uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 163

「アインラザードの奪還が失敗して、そして中央の人達が本当かどうかわからないですけど、逃げだし事で不安が大きくなりました。だからズンジャイサンバの上の人達は、賞金稼ぎの人達を軍に強制徴収を始めました」 「そんなことを……」 ラパンさんが信じられ…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 162

「かなり私達は色々とたまってました。でも、アインラザードを奪還してくれるのならって我慢してたんです。彼等が散々ズンジャイサンバをメチャクチャにして、そして派手なパレードと共に、出立していったとき、皆心から安心した事でしょう。勿論、これでア…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 161

「あれは 『アインラザード』が落ちたという事が言われ出した時でした」 そう言ってフェアの話しは始まった。彼女の口は重かったが、信頼は多分勝ち取れたんだろう。ラパンさんよりも俺が優しく諭したら話し始めてくれた。 「ズンジャイサンバは近くの街で、…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 160

「失礼しよう」 そう言ってラパンさんが来たのはなんと昼頃だった。それまで彼女フェアとは予想以上に仲良く……仲良くなったかな? 沢山の身の上話を聞いたし、こっちも俺の世界の事を色々と喋った。沢山の冒険譚だ。それをフェアは目を輝かせて効いていた。…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 159

「あのそろそろいいですか?」 フェアさんも落ち着きを取り戻した……というか更に熱くなって「もう、大丈夫ですから」とか言ってるから、とりあえず抱きしめるのは止めたんだけど、そこまで距離は変わってない。なぜなら、俺の後ろでこの宮殿のメイド係の人が…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 158

「ここはアズバインバカラ……なんですか?」 なんとか落ち着きを取り戻して貰って、俺はここがアズバインバカラだと説明した。その話をする前までは、どこかポーとしてた彼女だけど、今は流石にショックを隠し切れてない。ベッドにもどした彼女はシーツを強く…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 157

なんとかあの協会の女の人をやり過ごして、最後の部屋に来た。それは昨日の夜に戻って来たジゼロワン殿が連れてきた人が寝てる部屋だ。どうやら既に目は覚めてるらしい。ここの警備してる兵士が教えてくれた。まあ彼女はどうしてここに居るかもきっとわかっ…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 156

「勇者様は異世界から来られた……とか?」 「ええ、そうですね。この世界の人間ではないのは確かです」 「なにほど……ですからあり得ない事に私はこうやって五体満足なのですね。見てください……」 そう言って彼女は腕……ではなくて、元々透けてたスカートを捲っ…

私の百合はお仕事です! 陽芽ちゃん 秋服

#私の百合はお仕事です! 私の百合はお仕事です! 陽芽ちゃん 帽子 - uenoutaのイラスト - pixiv なんか陽芽ちゃんいっぱい描いちゃいます。果乃子ちゃんの方が好きなんですけど、やはりこれが主人公の魅力でしょうか? でも次は果乃子ちゃんでいこうかな? …

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 155

宮殿の自身の場所(勝手に設定)した庭に体育座りして動かなくなったジゼロワン殿。それからは何回呼んでも何も反応しない。するとそっと背中を叩く感触。 「ポニ子か」 「ポニー」 その何を考えてるのかわからない顔がどこか安心感を生む。この何も警戒して…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 154

宵が明ける…… 「ぜぇぜぇ……」 「ハアハア……」 私と勇者はボロボロだった。なんでって? まあそれはちょっとした好奇心のたまものだ。私達はこの世界に来て最初期に宵で色々とやってた訳だけど、なんとも大変というか、危ないから大人しくしておこうって事に…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 153

宵になる前に、勇者には私がズンジャイサンバから連れてきた人を宮殿へと持って行って貰う。そして同時に、ラパンさんにズンジャイサンバの現状を報告して貰うよ。勇者が話しがあると言えば、最優先で話しを聞いてくれる位には勇者は信頼されてる。まあ信頼…

私の百合はお仕事です! 『白木陽芽』ちゃんです!

