uenoutaの日記

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ある日、超能力に目覚めた件 第三章 第五話Part1

 私の名前は『田上 稲』 普通の公立高校に通う花の女子高生だ。中学では比較的おとなしいグループにいたが、高校では思い切ってパスケットを始めてみて、日々の部活に、部活仲間たちとの付き合いで日々高校生活をエンジョイしてる。
 
 そんな花の女子高生である私たちがいつもなんの話しをしてるかといえば……それは八割が恋バナである。誰が付き合ったとか、あの配信者が格好いいとか……そんなのだ。
 
 それかあとはくだらない話し。大抵はその時何を話したのとかあとから思いだそうとして思い出せない程度のはなしだ。女子の会話なんてのは大抵そんなくだらない話だよ。
 スポーツで汗を流して、おしゃれなカフェにいって駄弁る。それが女子高生だ。バスケで消費したはずのカロリーを甘さマシマシの飲み物で台無しにしていく。それもまた女子高生。
 大丈夫、私たちは若いから。運動の意味がない? そんなのは自分たちでもわかってる。バスケはかなり激しい運動だ。フィールドはそんなに広くはない。でもストップアンドゴーを繰り返すバスケはとても激しいスポーツと言えるだろう。
 そんな激しく運動をしたら……さ。甘いものが必要になるのは当然何だ。そして女子高生のエンジンに必要なガソリンが甘い物ってわけ。
 
「私……ね。実は先輩に……」
 
 そんな風に向かいの子がモジモジしながら言い出した。いつもの今日の恋バナだったはずだ。通学途中で見たあの子が格好良かった……とか、電車ですれ違った人が良かったとか……そんな他愛もない話になって、干渉することはないイケメン……いやイケメンでなくても男性への理想とかなんかをただ話すだけだったはずの場。
 
 いつかこんな恋がしたいなぁーって話だった筈なのに……同じバスケ部の一人がまさかの実際の恋バナをしてきた。実際クラスにも部活の先輩方にも恋人がいる人はいるらしい。
 でも大抵は恋をしってるようにいうただの見栄……が大半だったはず。
 
「もっと燃えるような恋がしたいなぁー!」
 
 というのはこれまで恋をしてきたみたいだけど、実は全然そんなのしたことないやつが大半言ってるものである。そして目の前のこの子も……つい最近いってたはずだ。
 
「私は恋よりも今はバスケ……かな?」
 
 ってさ!? そんな風に言ってたよね? そんな風に思う心もあるが……けど私、田上稲も他の皆と同じように――
 
「ええー誰々ーー!? 告白? どんな人ー?」
 
 ――って、椅子を脚で後退させながら押し迫ってしまう。これはしょうがない。だって世の女子高生は恋が大好物なのだ。