uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ある日、超能力に目覚めた件 90P

事件が起きた。そしてそのせいで……いやそのお陰でげと言ったほうがいいのか、野乃野足軽と平賀式部はその日は起きてからすぐに、そもそもが全く意味がなかった連絡先の交換だったがそれがようやく今、この段階で活用できた。 『これって一体? ちなみにだけ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 727

「確か黄金の鬼はこれを引っ張っていたよね?」 なら引っ張ることで、何かある? 出てくるってことか? けど……あれな地面をかなり引き上げてたからね。それをここでやるとどうなる? 空の宵の比率が上がるのか? 明がもしも大きく壊れてしまったら、どうなる…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 726

「ジーゼ様、私にお話させて。もっと……近くで」 そういうネナンちゃんの要望を聞いて、私は宵へと手をかける。するとその瞬間だった。なにやら隔たりの部分で変な感覚が襲いかかってきた。翌々考えたら、宵になったあとに動くことはしてたけど、明から宵へと…

ある日、超能力に目覚めた件 89P

認識阻害――それは周囲から存在感を消す方法だ。まあもとから野乃野足軽は存在感が薄い存在ではあった。けど、認識阻害はそんな生まれ持った目立たなさ……なんてものではない。目の前にいるのに、その存在を認識できない……となるほどの力である。実際はちゃん…

60P

(可愛すぎるだろ……) クラクラと頭をしながら野々野足軽はそう思った。そもそもが平賀式部が私服だってだけで、もうめっちゃ可愛いと思ってる野々野足軽だ。そこに小動物が入ったらもう最強だろう。 美少女と小動物の組み合わせはネットでも大人気だからな…

ある日、超能力に目覚めた件 88P

とりあえずアースのお陰でなんとかバレずにすんだ。そしてアースがやったことを野乃野足軽自身が使えれば、わざわざ3階から飛び降りる必要もないのでは? ってことでそのやり方を教えてもらってる。 (なので、脳の意識の表層をぼやけさせるだけでいいのです…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 725

「仮に……仮にだよ、あれをネナンちゃんの両親だと仮定しよう」 私はその可能性を否定することを一旦置いておくことにした。だってだよ。本人が信じているのだ。それを頭ごなしに―― 「あれは君の思ってる様な人じゃない!」 ――と言っても納得できるだろうか?…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません) 運命という世界線を壊せ 724

なんかマジでネナンちゃんは鬼と対話をしてた。びっくりではあるが、こうやってG-01の分析でそれがわかったとなると、認めざる得ない。それに断片的だけど、ちゃんと会話として成立してる。 そして、その会話から、ネナンちゃんはあの鬼を両親だと思ってるわ…

ある日、超能力に目覚めた件 87P

「意識に干渉って……大丈夫なのか? 後遺症とかさ」 意識ってことは、きっと脳に干渉してるんだろう。そうなると、なんか……な、と思う野々野足軽である。別に、そこらの不良みたいな奴らならそんな躊躇なんてないが、流石に同年代の子供にそんなことをするの…

ある日、超能力に目覚めた件 86P

「それじゃあ、心惜しいけど、私は先に行きますね」 「うん、また教室で」 そう言って扉を開けて、周囲を見回して平賀式部は去っていく。扉が閉まると同時に大きな体をこそこそとしてる桶狭間忠国が動き出す。そしてそれを扉越しに透視で見てる野々野足軽で…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 723

ネナンちゃんと鬼との邂逅を見守ってた私だけど、なんか鬼が変なのに気づいた。なんか鬼はその口をやけに動かしてる気がする。私が戦ってた鬼どもはそんなに口を動かすことはなかった。だって奴らは喋らない。もしも意思疎通をしてるとしても、それはきっと…

ある日、超能力に目覚めた件 85P

「えっと……それってどういう意味?」 「それは……私とこうやってるだけじゃ物足りないのかなって思って」 「そんなわけないよ!」 思わず、ちょっと声を荒げてしまった野々野足軽。すると平賀式部がその形のいい唇に手を当てて、「シー」というポーズをとる。…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 722

あれは彼女の両親なんかじゃない−−それを解らせないといけない。だってこのままだと、もしもこの事態が収束したとしても、ネナンちゃんの心は宵に囚われるかも知れない。 そしてもしかしたらその力を使って宵にも行動できるようになったりね。なにせ教会がそ…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 721

私がその両手で優しく包み込んだネナンちゃんはなんとかG-01の手から逃れようとしてる。最初はそれこそジタバタとするだけだった。けど興奮してるせいなのか……徐々にその力が漏れ出してる。 そもそもがその身に似つかわしくないほどの力を宿してるのがネナン…

ある日、超能力に目覚めた件 84P

初めての桶狭間忠国との開口から2日、なんとなく、二人は探り探り距離を縮めようとしてる。それこそ朝あったときは挨拶を返す程度の仲にはなっていた。でもまだその程度、で友達かと言われるとそうではないし、知り合いかといわれると、かろうじて? の範疇…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 720

