uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

小説

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 450

その日は夢を見た。天国に居るお父さんとお母さんの夢だ。不幸があった直後は、私もそこに行きたいって……そう思ってた。けど、今は皆が色々とよくしてくれてる。 誰もが気を遣ってくれるし、寧ろ前よりも良い暮らしが出来てる。でもだからってお父さんとお母…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 449

鬼の放った最大のエネルギー波に私はメリケンサックを返した。それは絶大な効果を発揮して、鬼の放ったエネルギーをはじき返す。それは世界が変わった瞬間だ。今までこの宵という世界で、私はただ逃げ回ることしかできなかった。それは鬼がとてもとても強力…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 448

鬼の顔面にぶち込んだメリケンサックの効果はなかなかに凄かった。今までいまいち手応えって奴が鬼相手にはなかったわけだけど、でもこれは違う。 ぶち当てた瞬間にメリケンサックから出てた突起が大きくなりその棘が穿った部分が大きく鬼の体からえぐれたか…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 447

鬼の手と棒っきれみたいな砂獣から脱出した私はそのまま鬼の方へと向かってた。鬼の角はこの時点でかなり小さくなってた。それだけ鬼の角に宿ってた膨大なエネルギーを使ったって事だろう。 そのせいかG-01の体がかなり分厚く……というか装甲がかなり頼れそう…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 447

両側から鬼の手が迫ってきた。いや、既に私の事をパァァン! とハエや蚊を潰すかのようにたたいてる。それで終わり……とでも思ってるだろう。 これで角を取り返した……そんな優越感に浸ってるだろう。でも―― 「なぁめぇぇるなあああああああああああああ!!」…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 445

目からビームが棒っきれみたいな砂獣へと当たる。すると今度は拡散しなかった。けど…… 「むむむ……」 私は十秒くらい頑張って目を開けてたけど、限界が来て目を閉じた。それと同時に目からビームも照射が止まった。そしてAIに文句を言うよ。 「ちょっと、駄目…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 444

G-01の目からビームが出る。それはさっき新型サソリ型砂獣バージョン2の隠し球だった口からの砲撃……いやそれだけじゃなく、奴が持ってる砲台から放たれる砲撃全てを合算した奴さえも突き抜けたビームなんだ。 だからこんな……こんな棒っきれみたいな砂獣を貫…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 443

「うげっ」 思わずそんな声が出た。なんとか新型サソリ型砂獣バージョン2はやり過ごしたが、なんか私に……というかG-01にとりついてる棒っきれみたいな砂獣バージョン2がさっきまでとりつくだけだったのに今は何か……その……ね。足をカサカサとし出してるんだよ…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 442

「マジかよ」 私は思わずそんな言葉を発してしまった。だって……だってだよ? 見てよこれ。向こうの攻撃がメッチャ野太いのに対して、G-01の目からビームはメッチャ細い。いや人サイズから見たらG-01の目からビームだって太いとは思う。多分だけど、あたった…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 441

分かってた、分かってたよそんなこと!! 私はそんな風に言いつつどうしようか考える。完璧に待ち受けてる新型サソリ型砂獣バージョン2は砲台をこちらに向けている。万が一を見据えてその長い体の側面にある鎌がうねうねとしてる。砲台にエネルギーが収束し…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 440

炎の中、G-01に飛びつく何か。いや何かなんて言い方をる必要なんてないか。それは棒っきれみたいな砂獣バージョン2だった。姿を隠して私に……いや、G-01へと取り付いた。警戒はしてたんだけどね。 知らない間に多分だけど、蛾のような砂獣の力に翻弄されてた…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 439

私は必死に攻撃を回避してるけど、どう足掻いてもパーツのアップグレードの瞬間は感覚が途切れてガクッとG-01の動きが不自然になる。急に体から力が抜けた……みたいなね。 その時にはどう足掻いても攻撃が当たる。最優先に回避するべきは鬼の腕だから、それだ…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 438

新型サソリ型砂獣バージョン2がものすごく攻撃的になってる。前のやつは鎌は鎌だけを使って、砲撃する時は動かないようにして使ってたはずだが、今回のやつは全て同時に使えるようになったようだ。 同時使用ができるくらいに頭の中身が賢くなったのかも知れ…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 437

攻撃が苛烈を極めてる。私は両手に鬼の角を持った状態だから反撃すらろくに出来ない。精々足蹴にするくらいだ。それに時折体がガクッと揺れる。 それの原因はわかってる。私……というかG-01の内部の部品が作り替えられてるときに感覚が一部シャットダウンする…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 436

何か知らんけど鬼の角が折れた。何がどうなってそうなったのかは正直不明だけど、このチャンスを見逃すような私ではない。折れた角めがけて私は突っ込む。すると鈍い腕が迫ってきた。どうやら羽虫が飛んできたからとっさに手を出した……って感じの動き。 私は…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 435

