで、更に後ろにもう三体……計六体の目玉が向かってくるのが見えます。前の三体は目玉をきょろきょろしつつ、その目玉から発せられる光を向けて進路を確認してるように見える。そしてそれが一瞬G-01を捉える。その瞬間その光が赤く……なったと思ったらすぐに青に戻って何もなかったかのようにこの道路を進んでいく。
 
「よしよし、上手く行ってるね」
 
 いままでも何部隊も実はすれ違ってる。どうやらここの目玉たちは今のように六体かそれか四体まとめて一部隊となって巡回してるみたい。いや、もしかしたら巡回ではないのかもしれない。
 なぜなら、ここを回る目玉たちはキラキラしてるのだ。彼らは出来上がったばかり……みたいな感じがある。そしてこの環状線はゆったりとしたカーブが延々と続くような道路なわけで……とても動きに齟齬がないか確認するのには都合がいいだろう。
 
 なので私の推察的にはここには目玉を作る施設があると思うんだ。そしてそれの動作確認をこの道路でやってる。ついでに哨戒もしてる。なので一定間隔で目玉がやってくる。そんな奴らを相手にしてると面倒なのは間違いない。
 いつもなら雑魚だけど、今の私達にはそこそこ厄介だからね。だから私は一計を案じた。それは目玉たちの通信を解読することだ。彼らがどうやって敵と味方を識別してるのか……カメラで捉えてその目で見て判断してるのかもしれないが、機械なら意思ではなく、内部のルールに従って判断をしてるわけで……G-01という自分達とは全く違う姿を捉えてたとしても、仲間だと思わせる事は出来るんじゃないか? と思った。
 そして実際、それは出来たのだ。彼らの通信を解析して、倒した目玉もちゃんと分析した。そして必要そうな部品だけ拝借して、それにエネルギーを通してある一定の通信を行わせることで、どうやら目玉は仲間と思ってくれるみたい。
 
 これによって私は余計な戦闘を避けることができるようになった。