uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

転生したらロボットの中だった(ただし出ることはできません)祖にありける新の形 197

 この泉の生物たちがどんな感覚があるのか? というのがちょっと不安だった。だって水中の生物なんだから、私たちのような地上を生きてる生物とは違う感覚器官が発達しててもおかしくないじゃん。いや、普通はそうなるとおもう。だって水中を標準にするということはそういうことだと思うしね。
 だからちょっとドローンを見づらくした程度では……と思って、私はズームを使うことにした。いや、もっと正確に言うと、役割分担……だね。ズームを使って、映像を撮るためのドローンに、マイクの感度を上げて、音声だけを拾うドローンという役割分担。
 
 それなら、基本的な装備しかしてないドローンでも水中でもどうにかできるって思ったんだ。ある程度数が容易できたからできたことだね。どうやら私が勇者たちの方でいろいろとやってる間にも、ドローンは……というか拠点の船ではずっと解析を進めてくれてたみたい。
 なにせこの亀の背中の世界には最初はちょっとしか入り込むことができなかったからね。最初はそれこそうまくリファーちゃんたちに巻き込まれた数体しかこの世界に入れなかった。リファーちゃんの空間移動さえも阻むような結界があったからね。
 でもそれをずっと解析し続けてくれて、わずかなほころび? いや同調? ができたみたい。それによってたくさんのドローンをこの世界に送り込むことができたみたい。というわけで、私はそれを使ってる。もっといろいろとアタッチメントを付け足せればいいんだけど、この世界に入り込めるのはデフォルトのドローンみたいだからね。
 これでできることを工夫してやるしかない。もっと解析が進めばいろいろとできること増えそうだけどね。今は処理能力を二つの世界に分散もしてないし、きっと完全解析もそう時間はかからないと思うけど……
 
「荒い画像もこっちで補正して、音声だってG-01の機能で波形から高音質化すれば……」
 
 実際この声……というのはどういう風に伝えるんだろうか? だってここは水中だよ? 音……ってのは誰もが知ってる通り、空気の振動だ。それを耳が受け取って音声として脳が処理してる。空気と水では重さとかさ……違うじゃん。
 だから揺れる? とか思う。でも彼らの言葉はテレパシーとかではないんだよね。確かにその口は動いてる。だから水を揺らしての発声だとは思うんだけど……ね。いやもしかして実は口パク……とか? そんなわけないよね。だって波長はとらえてるからね。
「ふむふむ……」
 
 私はたくさんのこの泉の街の話題をたくさん拾っていく。その中でなにか使えそうなものはないかなって情報を整理するよ。