2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧
「うぎっ……」 野乃野足軽はその場で変な動きをした。どういう動きかというと、体は横側を向いて、片足が直角になるまで上がる。腕をなぜか両腕ともまっすぐにピーンと伸ばして、同時に顔も上を向いてる。 「やばっ」 「うん? どうかしたかい?」 「いえ、な…
(危ない……まだ……) 野乃野足軽は自身の中の力を周囲に広めた。薄くそして広範囲にまずは広げてみる。すると色々と分かる事があった。いや、寧ろ広くしすぎたのか、情報が多すぎる。というか、人の波がより詳細にわかるせいで、ものすごく頭がガヤガヤとして…
私が用意した体に、2つの光……いやこの場合は魂というのが正しいだろう。それが吸い込まれていく。そして発光してたマネキンのような肉体が、魂の記憶に合わせて変化していく。その人のように作ることもできないわけではない。ネナンちゃんの記憶も読み取って…
(簡単ですよ。他者に使えないのなら、自身に使えば良いのです) (自分にって……) そう言って野乃野足軽は自身に透視を使う姿を想像して……「誰得だよ」と思った。なにせ野乃野足軽自身は自分の裸なんて見慣れてるわけで、下着なんて自分で選んでる訳で……透…
私は戻ってきた。神が私を登録してくれたおかげで、私は世界に、あのブニブニに拒まれることが無くなった。なので早かった。ネナンちゃんの傍には光が回ってる。けど心なしか、なんか2つの光も、そしてネナンちゃん自身も落ち込んでるみたいな? そんな風に…
youtu.be 陰の実力者になりたくてを全話見ました。とても面白かったです。期待とか不安とか半々でしたけどね。でもまさかすぐに二期の発表があるとは……なにせ原作が少ないですからね。 ラノベならそれこそ二桁あったりするのは普通ですけど、陰の実力者にな…
(超能力者も万能ではない……よな) 野々野足軽は山田奏と歩きながらそんなことを思ってた。山田奏は先輩としての勤めなのか、それともそういう性格なのか、さっきから山田奏はずっと喋ってる。それに生返事をしながら野々野足軽は地震の中にいるアースと対話…
「ふん!」 私はG-01の手をプニプニに突っ込んだ。そして無理矢理開こうとする。なんかブチブチと音がする。実際、こういうブニブニしたものって軟体なんだから、そこを開こうとしても、指の隙間とか、それこそ拳を開いたってその間にそのブニブニが流れてき…
youtu.be ご無沙汰しております。ようやく再開しようかなって……まあサボってただけですけどね。動画でも言ってるけど、一応トラブルとかあったんですけどね。まあでもこんな数ヶ月休んでた理由にはなってません。 ごめんなさい。とりあえず今回から再開して…
youtu.be ご無沙汰しております。ようやく再開しようかなって……まあサボってただけですけどね。動画でも言ってるけど、一応トラブルとかあったんですけどね。まあでもこんな数ヶ月休んでた理由にはなってません。 ごめんなさい。とりあえず今回から再開して…
youtu.be ご無沙汰しております。ようやく再開しようかなって……まあサボってただけですけどね。動画でも言ってるけど、一応トラブルとかあったんですけどね。まあでもこんな数ヶ月休んでた理由にはなってません。 ごめんなさい。とりあえず今回から再開して…
「山田……先輩?」 「ああ、君か」 それは放課後、野々野足軽が山田奏と朝倉静香の邂逅を覗き見てそして家路につこうと玄関に降りてた時だった。ずっとトイレにいたせいだろうか? 野々野足軽はそこで催してきた物を出し切ってから、玄関へと向かってた。なか…
私は明と宵の間の空間に戻ることにした。なにせ目的は達した。鬼のエネルギーを得ることでG-01の損害は既に回復してる。そして私への生命維持とか諸々のサポートも戻ってる。 息苦しさなんてものなくなって、いつもよりも体も髪もツヤツヤしてるかのようだ。…
野乃野足軽は山田奏とともに一緒に居た。放課後、彼に捕まって、一緒に街を歩いてる。これは別に偶然ではない。放課後、山田奏は朝倉静香と分かれて部活に行くと思われた。 けどそうはしなかったらしい。野乃野足軽の記憶では山田奏はサッカー部に所属してた…
「それではこれは契約だ」 「契約……ですか?」 「ああ、以前はここまではしなかったが、これも君達が伝えた文化だよ」 そんな事を言って宇宙服を着た神は手を差し出してきた。その手の先に、なにやら複雑な術式が紡がれる。6つの丸い円がまずは配置される。…