「お父さん! お母さん!!」 (ん?) 何やらそんな声が聞こえた。私が早速サーザインシャインインラへと行こうとしたときだ。なにやら変なエネルギー反応をG-01がキャッチしたのだ。変というか、大きい反応だ。まあ勿論だけど、私とかと比べると全然ちいさ…

ある日、超能力に目覚めた件 83P

「でも、席は隣ですよね? それに、時々は話してるとか……」 「いやいや、本当にたまにですよ。彼女だって、自分のような冴えないやつにはそんな興味がある分けないじゃないですか」 そう言って力なく笑う野乃野足軽をその眼鏡の奥からじっと見る桶狭間忠国。…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 719

「世界の終わりだ……」 誰かがそんな風につぶやいた。それは至る所で起きてる。人々は家にこもり震えている。さっきから断続的に地面が揺れて、建物の中も決して安全ではない。けどそれでも……安心できる場所がそこにしか無い者達はそうするしか無いんだ。 そ…

ある日、超能力に目覚めた件 82P

「すみません、自分は『桶狭間』、『桶狭間 忠国』です。隣のクラスなんですよ」 頭をかきながら、その大きな体をちょっと丸くしてなんとか圧迫感というか、威圧感を出さないうにと桶狭間忠国はしようとしてる。けどそんなのは無駄な努力……と言わざる得ない…

ある日、超能力に目覚めた件 81P

「君って、野乃野足軽……君だよね?」 異様な雰囲気を放ってる桶狭間忠国。実際彼は自身はそんな事を思ってなんて居ないかもしれない。でも実際彼が廊下に居るだけでそのスペースの半分を専有してしまうほどには存在感があるわけで……その体の大きさなのにまる…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません) 運命という世界線を壊せ 718

前に出て鬼がその収束させてるエネルギーを放つ前に懐に入り込む。けど…… 「くっ……」 そのエネルギーが周囲に拡散されてるというか……飽和してるのか……その影響がこの体を侵食する。自分の事は自身のエネルギーで覆ってるわけだが、鬼のエネルギーが強大すぎ…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 717

黄金の鬼が蟻地獄の中心でなにやらを引き抜いた。それは水色の半透明のブニブニしたなにか……引き抜いたとか言ったが……完全に引き抜かれてるわけじゃない。その水色のブニブニしたなにかは地面にまだ繋がってる。 けど…… 「何だあれは?」 ――そう思うよね。い…

ある日、超能力に目覚めた件 80P

「ちょっといいですか?」 (ついに来たか……) 廊下で声をかけられた野乃野足軽はそんな事をおもった。今はまだ早い時間だ。2時間目に入る前の休み時間。トイレに行って廊下を歩いてるとそう声をかけられた。いや、そもそもがこの存在感がマシマシの奴がトイ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 709

「くっ」 さっきから自分は黄金の鬼に対して、聖剣を叩き込み続けてる。けど…… (効いてないです) 「そうだな」 聖剣がそういうようにいくら切っても、黄金の鬼のエネルギーは変わってない。いや、減ってはいるのかもしれない。けど、そのエネルギーの総量…

ある日、超能力に目覚めた件 60P

(可愛すぎるだろ……) クラクラと頭をしながら野々野足軽はそう思った。そもそもが平賀式部が私服だってだけで、もうめっちゃ可愛いと思ってる野々野足軽だ。そこに小動物が入ったらもう最強だろう。 美少女と小動物の組み合わせはネットでも大人気だからな…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 716

次々に砂獣を犠牲にしてしまったせいか……なんか砂から出てくる砂獣が速攻で逃げるようになってる。逃げると言っても、波の最中はその目標から離れるってことはできないのか、どうあってもサーザインシャインインラへと向かっていく訳だが、出てきた瞬間、鬼…

ある日、超能力に目覚めた件 79P

「ここまでか……」 かなり上にきた野々野足軽。その眼下は暗く、逆に遠くの都会の光の方がよく見えるっていうね。一体高度どのくらいなのだろうか? よくわかってない。けどかなり高いのは確実だろう。そこらの山になんか負けない高度だ。 「これで自由自在に…

ある日,超能力に目覚めた件 78P

「なんか大きなことじゃなく、小手先の技術ばっかりできるようになってるような……」 そんなことを野々野足軽は思ってた。『力』があるのならどんな力を思い浮かべるか……それはもちろん天変地異を起こしたり、手からでっかいビームを出したりだろう。それか見…

転生したらロボットの中だった(ただし、出ることは出来ません)運命という世界線を壊せ 715

「うわー」 弾けてしまった砂獣をみて、そんな感想が出てくる。可哀想とかはない。なにせ砂獣だ。そんな思いはない。ただもう少し粘ってくれても……とは思った。これはそこらの砂獣を一体一体投げる……とかでは全然間に合わないし、鬼のエネルギーを削るってこ…

ある日、超能力に目覚めた件 77P

「さて……どうやってあの筋肉だるまを大人しくさせるか……」 野乃野足軽は無事に午後の授業を受けてる最中に、そんな考えをしてる。授業を聞くのも大切だが、最近は頭の中でアースと喋るってことを日常的にやってるから、頭の中では喋りつつ、ちゃんと意識を別…