uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 運命という世界線を壊せ 1033

迫ってくる白い軍団。それは進化を重ねた砂獣の軍勢。それらが砂埃を上げながら迫ってきてた。再びそれだけの軍勢を見て、さっきまでオロオロとしてた教会の奴らは―― 『まだまだだ!!』 『そうだ、波に終わりなど無い!!』 『貴様たちが絶望をして死にゆく…

ある日、超能力が目覚めた件 394P

その日、何人の人がその声を……叫びを聞いてたのか。ある30代、山を登ってた男性はいった。 『あれには驚きました。最初はそれこそ気の所為だと思ったんです。それか熊か……でも明らかに熊とは違うし、なんか空の方から聞こえてました。それにその日は色々と変…

ある日、超能力が目覚めた件 393P

「なんっ!?」 『そうでしたね。あれも私の一部です』 穴の中からドラゴンのでっかい爪が出てきてた。それのせいで、穴はそのままだけど、その穴を中心に空にヒビが入ってた。せっかくいい雰囲気だったのに……と野々野足軽は思う。というか、既にもう解決し…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1032

「なんだこれ……」 誰かがそんな事をいったらしい。眼の前の光景……それが信じられなかったんだろう。 「ははっ」 誰かがそんな風に笑ったらしい。眼の前の光景をみて、思わずそんな笑いが出たらしい。そこにあったのは喜びとかでも、ましてや興奮でもなかった…

ある日、超能力が目覚めた件 392P

(ちょっと誰よ!) ポカっとされた風の少女は感動を台無しにされたからか、怒ってる。まあけど野々野足軽的には助かったといえる。なにせさっきのままでは地上がどうなってたのかわからない。風の少女の気持ちに呼応したことで強力な竜巻ができてた。自分た…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1031

「全員前を開けるのだ!!」 そんな風に王様が言ってくれた。別に飛び越えていけたんだけどね。でもなんか後方にいた部隊がきれいに左右に別れてくれたから私はG-01でそこを歩く。いい気分である。そんな事を思ってると、なんか肩にアイが乗ってきた。 「私…

ある日、超能力が目覚めた件 391P

(ここは……外? うわぁ……わあああああああああああああああああああああん!!) 頭にたたきつけられる思念。それはまさに号泣だった。そしてそんな感じで風の少女が泣きわめいてるからだろうか? 一気にこの周辺の天気が悪くなってきた。風なのになぜに風の…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1030

私が出るのは簡単だ。それによってこの戦いに勝つこと事態はできる。けど本当にそれでいいのか? ってこと。それを私達はずっと懸念してる。誰かに……私達のような他人に頼って救われた世界は、また危機が訪れたとき、この世界の人たちは再び『誰か』に頼るの…

ある日、超能力が目覚めた件 390P

(誰か……助け……なに、これ? あったかい……誰か……いるの?) ドラゴンの動きがおかしい。実際癒やしの力は届いたのか……なんとかほんのちょっとだけ、ほんのちょっとだけは届けられたと思う野々野足軽。それの影響か? ドラゴンがなんだか苦しそうにぐるぐると…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1029

闇と光が混ざったような砂獣達。内部からパリパリと新たなその姿を表してくる。まさにその姿は脱皮のよう。そうして出てきたのは今度は真っ白な砂獣だ。蟻は蟻の砂獣のままだけど、その大きさはさらに大きくなってる。 「つっ、まだ今なら!」 そう言って勇…

ある日、超能力が目覚めた件 389P

(反応が遅れる……) そう野々野足軽は思ってた。なにせアホみたいに速いドラゴンの対応をしつつ、ドラゴン内部の風の少女……そこまで癒やしの力を届けてるのだ。どっちも油断なんて出来ない。ドラゴンと対峙してる方では既に攻撃の必要性はないかもだけど、け…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1028

『だから狂信者は嫌なのよ』 嫌なものを見た。私はその場にはいないが、この戦場のどこよりも私はこの戦場の情報を得てるだろう。だからこそそれを見た。勇者が倒した聖騎士達がその最後を迎えたところを……まあ実際あれは勇者が最後を与えたわけじゃない。自…

ある日、超能力が目覚めた件 388P

「よし!」 ヤマ勘が当たったことによる声……それがでた。なにせ、ドラゴンがどこに出るのかそれは実際わからない。風になって右にでるのか左に出るのか……それか上やら下、さらには背後って選択肢だってあった。そこで上に出たドラゴン。別にそれは本当に偶然…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1027

爆散したでっかい聖騎士。何かあるか? と思って自分は警戒してた。けど、どうやら復活してくる……なんてのはないらしい。よかった。下の方では落ちた普通の聖騎士達が、こちら側の者たちと戦ってる。けど……その聖騎士達に変化が訪れた。どうやら聖騎士達には…

ある日、超能力が目覚めた件 387P

「ごめん――」 そんな事を呟いた野々野足軽は再びドラゴンへと攻撃をする。突っ込んでくるドラゴンに合わせての攻撃。太い腕を作って殴る。ドラゴンの鱗へと入る亀裂。野々野足軽はすかさずそこに癒やしの力を流し込む。なにせ殴った瞬間に『痛い痛い』と風の…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1026

