uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1040

「試しに……」 私は一つの都市核を開放してみた。すると都市核は台座から離れて、ふわりと浮いた。そしてフラフラ~と飛んでいく……と思ったけど、そんなことはなかった。いきなりその場から消えたんだ。シュッ――てね。 そして外の空中にまた現れた。それも扉…

ある日、超能力が目覚めた件 400P

『はわわわほわ! 大変です! パンパンですよ! まだやるんですか!?』 『あはは! 人間って面白いな。ずっとやってるよアイツラ。ほらほら』 『やめ! やめてください!』 小さな天使っ子と悪魔っ子がそんなやり取りをしてた。それは野々野足軽が悪魔の力…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1039

「まあけど飛び出せないけどね」 自立的に都市核はハマってる台座から飛び出そうとしてる。けどそれは出来てない。なにせちゃんとロック機構を仕込んでたからね。それに……だ。はっきり言ってあの台座だって私が用意したのだ。そんなやわな材質で作ってない。…

ある日、超能力が目覚めた件 399P

「あっ――あん! うっ――あっ!」 「行くぞ! 出すぞ!」 「うっん……中にっ……あっ」 肉が打ち付ける音が響いてた。男女の声が絡み合い、その部屋には息苦しいくらいの熱気がはびこってる。そして男女は体を小刻みに動かしてその態勢を維持してた。けどふと力が…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1038

「扉……か?」 「はい! あそこから嫌な感じがします!」 「だが、私には変化は分からないが? それにあの扉を使うためには都市核が必要なはず。それは我々が確保してる限り、教会側に揃う事はない」 「恐れ入ります王様」 「アイ殿」 なんかいつの間にかアイ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1037

「根本か……」 私はコクピットで一人、そうつぶやく。すると、また別の光が走る。 「勇者?」 「これは……」 いや違う。勇者はその光に疑問を持ってるようだ。となるとアイ? いや、それも違う。私のドローンがある映像をピックアップした。そこには…… 「ネナ…

ある日、超能力が目覚めた件 398P

「とりあえず……」 野々野足軽はこの初めての力を楽しいからと撃ちまくる……なんてことはしない。なにせ野々野足軽はこの力が強大だと感じてる。下手に撃つと何が起きるか、どんな影響が起きるかわからない。だからこそ、この力の元……それを使うことにした。そ…

ある日、超能力が目覚めた件 397P

(これは……) ガスッ――ガスッ――と何かがぶつかる感覚。見えないけど、何かはわかる。これは風だ。圧縮された風をどうやらあのドラゴンは飛ばしてきてる。けどそれは野々野足軽まで届いてない。でもそれは決して軽い攻撃な訳じゃない。下手にドラゴンが上で野…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1036

『あなた達、何をやってるんですか?』 私はそんな他責的な言葉を外にいる勇者とアイにいってやる。だって私は悪くないし? 外気にさらされてる二人がまっさきに気付くべきだよね? うん。確かに戦況の環境とかも私はモニタリングしてるが……こっちからしたら…

ある日、超能力が目覚めた件 396P

「すごい……」 野々野足軽はそう呟いた。それはドラゴンへと言ったわけじゃない。今使ってる自身の力……それに驚いてる。まさに弾丸の様に迫るドラゴンだ。あの質量……そしてあの硬さ……それで迫ってくるドラゴンはまさに狂気で、トラックなんて目じゃなく、新幹…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1035

「勝った……のか?」 「俺達の勝利?」 「うっ……」 「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」 そんな歓喜の声が巻き起こる。けどそれも仕方ない。私がここで「…

ある日、超能力が目覚めた件 395P

「別にあなたのせいじゃ……」 『いいえ、これは私のせいです。あの子は私の絶望によって生まれたのですから……』 野々野足軽の言葉に風の女性はそういった。それに対して野々野足軽は「やっぱり」と思った。彼女はもともとは風の子と風の少女だった。二人が合…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1034

本命はあっちだ。結局のところ、教会側にとっても、波は手段でしか無い。そう、あの扉を開くための……ね。教会の奴らの上の方はそもそもがこの戦場にも来てない。奴らは教会の奥で変な儀式をやってる。そこには人外とそして本当の教会の上層部がいて、今やそ…