uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 946

ネナンちゃんの行いで一気に迫ってた砂獣がその湧き上がってた来た植物に取り込まれていく。さらにこっちが動く。 「照準誤差3メートル以内です。発射します」 その声の後、すぐにどこかから『ドガンドガン!!』という音が何回も響く。そして空に上がる光。…

ある日、超能力に目覚めた件 308P

今日は休日、部活とかも何も入ってない野々野足軽には休日というのは、文字通りの休みの日――だった。これまでは。でも最近はそれこそ、いつもでは対処しきれてなかった問題に対処する日――ということで、いつもよりも忙しい日でもあったのだ。 でも今日は本当…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 945

やっぱりだけど、教会は『波』を起こしたらしい。サーザインシャインインラを襲わせたのはやっぱり教会ということで確定していいだろう。 奴らは意図的に『波』を起こす手段を持ってる。迫りくる砂獣の大群。それは地平線を黒く埋め尽くすほどだ。その映像も…

ある日、超能力が目覚めた件 307P

『今度の今度は本当ですか? 一生のお願いは効きませんよ? というか、野々野君は私の……事……いえいいです。私なんてつまらない女ですもんね。 ちょっと顔がいいだけの。ああごめんなさい。ちょっと顔と体が良いだけの最高の女なだけですもんね。野々野君は手…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 944

「よい声だ。皆の声、きちんと届いておるよ。希望に満ちた、明日を信じた声だ。我々はこれまで教会の言葉を信じて来た。その言葉を受け入れて、従っていればよいと……そう思ってきたのだ。 いや、思わされてきたというほうが正しい。彼らはこの世界の為に、我…

ある日、超能力に目覚めた件 306P

「わかんないって……あんたが治してるんじゃない」 「それはそうだけどさ。実際怪我とか、骨折とかなら私だって治ってるなぁーってわかるし、わかりやすいよ。でも体の内側の……それこそウイルスとか疾患とか、癌とか? そんなの治ってるのかどうかなんて私に…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 943

ドンドンドドドン!! ドドドドン! ドドドドン! ドンドンドドドン!! ――そんな太鼓の音がアズバインバカラの街に響き渡る。宮殿の周り、広場、そして一番大きな通りには人々が集まってる。そこには元からこの町にいた人と、そして後から入ってきた人たち…

ある日、超能力が目覚めた件 305P

「今日も沢山の人を救ってしまった」 そんな事を言って満足そうにしてる草陰草案。その言葉はなにかの比喩……とかではない。実際あった事実。彼女によって今日、何人もの大病が治された。でも……それでも、草陰草案一人ではこの世の病を根絶するなんて出来ない…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 942

「まあペニーニャイアンが感じたことはちょっとびっくりだけど……やっぱり巫女はなにか繋がりがある?」 私はそんな考察をしてたりする。勇者とペニーニャイアンは二人だけで会話してたが、私はどんなことだって知ってるのだ。てかペニーニャイアンは運が良か…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 941

「どうしたんですか?」 そういって勇者が目の前のペニーニャイアンへと質問する。ペニーニャイアンも勇者が来る前にどうやらちゃんと身だしなみを整えたのか、きちんと呼吸を整えたらしい。けど……なぜか服のボタンは更に開いてた。 「聞いてほしいの。私、…

ある日、超能力に目覚めた件 304P

「ありがとうございます! ありがとうございます!!」 そんな風に感謝を口にして涙を流してる明玲の女性。本当はとても綺麗そうなのに、憔悴しきってて、さらにメイクも何もしないからその美貌が陰ってしまってるそんな経産婦。 さらにはその後ろには子供抱…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 940

「一体何が……だ、大丈夫――」 「こないで!」 ビクッとその声に兵士は動作を停止させる。ペニーニャイアンはおびえてる。男が怖い……なんて筈はない。なにせこれまで何人もの男をこいつは食ってきたはずだ。 軟禁されてるといっても、それなりに快適な生活をさ…

ある日、超能力に目覚めた件 303P

「ほら、早く小頭ちゃん!」 「いや、なんで私まで……」 放課後、あわただしい学校生活がおわったと思ったらなんかいきなり野々野小頭の教室までやってきた草陰草案に引っ張られる。その前に、いきなり教室に黒服がやってきたから、「なんだなんだ?」って周…

ある日、超能力が目覚めた件 302P

「草陰さん!」「握手お願いします!!」「俺はサインを!」「草案ちゃん! 怪我しちゃったよ! 直して!」「ふざけんな! 俺が先だ!!」 何やらすごいことになってる。沢山の人だかり、その中心には中学校の制服に身を包んだ草陰草案の姿がある。そして更…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 939

「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアア! …………はあはあはあはあ……んっ」 ガバっと一人の女性がベッドから飛び起きた。そして薄着のネグリジェの上からでもわかるほどの大きな胸が大きく上下に揺れてる。それに汗……汗を沢山かいた彼女の胸には汗がそ…

