uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ある日、超能力に目覚めた件 242P

「ほら、これも見て」 そう言ってそうそうちゃんは他にも人影が映ってる動画を野々野小頭に見せてくる。どうやらそこそこあるらしい。たまたま映り込んでるってのがほとんどだが、最近は狙ってる人達もいるらしい。オカルト界隈では今、この街は結構熱いとい…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 879

「なんだあれは?」 「最近各地で見かける勇者が使役してる人形の小型のヤツかと」 「何をしてると思う?」 「我らの侵攻を阻もうとしてるのでしょう」 「あの小ささで、我らの進行を阻む? 出来ると思うか?」 「奴らは得体が知れません。あれに力はほぼ感…

ある日、超能力に目覚めた件 241P

「危険? そんなの上等だよ!! どんなに危険だって、私はこの不思議を追いかけるよ!」 そんな風にそうそうちゃんはテンション高く宣言した。唾が飛んで、瞳がキラキラしてる。野々野小頭はとりあえず顔についた唾を拭いてこういった。 「あっそ」 そしてと…

ある日、超能力に目覚めた件 241P

「危険? そんなの上等だよ!! どんなに危険だって、私はこの不思議を追いかけるよ!」 そんな風にそうそうちゃんはテンション高く宣言した。唾が飛んで、瞳がキラキラしてる。野々野小頭はとりあえず顔についた唾を拭いてこういった。 「あっそ」 そしてと…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 878

「ドローンに攻撃性能はないんだよね」 今、ここザンサンシャカレへと向かってる部隊はもうちょっとかかる。ものすごく急いで移動してるが、それでも二日くらいはかかるからね。まあけどこの世界、活動時間は絶対的に決められてる。宵があるからね。 夜通し…

ある日、超能力に目覚めた件 240P

「ほら、これ見て。この光……普通では絶対に灯せないような、この神秘的な光……ここにはきっと未確認生命体がいたに違いないよ」 そんなことをいうそうそうちゃんはリンクされてる動画を再生してる。その動画は家の中からなのか、紫に怪しく光る空が映し出され…

ある日、超能力に目覚めた件 240P

「ほら、これ見て。この光……普通では絶対に灯せないような、この神秘的な光……ここにはきっと未確認生命体がいたに違いないよ」 そんなことをいうそうそうちゃんはリンクされてる動画を再生してる。その動画は家の中からなのか、紫に怪しく光る空が映し出され…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 877

「むむむ、あれは……」 ザンサンシャカレのドローンを通して私は周囲を見てうなってる。それはちょっとまずい状況だからだ。なんとかザンサンシャカレの皆さんを雨を降らせることでミイラにすることは防げた。まあそれでも流石にドローンの体積では食料を運ぶ…

ある日、超能力に目覚めた件 239P

「ほらほらこれ見て小頭ちゃん」 すでに他人の部屋をまるで自分の部屋かのようにくつろぎ、快適に使ってるそうそうちゃん。丸いテーブルの上は彼女が広げたパソコンに占拠されて、ちゃんと電源まで取られてる。 「何?」 最初は呆れてた小頭だが、わざわざ指…

ある日、超能力に目覚めた件 239P

「ほらほらこれ見て小頭ちゃん」 すでに他人の部屋をまるで自分の部屋かのようにくつろぎ、快適に使ってるそうそうちゃん。丸いテーブルの上は彼女が広げたパソコンに占拠されて、ちゃんと電源まで取られてる。 「何?」 最初は呆れてた小頭だが、わざわざ指…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 876

「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「やああああああああああああああああああ!!」 「やれる!!」 「やれるぞおおおおおおおおおおおお!!」 そう言ってザンサンシャカレの人たちはノリノリで襲ってきた砂獣を屠っていく。今でにない感じで…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 875

「出たぞ!! 砂獣・蟻型10 蠍型3!! 抜剣!!」 そんな事を言って頭にターバンみたいなのを巻いて、薄い赤い布を体に巻き付けたような人々と、更には黒い鎧に身を包んだ者たちがその武器を抜いた。黒い鎧に身を包んでるのはアズバインバカラの兵士たちだ。…

ある日、超能力に目覚めた件 238P

「これは……」 そんな風にそうそうちゃんは野々野家の前に来た瞬間にピッキーンと何かを感じたかのようなリアクションを取った。それに対して野々野小頭は不満げに言うよ。 「なにかあるみたいなリアクションやめてよ。普通の家なんだから」 「えへへ、こうい…

ある日、超能力に目覚めた件 218P

「はあはあ、バウアー!! バウアー!!」 そんな風に叫びながら、十字傷の男は町中を走ってた。町中を走り回ってすでに息も絶え絶え、そして体中も汗だくだった。 「うえっごほっがはがは……」 いつもは長時間運動をすることなんてない十字傷の男だ。喧嘩っ…

ある日、超能力に目覚めた件 237P

すすすす――すすす――すっす 「ふむふむ、ここが怪しげな光が目撃された公園ですね」 「いや、何の変哲もないじゃん。てかめっちゃ自宅の近辺だし」 「ちっちっち甘いですね小頭ちゃん」 パシャパシャ――パシャパシャ――パシャ 「こういう、何の変哲もない場所。…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 874