「ボガアアアアアアアアアア!!」 そんな声を出していきなり鬼が反応した。何を? と思ったら、なんか私が攻撃してる角が光り始めてる。黒い角が青白い光りを放ってやたらと綺麗に見える。 けどのんきにそれに見とれてるわけには行かない。なぜなら、メッチ…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 434

「狙うならやっぱり……」 私はそう言って一点を見る。武器にすること前提なんだからね。それならやっぱりあれしかない。そう狙うべきは、鬼の象徴でもある角だ! いや、実際こいつらが鬼なのかは知らないけど。 だって私が勝手にそう名付けただけだからね。で…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 433

何もないところを突き刺した私はニヤリと笑う。何せこれでチェックメイトだからだ。何も居なかったその場所に眉間を貫かれた蛾のような砂獣が浮かび上がる。 いや浮かび上がるというか同化してたその姿が見えるようになった――というのが正しいかもしれない。…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 432

「どうだ!!」 私は蛾のような砂獣を細切りにしてやった。そしてその細胞一つ一つさえもぶっ壊すために小手をはめた腕を打ち抜く。衝撃波のようなものが発生して、細切りにされた蛾のような砂獣は跡形もなく消えた。これならさすがの鬼でも再生なんてできる…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 431

三十秒。その間G-01は両腕が使えない。それは確かに痛い。けど、実際攻撃をしてくるのは新型サソリ型砂獣だけだ。棒っきれみたいな砂獣は防御一辺倒だし、蛾のような砂獣は二体に増えたが、あいつらは間接的な攻撃しかできない。 二体になった意味を問いたい…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 430

新型サソリ型砂獣が声にならない声を上げるようにその長い体を暴れさせている。流石に痛かったのかな? 強引に鎌を引きちぎったからね。 「別に血は出てないね。このままじゃ使いにくいし、もっと深く解析……出来るよね?」 『取込んでみますか?』 「もちの…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 430

新型サソリ型砂獣が声にならない声を上げるようにその長い体を暴れさせている。流石に痛かったのかな? 強引に鎌を引きちぎったからね。 「別に血は出てないね。このままじゃ使いにくいし、もっと深く解析……出来るよね?」 『取込んでみますか?』 「もちの…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 429

振り出しに戻った。いや、振り出しよりも敵の数が多くなってるから実質は悪くなってるんだけどね! いや、本当に厄介。一体全体どんだけのギミックをこいつらは持ってるのか。もしかしてだけど、宵が終わってこいつらが昼に出てきたとして、こんなことになら…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 428

私……というかG-01の攻撃が届く前に背後の新型サソリ型砂獣は目の前の蛾のような砂獣の眉間を撃ち抜いた。私にとどめを刺されるくらいなら自分からってやつか? でもそれはおかしい。だって…… 「わざわざ鬼達が再生してくれるのに、仲間を撃つ?」 『そもそも…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 427

私は勿論意図的にサソリ型砂獣を蛾のような砂獣の方向へと飛ばしたのだ。なぜなら、いつだって蛾のような砂獣の周囲には棒っきれみたいな砂獣が護ってるからね。 あいつは一番地味で弱そうなのに実は一番厄介なのだ。なにせG-01の攻撃を防ぐことが出来るから…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 426

どうやら鬼達は私と砂獣の戦いを眺めたいようだ。何という迷惑極まりない好奇心。こっちはもっと広々と逃げ出したいのに……実際こっちが本気で逃げれば、砂獣なんてのはどうにでも成る……とおもってたしね。それなのに……鬼達が一定の範囲で戦うことを要求して…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 424

まずはムカデのような砂獣をかわす。そして次は棒のような砂獣をかわす。それがうまくいけばその後ろにいる蛾のような砂獣にこの拳をたたき叩き込む筈だった。でもやっぱりそんなうまくはいかない。 まず、最初のムカデのような砂獣だ。まあ、ムカデのような…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 423

砂獣が向かってきた。ムカデを改造したような奴と、蛾を改造したような奴と、後はなんか棒? 枯れ木……みたいな残念な奴だ。ああいう虫、居たと思う。だからもしかしたらあの枯れ木みたいな虫はそのまんまなのかもしれないね。 まあそんなの事はどうでも良い…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 422

脳の機能が拡張されて色々と余裕が出来た。なるほど、私自身とそしてG-01の強化はどうやら並行的にやっていく方が良いらしい。まあよく考えればそれは当たり前というか、当然という気もする。 だって結局の所、G-01を操ってるのは私だからね。てか自分自身を…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 421

とりあえず私は鬼達の力をじっくりと解析することに集中する。ものすごい情報が入ってきて、いきなり全部を理解なんて出来ない。まずは受け入れるだけで精一杯なんだよね。 それだけで頭がズキズキとしてる。表面をさらっとなぞって後はとにかく情報として頭…