uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 340

「一体なにを調整してるんだろう? リファーちゃんのことだからそこまで複雑なことはしてない筈」
 
 私は考える。よく見てみると、リファーちゃんがやってるエネルギーの移動……それは私がやってるのとはなんか違う。普通さ「移動」っていったらどういう物を思い浮かべるだろうか? 私はそれこそ水が上から下に流れていくようなさ……それを思い浮かべる。流れってやつだよ。
 水は高い所から低い所にながれる。血液は心臓という運動で全身に送り届けられる。今の状況でいうと、切り取ったエネルギー……それが最初にある空間がタンクのようになってて、そこから別の空間に流れていく……ってかんじで、それを循環させてたわけだ。そしてリファーちゃんがやってることと同じようにするために、その空間の途中には外に通じる穴がある。
 そうなると、当然だけど予めためておいたエネルギーは減っていく。移動させるにも、減っていくとなるとその勢いは徐々にに弱くなっていく。
 だってタンクの水が無くなっていってるんだからそうなる。水じゃなくエネルギーなんだけど……でも理屈は一緒だろう。けどリファーちゃんはなぜかそれが減らないようにしてる。
 増えてはない……らしい。でも同じ物が永遠にあるようにしてるだけ。
 
「そうか……」
 
 私は思いついた。そもそもが「移動」してるのが間違いなんじゃないかな? 確かにリファーちゃんは無数の空間を細かに繋げてあの白い魚からきりとったエネルギーを「移動」してる。
 そこは間違ってない。でもリファーちゃんがやってる「移動」と私がやってる「移動」はどうやら違うのだ。私が水が流れるような「移動」というか? 動き? 流れ? を移動としたのに対して、リファーちゃんは文字通りの「移動」なのだ。
 何をいってるのかわからない? つまりはリファーちゃんは流してるんじゃない。エネルギーを丸ごと全て? 全部? 移動させてるのだ。多分それが一番の私とリファーちゃんの違いだと思った。
 

ある日、超能力に目覚めた件 第三章 第二十九話Part2

 野々野足軽は時々手首の変な文字? 字? それを触るような癖が付いてた。ついついなんかそこだけ変な感覚だから、野々野足軽の手が伸びるみたいだ。
 はっきり言ってどうにかしたいと思ってた。なんか監視されてるような? 月側の干渉を感じる気がしてるのだ。でもだからってこの地球にある全ての遺跡を稼働させて正常なキー・鍵を得てまで行くのもどうかと思ってた。
 だって……そんな場合じゃないからだ。
 
「やるぞ。世界をひっくりかえすときだ」
 
 野々野足軽はそう宣言した。勿論世界へ向けて……とかじゃない。自身の周囲、コピーたちに向かってだ。世界はともかく、とても日本はあの騒動で混乱してる。都合が良かったのもあった。
 でもそれだけじゃない。一応いつでもそれをやれるだけの条件は野々野足軽達は整えてきた。それはいつだって発動できたんだ。
 でも……やらなかった。なぜか? それは野々野足軽にそこまでの決心ができなかったからだ。だって考えてみて欲しい。野々野足軽たちが考えてるのは今の……この世界の崩壊である。今の経済基盤……社会基盤の崩壊……それによって世界をリセットしようってのが目論見だ。
 
 このままだと増えていく目覚めた超能力者と非超能力者の確執は広がっていく。そしていつしか大きな争いとなるのは目に見えてる。漫画の読みすぎ? いやいや、他者……いや人は自分と違う存在を排斥するって事は歴史が証明してる。性別で、髪色で、肌色で……これまでも散々やってきたことだ。
 それが超能力で起きないなんてなんで言える? 野々野足軽は社会の性善説なんて信じてない。比較的治安がいい日本という国に住んでても野々野足軽はそう思ってる。
 だからきっと何もしなかったら、排斥され続ける超能力者達が立ち上がるような……そんな風に歴史は動いていくだろう。野々野足軽が全ての超能力者たちを救えばいいじゃん? そんな事は不可能だ。
 それにただ救うことには意味……はあるかもしれないが、それはそれで問題だって野々野足軽は思う。だってどっちかに手を差し伸べる事は、どっちかに手を差し伸べないってことだからだ。
 
