2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
「ここは私が!!」 目の前には大量のおかしくなった人たちがそれぞれで変な動きをしてる。泣いてる人、踊ってる人、ジャンプをしつつ回転してる人、頭……というか全身をヘッドバックみたいな揺らしまくる人……さらには裸の人だってちらほら……そこには男女とも…
ネナンちゃんの成長は凄い。けど、まだ覚醒には至ってない。きっと今のこの成長は追い込まれた事による火事場のバカ力的なものだろう。覚醒というよりも、潜在能力がようやく日の目を見た……的な感じだと思ってる。 なにせ今までネナンちゃんは大切に大切にさ…
「くっまさかこんなことになるなんて……流石に弾数が心もとなくなってきたぞ」 アンゴラ氏が自身の力を込めた石を投げて向かってくるおかしくなった人たちを気絶させつつ、そんな事を言う。そこらの石ころでよかったからぽっけがいっぱいになってジャラジャラ…
『みんながんばれー』 私はそんな風に声援を送りつつメタリファーの時空間の力の解析にいそしんでる。大丈夫、ちゃんと手助けもしてる。それに一応G-01の中から時空間の力に関する情報をできうる限り引き出してもいる。 それらも同時並行的に私の拡張した頭…
周囲からバリーン!! とかそれと共に「きゃあああああ!?」とかいう声が至る所から聞こえてくる。とうとう……とうとうおかしくなった人たちは建物の中にも人がいる……という事に気づいたらしい。駅前には駅構内とかデパートとか、大きな建物がたくさんある。…
私が授けた術式を自身の内へと取り込んですぐさま時空間の力に対応してきたネナンちゃん。ネナンちゃんの魔法で攻撃を受けたメタリファーは苦しそうにしてるから、ここをチャンスだと攻めてる皆は判断する。 髪の毛を伝って本体に迫ってたジャル爺達は滑るよ…
野々野小頭たちは今、街を駅の方向に向かって進んでる。なんと、野々野小頭が草陰草案の友達だと言ったらすぐに彼らは協力してくれる気になったらしい。どうやら草陰草案の影響力というか、その神格化? というのは結構すごいらしい。 それにジパング魔法学…
「皆さん! え? ジーゼ様?」 私はネナンちゃんにもピアスをあげるよ。流石のサンクチュアリのネナンちゃんも時空間の力には対応できないだろう。もしかしたら世界がどうにかしてくれるかもしれないけどね。なにせ彼女はサンクチュアリだ。 世界が守る可能…
「あ、あの! 皆さんはこの事態をどうにかしたいとおもってるんですか?」 野々野小頭の声はその場にいた同年代くらいの人たちにそんな質問をぶつける。まったくもって関わりがない人たちの会話に割り込む……それは野々野小頭にとってはかなり勇気が必要な行…
「皆さん!」 「はーはっはっはっは!! 儂らもだまだやるぞネナン殿!」 「聖女様、これが本当の最後でしょう。私たちが勝ちとるのです! 自分たちで!!」 「……はい!!」 私か運んできたジャル爺たちのおかげで、再びネナンちゃんも覚悟を決めたようだ。…
「え?」 何が起きたかの野々野小頭はわかんなかった。なにせいきなりでっかい人間が突っ込んできたんだ。そして大の大人がまるでボールかのように飛んで行った。大の大人が飛ぶほどの勢いでぶつかられたJKは無事だろうか? とかどうでもいいことを考えてし…
「どうしたらいいんですか?」 ネナンちゃんがそうアイに聞いている。既にネナンちゃんにはバレてるし、私が直接喋っても別にいいけど……ここはアイに伝えてもらおう。 「そうですね。ネナンちゃんのその内の力……それはどうですか?」 そんな事を二人が会話し…
「ひっ……」 叫んだJKは野々野小頭を見てる。いや、うつろな目をしてるから実際確実に野々野小頭を捉えてるか……なんてわかんない。けど野々野小頭はあとずさってた。 (気づいてない気づいてない……) そんな風に野々野小頭は自分に言い聞かせてる。前を向いた…
「あの子も、そしてその魂も……皆が苦しいっていってる」 そういうネナンちゃん。そうなの? メタリファーのやつは案外楽しんでるんじゃないかって私は思うんだけど。だってメタリファーとこの世界の魂では確実にメタリファーのほうが上位だよ? 簡単に体を明…
「え?」 目の前のことが理解できなかった野々野小頭。いや、違うかもしれない。理解できなかったんじゃない。理解したくなかった……が正解だろう。だって襲ってたのは大の大人で腹も出てる様なおっさんだった。おっさんだとしても、相手は成人男性だ。 そし…