「それでは出発しましょう」 「ああ、頼む」 そういってアズバインバカラからいくつかのチームが出発していく。それはこの世界に残ってる街の都市核を回収するための部隊である。それぞれの部隊にはそれぞれの街を治める統治者の人が同行してる。本当なら彼…

ある日、超能力に目覚めた件 236P

結論から言うと、回復する分の力を意識するという方法はそこそこ効果はあった。けどそこそこというのがポイントである。野々野足軽は寝る前にこのくらいかな? という回復余剰分を勘定して、それが暴走しないように意識した。すると上手くいくときもあるし、…

ある日、超能力に目覚めた件 236P

結論から言うと、回復する分の力を意識するという方法はそこそこ効果はあった。けどそこそこというのがポイントである。野々野足軽は寝る前にこのくらいかな? という回復余剰分を勘定して、それが暴走しないように意識した。すると上手くいくときもあるし、…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 873

「「ヌポポ様!!」」 なんとか尻から糸を出してゆっくりと床に近づいてく。だが……その呼吸は荒い。それに少しでも油断したら、意識が途切れて、この糸を維持するのも難しくなりそうな……それほどに体調が悪かった。秘密裏にこの場所で話し合ってた二人は儂が…

ある日、超能力に目覚めた件 235P

「無意識を意識的に制御とか……できるものなのか?」 自身の成長は嬉しいと思ってる野々野足軽だ。けどその成長度合いが速すぎで、自身の意識が離れてしまうと、勝手に動きだす……的な感じだろうか? (さすがに動き出してるわけではないですが……ふむ) (おい…

ある日、超能力に目覚めた件 235P

「無意識を意識的に制御とか……できるものなのか?」 自身の成長は嬉しいと思ってる野々野足軽だ。けどその成長度合いが速すぎで、自身の意識が離れてしまうと、勝手に動きだす……的な感じだろうか? (さすがに動き出してるわけではないですが……ふむ) (おい…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 872

「まあでも……すでに粗方都市核は取り終えちゃったよね」 G-01と聖騎士たちの都市核の取り合いはここ数週間でほぼ終わってるといっていい。なので、G-01にどうやってさっきのカエルを接触させるのか…… 「だがどうする? どうやってこれをあの人形へと近づける…

ある日、超能力に目覚めた件 234P

(成長期……ですね) 「は?」 野々野足軽は思わず声を出してそういった。いつもアースと話すときは頭の中だけで会話をしてる。けど成長期? そのあまりにも……そう、あまりにもなんか身近な言葉をアースが言ったから呆然としたみたいだ。 なにかもっと大層な…

ある日、超能力に目覚めた件 234P

(成長期……ですね) 「は?」 野々野足軽は思わず声を出してそういった。いつもアースと話すときは頭の中だけで会話をしてる。けど成長期? そのあまりにも……そう、あまりにもなんか身近な言葉をアースが言ったから呆然としたみたいだ。 なにかもっと大層な…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 871

「どうする気だ?」 「これを使います」 「ふっなるほどの」 暗い部屋……けどそんな狭くなくむしろだだっ広いまるで礼拝堂の様な所で二人はそんな会話をしてる。光源はなんか不気味な燭台だ。蠍の燭台で、怪しい光がわずかに、心もとなく部屋を薄暗く照らして…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 870

「くそ!!」 そういって高い帽子を地面に投げつける老齢の男。枯れ果てたみたいな見た目の細い老人だ。その体は豪奢なローブにおおわれてるが、出てる手首や首元……そこには隠せないくらいの年齢が出てる。まあ顔が一番わかりやすいのはその通りなんだけどね…

ある日、超能力に目覚めた件 233P

なんとか母を説得して、片づけをしてる野々野足軽。力でやればあっという間だ。なにせ今は毎日の訓練、それに最近は沢山力を使ってた。それだからだろうか? 出力が明らかに上がってる気がしてた野々野足軽だ。 そしてそれは実際に毎日の訓練でも出てた。空…

ある日、超能力に目覚めた件 232P

(頭が痛い……ここは……どこだ?) まるで水の中……そんな場所に野々野足軽はいた。でも水といっても、青く綺麗な世界ではない。暗い……そしてまるで粘々と体にまとわりつくようだった。そして見つめる上の方には光が漏れてる。 そこに手を伸ばすけど、どんどん…

ある日、超能力に目覚めた件 232P

(頭が痛い……ここは……どこだ?) まるで水の中……そんな場所に野々野足軽はいた。でも水といっても、青く綺麗な世界ではない。暗い……そしてまるで粘々と体にまとわりつくようだった。そして見つめる上の方には光が漏れてる。 そこに手を伸ばすけど、どんどん…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 869

スパーン!! そうまさにスパーン!! だった。さっきまでギチギチとした抵抗感を感じてたのに、振動をオンにした瞬間に、その抵抗感は綺麗になくなった。そしてまるで滑るかのようにG-01のナイフは巨大な聖騎士の腕を切り離したんだ。でもこれで終わりじゃ…