 いやいや、既に普通の人達にはちゃんとした社会があるじゃん? 確かにそうだ。すでにこの世界は超能力者以外を前提として成り立つ世界になってる。
 でもだからって力ある者が一方にだけ手を差し伸べるのは不公平だっておもう奴はいるだろう。だってこの世界は非超能力者の全員が幸せなのか? って言ったら……残念ながらそんな事ないからだ。
 不幸な人たちは常にいて……きっとずっと誰かの助けを待ってる。そこには超能力者も非超能力者も関係ないのかもしれない。
 
「はぁー」
 
 野々野足軽は思わずため息をついてしまう。

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 339

「むむむむ……これは……」
 
 私は眉間にシワを寄せてる。リファーちゃんに出来るのである。私にも出来るかもしれないって事で、リファーちゃんがやってることを再現してみようと思ったのだ。G-01の処理能力があればどうにかなるかなって? 
 ぞれに確かめて見ないとなんとも言えないし? 簡単に出来るのにそれをやらないのは怠慢だろう。それにリファーちゃんの遣り方は使えるし? 増えてはないってリファーちゃんは言ってるが、どう考えても増えてるのと同義だからね。
 これはエネルギーの節約になる。まあそもそもが? 膨大なエネルギーを保有してるG-01ではあるけどね。細々とした力の使い方なんて不要なほどではある。
 でもだからって節約は大事だとおもうんだ。うん……前世の感覚? が節約とはいいものだっていってるからね。その精神的にはとてもリファーちゃんのやった事は感銘できる。
 だから試してみた。リファーちゃんの言葉を聞いて、推論した方法でやってみた。空間の認識は私にもできるからね。問題は時間だと思った。
 でもそれも案外どうにかなった。そもそもが? そもそもが何もなかったら? いやその言い方だとちょっとちがうかもしれない。時間って奴は時間を観測というか? 感じる事ができない他者が居なければ発生しないというか? 世界にはそもそもが時間というシステムはないっていうか?
 それである。何をいってるんだ? っておもうかもしれないが、沢山の存在が己の中で刻む生命の鼓動とでもいうべきか? それが時間である。
 世界には時間の流れっていう大きな仕組み? ってやつはないのだ。
 つまりは生み出したばかりの、他に何も存在し得ない空間には時間なんて物は存在しなかった。だってそれを刻む存在がいないからね。
 空間自体が刻むのであれば別だ。最初から生み出したその空間を時限式とかにするとかね。そういう風に設計してたら、そこには空間としての時間……があると言えるだろう。でもただ普通に作った空間には時間なんてない。
 
 そこにエネルギーを流し込む。でもそしたら、流れないんだよね。だって時間がないからね。ならばある一定の時間が必要だって事で設定する。同じような流れの時間を設定した空間を幾つも作って、エネルギーを循環させる。
 ついでに穴を一つ開けて、そこから常に流出させてみた。うん……それは勿論、永遠……とはならない。ただ空間を作って、エネルギーが流れるだけの時間を作ってもそれは出来なかった。
 もうちょっとリファーちゃんがやってることには種があるようだ。
 

ある日、超能力に目覚めた件 第三章 第二十九話Part1

「はっ……」
 
 野々野足軽は周囲を見た。そこは宇宙じゃない。木々が鬱蒼とした森の中だ。けど足元の不安とか、この場所に漂ってた変な感じ? はなくなってる。
 
『もー! マスター大丈夫ですか? 反応ないのは淋しいですよぉ!』
 
 スマホの沙沙羅様がそんな事を野々野足軽にいってた。とりあえず野々野足軽は現状がどうなってるのかを沙沙羅様に聞いてみる。
 
「どうなってる?」
『事態は収束してます。揺れも収まりました! 全国民への干渉はもうやめてよいかと』
 
 どうやら野々野足軽が宇宙にいってる間に事態は収まったみたいだ。けど……
 
(俺は宇宙にいった……のか? それとも精神だけいったの?)
 
