2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
聖女・ミレナパウスがどれだけ対応できる? いや、もしかしたらどこまででもいけるのか? そんなわけはない……とか思いつつも、時々この黒煙の中から見える光……それが走るたびに顔を覗かせる聖女・ミレナパウスは戦場に似つかわしくないくらいの美しさを放っ…
とりあえずこのままではいずれ力の防御を破られて再び手を奴に嚙みちぎられることになる。それはどうあっても避けたい。なにせあんな痛み一生に一度で十分と野々野足軽は考えてる。好き好んであんな痛みを味わいに行く奴はいないだろう。なにせめっちゃ痛い…
黒煙が戦場にみちる。視界を確保するのさえ難しい。これだとこっちの状況が後方にはわからなくななる。それが狙いか? あのハエのような砂獣……あれはなんか凶悪な色になってない。どうやら完全に教会が用意した砂獣があのハエのような砂獣なんじゃないだろう…
一層じゃなくもう一つあったことでなんとか次の手を打つ時間があった。実際さっきから視線を使ってドラゴンへと念力を送ってる野々野足軽である。最近はそれこそビル位も持ち上げられそうな力へとなってる。最初はそれこそ小石さえ持ち上げるのが大変だった…
実は一発……あの一発でドラゴンを倒せてたら……なんて思いがなかったといえば……嘘になる野々野足軽だ。けど流石にそんなにドラゴンは弱くなかったし、自分の力が想像以上にチートだった……という訳でも野々野足軽はなかったことにちょっとがっくりである。けど…
結論からいうと、俺の二刀流は技術なんてのは全くなかった。二本の剣を取ったわけだが、使おうとしてもどうしても同時にでる。だから二本であることに意味があるのか? と思うが、いっぱい襲ってくるから、切り払うって感じの時は左右に対応できて便利だし、…
穴の中に視界を飛ばす。けどそれだけはなんとか確保したが、結構まずい……と野々野足軽は思ってた。なにせさっきの一撃にかなり力を使ってしまった。そのせいで本当ならこの穴の先の空間に力を満たしていきたかったわけだが、今は視界を確保する程度の力しか…
次々と降り注いでるくる武器。よし! 来い!! とか思ってると、本当にこっちにも降り注いできた。 「うおおおおおおおおおおお!! あぶねえええ!!」 多種多様な武器。それが雨のように降り注いでくる。確かにこれはありがたいし、画期的な方法ではある。…
(怖気づくな俺! やれる! やれる! やれる――と思う。多分……なんとか……この力を試したい気持ちもあるしな……) 怖くないわけはない。なにせ人類でドラゴンに立ち向かったやつなんていないだろう。これがきっと初だ。野々野足軽は誰にもできないことをやろう…
(俺もまずいな……) そんなことを考えつつ砂獣を殴り続ける。けど確かに殴れるし、あり得ない位の手応えがあるのも事実だが、問題はいくら殴っても砂獣は死ぬことはないのかもしれない……ということだ。ようはまだ足りない……それ尽きる。一撃ですべてを砕く………
自分自身も驚いた声。でもそれに砂獣達はなんかめっちゃ反応してる。奴らが俺たちの言語を理解してる――なんてことはないだろう。なにせ奴らは害獣である。ただただ人を食うために存在してるモンスターだ。 そしてその食う――は生きるためじゃない。俺たちを滅…