「お待たせしました」 そんな事をいって戦場にアイがやってくる。その腕の中にはネナンちゃんがいる。 『なんで連れてくるのよ!?』 私はアイを指定した通信でそう抗議する。だって危ないでしょうが。確かにネナンちゃんは最終的には必要だ。サンクチュアリ…
「くっ……いたっくはないけど!」 ちょっとムッときた。なにせメタリファーはでかい。その腕で殴られたらそこそこの衝撃は来るのだ。だからってひどいダメージになる……ってことではない。これがちゃんとメタリファーの能力を使った時空間の力が乗った攻撃とな…
「 「 「ギャアあああああああああ!!」 」 」 そんな女子が出してはダメな声を出してJK達は逃げていく。 (ごめんなさい) そんな風に野々野小頭は心の中で祈って彼女たちがあのおかしくなった人を遠くに連れて行ってくれることに感謝した。罪悪感はある。…
(どっかいけ! どっかいけ!) 電信柱の陰に隠れてそんな風に祈る野々野小頭。さっきまで激しく聞こえてた筈のサイレンの音。それが小さく……そして遠くの事のように聞こえる。そして逆に自身の中の音……つまりは心臓の音が爆発してるかのように大きく聞こえ…
とりあえず私はその腕の攻撃を避ける。G-01ならこの思考と体が相反してる攻撃なんて児戯と同じだ。本当なら時空間に影響を及ぼす攻撃が出来るわけだけど、この攻撃はメタリファーの意志じゃない。 だからだろう。この攻撃はただの単純な物理攻撃でしかなかっ…
GWも終わりですね。いいリフレッシュはできましたでしょうか? 自分は全くGWなんて関係なかったです。いつも通りです。 ヘブバンのガチャを爆死しましたけど、残り40連で天井だし、迷ってます。40連ならってね。けどニケのクラウンの別衣装もほしい!! あれ…
「はっはっ……なんで……なんで返事くれないのよ!」 そう言って野々野小頭は走ってた。家から脱出して、向かうのは駅の方だ。なにせそっちからたくさんのサイレンの音がする。それに……だ。スマホで大川左之助たちのチャンネルを見てると、離れていってはいるが…
メタリファーもある意味では被害者といえる。だって神によって強引に螺旋の封印によって縛られてしまったんだ。だから可哀想なやつではある。その上、いらん魂を押し付けられるわけだからね。 けど…… 『やめ!? ああああ!!』 『ああ!? なんだ!? 全て…
『それよりも……いいのですか?』 『何が?』 そんな事を野々野足軽はいった。するとアースが爆弾発言をする。 『貴方の血の繋がった生命体が家から脱出しようとしてますよ』 『それって……』 厄介な言い方をしてるが、それが何を意味してるのか、野々野足軽は…
抵抗されそうになった。螺旋の縛りによって、この世界の歯車の一つにされてたメタリファー。その縛りを解いてく過程でどうやらやつは自身の自我を取り戻しつつあるようだ。 メタリファーは時空間の間に巣食う怪物だ。だからこそ、その攻撃は時空間を利用する…
今ヘブバンのイベントで美也ちゃんのイベントが来てます。それをしてみたら……もうね、可愛すぎなんですよ!!あのこ!! すごくいいですよね。でもこの子おもしれー女なんですよね。けどこんな性格だとは……いや最高! でしたけどね。着物とか来てるから大和…
『なあ、どうしたらいいと思う?』 野々野足軽はベッドの傍らにいる透明な存在にそう問いかける。声に出してるわけじゃなく、二人の会話は頭の中だけで完結できるから、もしも野々野小頭が再び戻って覗いてきたとしても、ただ寝てるように見えるだろう。野々…
「なん……じゃ?」 メタリファーが神々しくなってる。というか、地面についてたその手を広げて、浮きだしてた。その手で体を支えてたのに、今やもうその必要はなくなったらしい。それはなぜか……ジャル爺たちはあの化け物の体に巻き付いてた布のような模様がは…
「順番待ちしてくれてるところ悪いけど……君たちの場合は開店前に店の前にたむろしてる迷惑な人達だからね。そこに入る資格はない。 ルールは守らないと」 私はそう言って聞こえる声……苦しんでる声の元凶を集めることにした。私の……というかG-01の視界を変え…
再び野々野小頭は足軽の部屋を覗く。あの何かわからない変な者……野々野小頭はあれが幽霊かなにか……ではないかと思ってた。なにせ……だ。なにせそういう風な物に見えたからだ。 実態はなさそうだった。透明で更にはなんか浮いてるように見えた。そうなると真っ…