 そこが曖昧だった。いや、野々野足軽的には体ごといってたつもりだった。そしてこの目で、確かに青い月をみたはずだ。野々野足軽は空をみる。そこにはいつもの月がある。でも野々野足軽はその月を大きくみる。遠視を使って、宇宙に佇む月をみる。でもそれは青くはない。普通の月だ。でも気の所為……なんてことはないだろう。
 なにせ野々野足軽には青い月の名残がある。野々野足軽の手首。その内側には読めない月の文字がタトゥーのように刻まれてた。
 それを指でなぞる野々野足軽。するとそこには野々野足軽の力とは違う別種の力を感じる。
 
「とりあえず、変なことが起こってないか注視しててくれ」
『もちろんです!』
 
 事態は収まった。地震も噴火も収まってる。けど何か変な影響が残ってないかはもうちょっと観察することにした。野々野足軽は慎重なんだ。結局、月にいたのは神だったのか? なんなのかはわからなかった。
 でも確実に何かはいる。そして……他にも分かったことがある。それは……
 
「地球は狙われてる」
『はい?』
 
 沙沙羅様が野々野足軽のボソッといった言葉に反応した。けど野々野足軽はそれ以上いう気はないよゔだ。それに対して沙沙羅様もそれ以上追求するようなことはしない。
 なにせ自分たちを生み出したマスターはとても深い考えと、先を見据えてるとしってるからだ。その目には見えないことなんてなくて、彼が動けば全ては解決できる。だから……別にいいのだ。
 
 本当なら今回の災害でこの日本と言う国は大きな被害を受けてておかしくなかった。でもそれを回避できたのは野々野足軽の圧倒的な力のおかげ。なので沙沙羅様は思ってた。
 
「流石です、マスター!」
 
 ――てね。

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 338

 質量保存の法則って奴を知ってるだろうか? 私はその言葉しかしらないが、まあなんやかんや物体の質量は変わらないとかいうやつだったと思う。
 
 いきなり何を言い出すんだ? って思っただろう。リファーちゃんは空間とか時間に干渉できるのであって、質量は関係ないって……そもそもが物体に宿った質量とかでもないし? 
 でも切り取った空間をある種の物体と考えるのなら……そこに残ったエネルギーは質量と言えるのではないだろうか? そしてリファーちゃんはそれを数多の空間で廻してる。
 それだけなら、そのエネルギーをただ単に空間同士でやり取りしてるだけってことになるだろう。ただエネルギーを移動させる。それは別に何もおかしなことじゃないっていうか? 特別なことじゃない。空間を唯の県とかに置き換えればいい。
 
 別に県を跨いだ所でなにかが起きることはないだろう。それはただの「移動」だからだ。まあこの場合は? 何も起こらないはずなのに、変化が起こってることがおかしいんだけど……
 
「なにせ、減ってないからね」
 
 車だってそうだ。県を跨いで移動したからといって、表面上は何も変化はない。でも……だ。でも、その車の中のガソリンは減ってるよね? もっといえばもしも歩いて移動するとしても、人の体内のエネルギーは減ってるはずである。動く……というのはエネルギーを使うことだから当然だ。
 けどリファーちゃんはエネルギーを空間から空間から移動させてるのにそれを減らしてたりはしてない。寧ろ維持してる。増やしてはないらしいが、維持してるのだ。それはそれでありえないわけだけど……もしもその空間が特殊ならどうだろうか? もしもリファーちゃんがエネルギーがある空間を沢山作れる……いや時空間を操る彼女は、時間をエネルギーがある空間で固定して、それを幾つも作れるんだとしたら? 
 それならそこにあるのはもとからある切り取ったエネルギーの空間であって、増やしてはない……ということになるんじゃないだろうか? 彼女の感覚ではね。だってそれは同じ……だからだ。まあ傍目からみたら増やしてるのと同義なんだけど……
 

ある日、超能力に目覚めた件 第三章 第二十八話Part11

 青い月と超巨大な宇宙船の戦いの激しさはましていってる。そればまあいいとして野々野足軽はおもった。いいとおもったのはどうやらこれは今、起きてる事はではないと分かったからだ。もしも……だ。もしも今、あの超巨大なUFOが迫ってきてるのだとしたら、こんな悠長に鑑賞なんてしてる場合じゃないからだ。
 とんでもない力を持ってる野々野足軽こそ、戦うべきだろう。別に誰もが野々野足軽に懇願してくることはないだろうが……少なくとも今、地球で力に目覚めてる存在では流石にあれと戦うなんて出来るわけない。
 そもそもが宇宙空間に行けるような? そんな力を持ってる存在なんて野々野足軽以外には確認さえ出来てない。
 
