「神の力が飛躍的に高まってる?」
私は神の変化に気づいた。そんなことを考えてる間に、私が暴走して空間につけてしまった裂け目……それは閉じてくれた。これで体の不自由さはなくなったね。なにせ世界を飲み込まれないようにと踏ん張ってたからね。
そのせいで神の攻撃を避ける事ができなかった。でもこれでもう世界を支えることもしなくていいし、自由に動ける。
「ふう、はー」
私は息を大きく吸って吐く。この神の言語はよくわかんない。でも、そんな事はどうでもよかった。こうなったら、直接的に思考を頭に叩き込む。生物とかにそれをやると、下手すると脳が破裂するとかそんな危険性がある。
神のような頂上な存在がやるような、そんな啓示? はある意味で脳に影響を残したりするからさ、危険であったりする。盲目的にそれにすがろうとするのは、それが原因だったりする。直接的な語りで脳に変化が起きるのだ。
そういう症例がG-01の中には記録して残ってる。G-01を作った世界の人たちの技術は進んでるからね。通信手段も電波とかそんなのではなく、思考同士で直接的なやり取りをする……ってのがあったみたいだ。
でもそれには問題があった。だからそれは禁止されたという記録もある。色々とえげつない事件が起きたらしい。けど技術はずっと進歩し続けてきたわけで……それは当然G-01にもある。まあ普段は? 普段はそれこそ自身の域がかかった対象にしかつかわないよ。
それこそ私の作ったボディをつかってるアイとか勇者である。あとは意思疎通が難しいポニ子とかね。でも神なら……そう神なら問題なんてないでしょ。言葉が通じないのなら、思考を叩きつけてでもこっちに敵意がないってわかってもらわないとね。
『私は貴方の敵じゃない!!』
そんな思考を私は神に叩きつける。すると……だよ? するとなんと速攻でこう帰ってきた。
『そんな訳あるか!!』
うーん、これまでの行いを振り返ると……それはそう!! いや、反論できないぞ。だって私がやったことを羅列してみようか? 神が狙ってたウサギな彼女を勝手に世界の外へと持ち出した。そして神に対しかなりのダメージを追わせた……うんギルティ判定を食らっても文句はいえないよね。
けどだからって仕方ないってことにはできない。こうやって対話の糸口ができたんだ。ならば……
『ごめんなさい! それは謝るから!!』
私は素直に謝罪する。私は謝れる子なのだ。