『私の百合はお仕事です!』というマンガの主人公の白木陽芽ちゃんです。このマンガに今はものすごくはまってますね。自分は最近はラノベばっかり読んでました。それはマンガは直ぐに読み終わっちゃうからです。 大体一時間もあれば一冊読めるじゃないですか…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 152

マッチポンプまでしたんだから、多分あの鎧の騎士はこれ以上民衆を殺す様な事はしないと思う。多分だけどね。殺す時は容赦なく殺してたが、それはきっと砂獣を演じる為じゃないかな? 砂獣は人に容赦なんかしないからね。だからまあこのまま私が帰っても大丈…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 151

砂獣がズンジャイサンバから逃げ出した人達を襲い出す。幾ら逃げようとも、砂獣は大きい。歩幅の差でどうしても追いつかれる。それこそ馬にでも乗ってないと……だけど、馬程度では結局追いつかれるから一緒である。私の下では地獄が起きてる。 「どう?」 『…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 150

『助けるのですか?』 「どういう意味かな?」 『いえ、これまでの貴女の性格の分析では貴女は善意だけで面倒な事をするタイプではない』 「なかなかに失礼な事を言うね」 『事実ではないと?』 「事実だけどね!」 AIが失礼な事を言ってくるが、間違いじゃ…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 149

「一体何が? ってなんか凄い事になってない!?」 なんかG-01の計器が異常にグワングワンしてる。雷の影響ってだけじゃないよね? 一瞬視界も乱れたし……カメラの装置自体は無事だけど、一体何が起きたのか。なんか悪魔でも呼び出した感じじゃない? さっき…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 149

「一体何が? ってなんか凄い事になってない!?」 なんかG-01の計器が異常にグワングワンしてる。雷の影響ってだけじゃないよね? 一瞬視界も乱れたし……カメラの装置自体は無事だけど、一体何が起きたのか。なんか悪魔でも呼び出した感じじゃない? さっき…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 148

鎧を着込んでる奴らも馬に乗って街の外へと向かうらしい。それだけの大量だからね。 「なんか市民が逃げ出してるってのに、全然焦ってないね」 『確かにそうですね。このままではこのズンジャイサンバもたち行かなくなるのは目に見えてる筈ですのに』 「奴ら…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 147

「気が早い気がするけど……」 確かにアインラザードは落ちた。悲惨な事になってしまった事はわかる。でもだからってあんな風に街の外に出るのは危ないのでは? 逆に情報がなさ過ぎて、あんな風に混乱してるんだろうか? この世界、情報なんて旅商人が持ち込む…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 146

「あれが『ズンジャイサンバ』だね」 『そのようですね』 その町を遠くに見ながら私はAIに確認を取る。位置関係的にそうなるんだよね。記録の中にある地図と照らし合わせるとね。 「陽気そうな名前とは裏腹になんかやばそう……」 『規模はなかなかですが……』 …

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 145

「おっ、出てきたね」 遠くから観察してると、豚ナメクジの前に別働隊が出てきた。そしてそいつらは、槍を構えた。両手に持ってグッと踏ん張る感じじゃないよ? 皆一斉に『投げ』の構えを取ったのだ。マジで? 腕力でやるの? アズバインバカラでは弓使って…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 144

適当に動き出した訳じゃない。なにせ一応な地図みたいなのは見てたし、一度見たら、普通に記憶……じゃなくG-01が記録してくれる。なのでそれを横で空中に開き、おおよその自分の位置を示して、近く……であろう街へと向かってる。一度砂を蹴って大きく跳ぶ。そ…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 143

さて、後顧の憂いを断ち切った私は帰ろうとしたところである事に思い至った。 「そういえば都市核は?」 よく考えたらアレがなかったのおかしくない? 多分だけど、あの変な砂獣が取り込んでたと思うんだけど…… 「まさか、都市核事、やっちゃった?」 『そう…