uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 41

 ミレナパウスさんが海を派手に割った事で、亀が他にやってた攻撃はスカることになった。なにせどうやらあの亀が魔法陣? を投影できるのは海面とかだけみたいだ。いやもしかしたら海という条件があるのかもしれない。
 だから海が割れたら近くの空間に陣を表してその攻撃を続ける……なんて事ができなかった。出来るのなら、割れた海にではなく、もっと近くにしないと意味がない。エネルギーの無駄だ。
 でもそれを亀はしなかった……まあ見えてないのかもしれないが。ただお腹側の虫が煩わしいから、適当に殺虫剤を巻いてる感じなのかもしれない。とりあえず毒が広がった海も、そしてそれと同時に行われてた攻撃もすべてをミレナパウスさんは解決した。これなら追撃が起きることはない。
 でも……いつまでも海が割れてることはない。すぐに海は徐々に割れた部分に大量の水が戻ってきてる。これはやばい……とミレナパウスさんは思ってる。流石にこの激しい水の滞留の中では海の生物であるトビウオだって思うように泳げないだろう。
 
「こうなったら仕方ないですね。強くなってください!」
 
 海が苦手だったのか、海が割れた時点でなんかミレナパウスさんはかなり正気になってるようだ。そんなミレナパウスさんの次の一手。何ができるのか? その答えとして、ミレナパウスさんはトビウオを強化した。しかもそれだけじゃない。なんかグングンとトビウオが大きくなっていく。今まではがっしりとつかめる程度の大きさだった。私の知ってるトビウオよりも全然今までも大きかった。人間と同じくらいのサイズあったしね。
 けど今はそれよりも更にもっともっとおおきくなる。
 
「あそこへ! 直接!!」
「すごいよお姉ちゃん!!」
 
 なんかパッとリファーちゃんがやってきた。転移だろう。そして一緒にミレナパウスさんが大きくしたトビウオに乗る。そして更に魔法を重ねて、トビウオの進路をしめす。それは……亀だ。どうやらミレナパウスさんはこの巨大にしたトビウオを亀にぶつける気のよう。
 多分魔法で道筋を示してるようだ。風を呼び寄せて、トビウオの体も軽くしてるのかもしれない。だから今、トビウオは本当の翼を手に入れてる。滑空して落ちるしかできなかったトビウオがその体を更に巨大にされても、飛ぶ――事ができてる。
 それはきっとトビウオにも初の体験。トビウオは嬉しそうに示された空へと登っていく。