uenoutaの日記

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転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 238

 とんでもない事実を発見してしまった。これはすぐにでも解決しないといけない事だ。
 
「全くとんでもない課題を残してくれたわねあいつ」
 
 あいつというのはこの本船の主だった彼だ。もうこの世にいない彼。色々ととんでもないものを残してくれた彼。それは良いものも悪いものもあっただろう。でも……とんでもない物を忘れてたという事に気づいた。
 いや、今はまだそれが表面化することはない。なぜかというと、それは私……厳密に言うとG-01がこの船にあるからだ。
 
「でも考えてみたらそうだよね。だって、この船のユグドラシルドライブはG-01にソードコアとして組み込まれたんだ」
 
 実際、それでG-01の見た目が変わったか? というと全くそんな事はない。普通はエンジンが二つになったら、その分大きく成ったりするものじゃないだろうか? でも変化としては数キロくらい重くなったくらいだ。見た目に変化はなく……ね。
 数キロならそこそこ? いやいや……人間なんかよりもずっと大きなG-01を動かすためのエネルギー源がユグドラシルドライブだ。G-01は飛行機よりも小さいが、飛行機や車のエンジンみたいにごついのを想像してしまうのはしょうがなくない? だってG-01はロボットなのだ。
 人型決戦兵器……なのかは知らないが……人が乗れて、操れる人型のロボットだ。そんなロボットのエンジンとなれば……数キロで済むものだろうか? モーターじゃないんだよ? まあ実際私もユグドラシルドライブを直接見たことなんてない。そもそもがG-01を創った人たちはもうその技術がカンストというか、そんな所まで行っちゃってるような人達である。
 私が想像できるようなそんな代物ではないんだろう。そもそもがG-01のどこが弱点で、 どこにユグドラシルドライブがあるのかなんて知らないし? なんとなくここかな~というのはある。でも確証はない。
 ユグドラシルドライブというのはそんな謎な機械だ。
 
「そんなユグドラシルドライブは今やG-01の中にあるはず。だから……今は良い。G-01がある今は……でも、ひとたびここからG-01が離れちゃったら……ユグドラシルドライブで維持してる機能はすぐに停止することになる。そうなると……」
 
 色々とこの船で維持してる色んな場所……この船には世界が三つある。それを維持してるのも、ユグドラシルドライブだった。それがなくなると……もちろん世界は維持できない。つまりは世界の終わり。
 そんなことできないよ。だから私が今困ってる事というのは、その解決策だ。どうしたらいいのかを私はG-01に残された色んな資料とかを読み漁って考えてる。