「それで話ってなんですか?」 日課の花壇の世話も終わって、二人はベンチに腰掛けてる。朝倉静香が買ってきた水を平賀式部は飲みつつ、そんな事を聞いた。ちなみに朝倉静香はミルクティーを買ってきた。 放課後だけど、まだまだ沢山学内には人がいるんだろ…
「とりあえずこれ以上、私の力を奪うのはやめてくれ」 もう一度切実な感じでそんな事をいってくるこの世界の神。流石に今度は土下座はしないらしい。けどどうやら私が「うん」と言うまでは頭を上げる気は無いみたいだ。うーん、どうしようか? だって私はよ…
「うーん、本当に神ですか?」 「またそこか!! 納得したんじゃなかったのか!!」 私の言葉に土下座を噛ましてた神(笑)が怒ってきた。さっきまで下手に出てたのに文句をいうとは……感情の振り幅が激しいやつである。こういうところもなんか神っぽくないよ…
確かにこの失礼先輩……というか朝倉静香は気遣いが出来る、とちゃんと平賀式部は思ってる。なにせさっきから手伝いしてるだけなのに、なかなかに気遣いしてるからだ。 なるべく平賀式部としては関係性を持ちたくないから比較的に冷徹に接してるつもりだ。なに…
(どうしてこうなった?) そんな風に頭を悩ませる平賀式部だ。ちらっと横を見たら、なんか楽しそうに土いじりをする朝倉静香。最初はそれこそおっかなびっくりだったが、慣れてきたのか、普通に土いじりを楽しんでる。その爪が泥だらけになろうとも関係なさ…
(どうしてこうなった?) そんな風に頭を悩ませる平賀式部だ。ちらっと横を見たら、なんか楽しそうに土いじりをする朝倉静香。最初はそれこそおっかなびっくりだったが、慣れてきたのか、普通に土いじりを楽しんでる。その爪が泥だらけになろうとも関係なさ…
「えっと……本物?」 「偽物だと思うか? この場所に無作法に入れる我が。そしてこれだけの攻撃意思を示しても、ここの装備に攻撃されない我を」 「G-01は何かしってるって事?」 もしかしたらG-01はこいつを……いや違うか? もしかしたら神たちを敵……とはみな…
「ちょっといい?」 そんな風に声を掛けたのは朝倉静香だ。そしてその相手は…… 「なんですか先輩? 私忙しいんですけど?」 「そうは見えないのに、そういうの、どっか行ってくださいって言ってるように聞こえて印象悪いわよ」 「オブラートに包んでそう言っ…
「私はこの世界の神だ」 「はあ……G-01のおちゃめ機能でも発動しちゃったかな?」 とりあえず私は小窓をそばに出してこの変なホログラムを消すために、G-01を調べる。けど…… 「うーん、どれ?」 ちょっと機能が多すぎてよくわかんない。てかそもそもこんな機…
「先輩の私が用があるっていってんの」 「それってパワハラですよ」 平賀式部は朝倉静香に対してそう指摘した。ギャルのような見た目の朝倉静香に対して全く物怖じしてない平賀式部。更に続けてこう言うよ。 「私はこの子達の世話してるんです。これは日課で…
「どうにかして、あれを取り返したい……」 平賀式部は真剣な眼差しで、そんな風にいう。たしかに実際、あれが平賀式部の大切な思い出の品ならば、取り返したいと思うのは当然だよな……と野乃野足軽は思う。 「一つ聞きたいんだけど、あれって本当に本当に絶対…
「ちょっといい?」 そんな風に声を掛けたのは朝倉静香だ。そしてその相手は…… 「なんですか先輩? 私忙しいんですけど?」 「そうは見えないのに、そういうの、どっか行ってくださいって言ってるように聞こえて印象悪いわよ」 「オブラートに包んでそう言っ…
私は興味が出たから、自分の全身を写してみた。ここには鏡なんてものはない。というか、G-01のこのコクピットと言って良いのかどうかは分かんない部屋には生活感……というものは皆無だ。はっきり言って殺風景。機械があるけど……それで生活感が出るかというと……
「朝倉、わかってくれたか?」 なんか期待してるような眼差しの山田奏。一体何をこれまでの流れで期待できるのか? と野乃野足軽は思ってる。もしかしたらやっぱり山田奏は否定してたが、打たれたいのでは? とかちょっと思う。だってそんな眼差しだ。 確か…
私は絶好調である。さっきまで死にかけてたなんて信じられないくらいに絶好調だ。それに幸福感もマシマシだ。なぜかは簡単。鬼のエネルギーがウマウマだからである。今までは取り込めるくらいに減らして取り込んでたエネルギーをまるまる奪えるのだから、大…