でっかい聖騎士の分身のような奴の真っ先に来た一体。どうやらこれはただの分身ではないらしい。それを瞬時に見破って向かってくる剣にこちらの聖剣を合わせる。分身のくせにやけに眩しい剣がむかってくる。けど冷静に……力で押し切ろうとしてくるこいつに対…

ある日、超能力が目覚めた件 386P

「くっ!」 どうやらあのドラゴン……勝手に傷か再生するらしい。そして再生してしまったら、力を野々野足軽の都合で流し込むことが出来なくなる。そもそもがドラゴンという存在故なのか、外殻からはほとんどサイコキネシスとか、あのドラゴンにはきかない。だ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1025

聖剣の輝きが収まっていく。それを見て、でっかい聖騎士がニヤリとわらった。 「そんな、そんな脆弱な光で何ができる? 今のわたしは貴様を超えている。同胞の命、さらにはそれを生贄に、さらなる力を求める」 魂までも奪って、さらにはそれを生贄にまでして…

ある日、超能力が目覚めた件 385P

(確かに速い……けど!) 見える。見えれば対策はある。それに……だ。それだけ速いと言うことは、それを利用すればこっちは最小の力で向こうに多大な攻撃を加えることができる。今はどれだけ節約して効果的な攻撃ができるのか……ってのが大切だからそれはとても…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1024

「そんな事、言われる筋合いはない。それに……」 そういって自分は眼下をみる。そこには一生懸命砂獣と戦ってる皆が見える。魂の輝き。絶対に負けないという、気概がこちら側にはある。けど教会側はどうだ? そんな気概はない。だって向こうの戦力はほぼ砂獣…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1023

「これが世界を渡る者の力……だがそんなものに屈するわけにはいかない!!」 でっかい聖騎士がそんな事をいった。そして光の剣を掲げる。その光の剣に更に光が集う。それは周囲の普通サイズの聖騎士達の光の剣から集めてるようだ。普通サイズといっても、誰も…

ある日、超能力が目覚めた件 384P

「いや、今はそんな事を考えてる場合じゃない。なにせ体はこっちにある。完全に力を閉ざす……なんて必要はない。ても……向こうに体ごとあったほうができることが多かったのは確かだけど……」 そんな事を野々野足軽は呟いた。やれる事はやっぱり直接……の方が多い…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1022

「ふむ……」 やっぱりあんまり私が出てしまうと……ね。流石に被害が大きくなるとわかってるのに何もやらない……なんてのは私の良心が許さないから、こういうときは仕方ないが……既にこの世界の外で世界をせっせと構築してる鬼たちを相手にしちゃってる私というか…

ある日、超能力が目覚めた件 383P

それは単純明快。ドラゴンはただ速い。まるで風のように…… 「そういう事か……」 あれはもともと風の少女だっだ。そしてその翼には常に風が宿ってた。あのドラゴンはきっと風を……スピードに特化してるドラゴンなんじゃないのか? と野々野足軽は思った。スピー…

ある日、超能力が目覚めた件 382P

(行け!!) そんな命令を野々野足軽は飛ばす。けど実際、あの力の巨人は別に自立して動く……とかじゃない。流石にいまさっき思いついて実行してみただけの使い方なのだ。それにいきなり自立するような事を出来るほどに野々野足軽は器用ではない。なので『行…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1021

ピピピピピ――そんな音が私のコクピット内に響く。流石に来たか。そろそろ暇してて欠伸まで出る始末だったから、そろそろ来てくれないかなー? とか思ってた。警告音が脅威が上空から迫ってることを示してる。いやそれだけじゃないかもしれない。私のG-01のレ…

ある日、超能力が目覚めた件 381P

念力をただ使うだけではあの鱗に阻まれてしまう。けどだからって収束して打ち出すのは切り札に近いし、なによりも破壊するという側面が強くなりすぎる。あれは風の少女で野々野足軽がこの戦闘で最終的に狙うのは風の少女を救うことだ。 それをするのに『破壊…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1020

なんかとてもミレナパウスが気合入れて戦場に行ったと思ったら、七面法被の活躍をしてる。たくさんの仮想モニターに出した戦場の情報を見ながら、私はこの戦場を俯瞰してる。とりあえず地上戦は拮抗してる。変なのが出てきて、砂獣が強化されたのはまずかっ…

ある日、超能力が目覚めた件 380P

手の所から離れたドラゴンは野々野足軽が集めてた力の場所へと向かって言って、そして――バクン!! ――と口を開いて閉じる。けど…… 「させるかよ」 野々野足軽はドラゴンに食べられる直前に力を拡散させて、ドラゴンに食べられるのを防いだ。なにせ食べられた…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1019

地面に着地した俺はミレナパウスの背後から迫る砂獣がみえた。武器は……さっきのデカいやつに使ってなくなってしまった。手の届く範囲にはない。けど迷ってる時間はない。ミレナパウスは気づいてない。俺は拳を強く握った。 「うおらあああ!!」 踏み込んで…