ある日、超能力が目覚めた件 301P

『これでよかったのですか?』 そんなことをアースの奴が言ってくる。これで……というのは世間の反応のことだろう。野々野足軽は自身で『力』というものを公表する気はなかった。公にしたら確実に面倒なことになると思ってたからだ。 でもだからと言って、野…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 938

「ヌポポ、首尾はどうですか? あなたの解釈ではこれで………」 「「全ては天上へと続く道の為」」 「ぬははは、わかっとる。すべては順調よ。王も異界の輩も、勘違いしておるからの。勝ち負けなどと………それはなんぞや?」 「「全ては天上へと続く道の為」」 「…

ある日、超能力に目覚めた件 300P

世界に震撼をもたらした動画が今、拡散されてる。それは超能力とも、それ以上とも言える『神秘』が実証された動画だった。どんな動画かというと、単純に枯れた花をよみがえらせる動画。そしてさらにはちぎれた蛙の腕を元通りにする動画だった。そしてもう一…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 937

蜘蛛人間の他にはもう一人は鳥? ペリカン? みたいな頭をした奴がいた。ペリカンの頭で修道女が被ってるような後ろが長い帽子? を被ってた。そして鳥だけど手がある。いや、いうなれば体は人間である。でも……その腕の外側には羽が生えてた。それに体の方も…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 936

そこは一体どこなのか。薄暗い、円形状の舞台。そこには周囲に沢山のよくわからない造形の文字なのか紋章なのか……そんなのが書き込まれた垂れ幕が垂れ下がってた。そしてその円形状の舞台は五重くらいになってる。五重の円形状の輪っかのようなステージ。そ…

ある日、超能力が目覚めた件 299P

「ただいま」 そんな事を言って玄関のドアを開ける野々野小頭。恐る恐るって感じで中に入ったわけだが、中から聞こえるのはテレビの音と、それから台所から漂ってくる夕食の匂いだった。 勢い込んで駆け込んできて「大丈夫!?」なんて言われない。でも野々…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 935

「あれ?」 「なんだ?」 「どういう事?」 何やらざわざわとしだした皆さん。それもそうだろう。なぜなら、いきなり周囲が暗くなったからだ。この世界、夜もあるにはある。明と宵という二つの時間帯があるわけだけど、太陽といっていいのかわかんないが、空…

ある日、超能力に目覚めた件 298P

「この病院に私がいることって……」 「秘密だよ」 そんなことを東海道馬脚が口に手を当てていった。どうやら伝手というのは彼の立場を使った……らしい。この病院の関係者にどうやら東海道馬脚は顔が効くらしい。 だからいろいろと厄介な手続きを取らずに診断し…

ある日、超能力に目覚めた件 297P

「えっと……草案が助けてくれたんだよね? ありがとう」 「そんなの当然だし! それに……私もごめん。私が嫌な事言ったからこうなったわけだし……ごめんね小頭ちゃん! 私、親友だって思ってるし、本当に本当に感謝してるんだよ! 小頭ちゃんしか私の話聞いてく…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 934

逃げ惑う人々、それに向かって変な雄たけびを上げて変化した化け物が襲い掛かろうとしてる。でもそこで声が響く。 「抜刀!」「自身の力を脚に集めろ!! 動け!!」 するといくつもの同じ鎧に身を包んだ人たちがその鎧の重さなんてないかのように、人のいる…

ある日、超能力に目覚めた件 296P

「あれ?」 野々野小頭の目には知らない天井が映ってた。それに……だ。それに何やら知らない……いや、最近はちょっとカギ馴れてた薬臭いような……そんなにおいが鼻をくすぐるってるような気がしてた。 「小頭ちゃん!! よかった!!」 「わっ!? ちょ――なによ…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 933

「はっ――はははははっ――はははははははっはぁーはっはははははははは。ばかめばかめばかめ!!」 なんかいきなり発狂しだしたドローンに宙吊りにされてる男。多分これはもう言い逃れなんて出来ないって思ったんだろう。だからそれならば……そんな心境だと思わ…

ある日、超能力が目覚めた件 295P

「ばかにするような……って言ってるけど、草案ちゃんよくマジックやってたよね?」 「うぐっ」 野々野小頭のスマホから視線さえ上げない何気ない言葉。もしかしたらただ会話をスルーしながらも聞いてて、野々野小頭も無意識的にその言葉を発したのかもしれな…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ見えて 932

『ええ、わかってます。もぐりこむこと自体は簡単でした。これからは目的に適合する相手を探してみます』 『どうでしょう? こいつはどうやら誰からも頼られる存在らしいです。他人のことを放っておけないらしく、ここに来たばかりの俺たちにもよく――いや、…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 931

『こんなのは横暴だ!! 俺が一体何をやったっていうんだ!!』 そんな風に叫んでる縄に縛られた人。必死に暴れる姿を見せつつ、地面に横たえられてる彼……いやそいつは地面をゴロゴロしてるせいか、砂が身体について汚くなってる。でもどうやらそれもソイツ…