uenoutaの日記

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ある日、超能力に目覚めた件 第三章 第五話Part6

「はぁはぁ……」
 
 部活終わり、友達といつものおしゃべりをして、家に帰ってご飯を食べて部屋に戻った。塾に通ってる子たちはきっとまだいそがしく勉強をしてたりするんだろう。でも幸いなことに私はまだ成績はいい方だ。
 中学の時の貯金がまだ機能してる。だからまだ塾とか行かなくてもよくて部活や学校に打ち込めてる。もちろん受験を見据える……となると、塾には早くにいったほうがいいのかもしれない。
 けど、私はまだ未来を見てない。だからなんの目標もないのだ。いや、部活の方で活躍するとかさ、青春を謳歌するとか……そんな願望をもって高校デビューを果たしたのだ。だからそっち優先。
 部活に精を出して、友達と放課後を堪能する。十分に私は青春をしてる。でも……青春の一番の醍醐味は何だろうか? いまでも十分? という人も当然いると思う。
 でもいろんな物語で主役に来るのは『恋』じゃないだろうか? 所謂 『LOVE』である。そしてLOVEを頭に浮かべると、さらに心臓の鼓動がはやくなった。
 そして頭に浮かんだ一人の男子。さっきから心臓が痛い。このまま部屋にいてもこの鼓動は落ち着きそうになかった。
 
「よし、走ろう!!」
 
 私はそう思って外に走り出した。いつもならこんなことしないよ? だって部活の後なんてヘトヘトだ。予習と復習したらもうねむねむである。
 でも……ここ最近はとても調子がいい。なんだか、不思議なんだけど、体力があり余ってるというか? 部活の時もそうだったけど、先輩たちだってヘトヘトだったのに私には余裕かあった。
 
 みんな「凄い」−−といってくれた。そして今も……
 
(あれ? 私今、どのくらい走ってる?)
 
 夢中で家を飛び出して走り出した。軽くちょっとジョギングする程度にしようと思ってた。でも……どのくらい経った? 考え事をしてたら、どこまできたかわかんないくらいだった。
 でもそれでも……おかしい。どこまでも走れそうだ。疲れ? そんなのはない。もしかしてこれって……もしかしてここれって……
 
ランナーズハイってやつ!?)
 
 きっとそうに違いない。