 野々野足軽だって宇宙空間に行けるのは余剰な力がそれほど腐るほどあるからだ。でも大抵の超能力者達はその力は己の中にあるぶんだけである。
 それで宇宙空間まで到達する……となるとかなり厳しい。どれだけ鍛える事で伸びるかはわからない。そこは個人差がきっと大きい。
けど野々野足軽は自身はかなり伸びてたほうだと自負してる。でもその野々野足軽であっても、自身の力だけで宇宙空間まで行けたのか? といえば……そこはどうだろう? って思う。もっともっと鍛える必要があったような気もする。今は外に力が大量にあるから、それを野々野足軽はいつだって使えるから何も問題はない。
 でもそうじゃなかったら厳しい。だからもしも今、本当にこのUFOが攻めてきたら……戦うのは野々野足軽になる。でも幸いなことにこの光景は今現在おきてることじゃない。多分ずっと過去……それこそ人類がまだ生まれてるかもわからないような?
 
 そんな過去の出来事だと思われる。でも既に月はあるわけだし? やっぱり人類は居るのかもしれないが……
 
「それかもしかしたらここで月は……」
 
 破壊される? それによって月がない時があったとか? それなら人類の歴史に月がない時があるのが説明できるかも? でもそれなら今、どうやって復活したんだよってことになる。
 
 実際に野々野足軽のこの時代には月があって、本当の青い月もあったし……ならば……この戦いで勝利するのは……
 
 最初は優勢に見えてた超巨大なUFO。でもその戦いで船体のの大きな部分をえぐられて、傾いてた。勝ったのは青い月? でも遥か彼方の宇宙から大きな脅威が来たことは事実。そして宇宙は広い。
 再びの襲撃が今……起きないなんて誰にもいえないよなって野々野足軽は思った。

ある日、超能力に目覚めた件 第三章 第二十八話part10

 青い月と宇宙船の戦いはすごかった。それはやっぱり映画とかで見るような? 宇宙での艦隊戦とか……じゃない。結局あれは、どうあっても人間の想像上の戦いなんだって野々野足軽は思った。
 人がそんな風に戦うから、宇宙人とかもそうだろうっていう願望? いやそれか寄り添いと言ってもいいのかもしれない。どういうことかというと、あまりにも人から逸脱した戦いを映画として観せても、誰も共感なんて出来ないってことだ。
 そして誰も共感できない作品はどうなるか? そはれきっと駄作と認定されるだろう。きっとその監督のオナニー作品とか言われるはずだ。そんな事になったら目も当てられないから、人が想像できる範疇の物を作ってる……とも考えられる。
 まあ本当に人間の想像の限界って線もある。でも映画監督とか、それこそハリウッドとかの映画監督なんかは野々野足軽が考え付かないようなことを考え付いて、突飛な発想とかしてるものじゃないだろうか? そうおもってた野々野足軽。
 けどこれが……
 
「これが本当の宇宙の戦い……」
 
 野々野足軽の目には巨大な宇宙船が船体から光をいくつも集めて、ハンバーガーのように中央が開いた部分に数えきれないほどの砲台があるのが見えてた。いやかなりの距離があるが、野々野足軽には見える。
 そしてそれに対してこの青い月は今のところかなり防戦一方である。でも直撃は食らってない。どうやらかなりの防御機構があるんようだ。不可視のシールドが何発も打ち込まれてる攻撃を完ぺきに防いでる。
 けどこのままだとダメだろう。月は一体どうするつもりなんだろうか? そんなことを思ってると、一旦宇宙船側からの攻撃がやんだ。さすがにあれだけの砲撃である。連続して打ち続けるのはできないのかもしれない。
 でも……野々野足軽は思う。
 
「あんなの一発でも地球に放たれたら……」
 
 それだけで地球は木端微塵になるだろう。その確信が野々野足軽にあった。宇宙は静かだ。空気がないから音がない。さっきまで派手な光が放たれてたが、それでも無音だ。
 だから変な感じだった。そして向こうの攻撃がやんだからか? 今度は青い月が反転攻勢に打って出るようだ。青い月から青い文字が宇宙に広がっていく。それはまず月を中心に平面に広がって、そこから等間隔に間をあけて上下に柱の様にさらに伸びていく。