uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

ある日、超能力が目覚めた件 389P

(反応が遅れる……) そう野々野足軽は思ってた。なにせアホみたいに速いドラゴンの対応をしつつ、ドラゴン内部の風の少女……そこまで癒やしの力を届けてるのだ。どっちも油断なんて出来ない。ドラゴンと対峙してる方では既に攻撃の必要性はないかもだけど、け…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1028

『だから狂信者は嫌なのよ』 嫌なものを見た。私はその場にはいないが、この戦場のどこよりも私はこの戦場の情報を得てるだろう。だからこそそれを見た。勇者が倒した聖騎士達がその最後を迎えたところを……まあ実際あれは勇者が最後を与えたわけじゃない。自…

ある日、超能力が目覚めた件 388P

「よし!」 ヤマ勘が当たったことによる声……それがでた。なにせ、ドラゴンがどこに出るのかそれは実際わからない。風になって右にでるのか左に出るのか……それか上やら下、さらには背後って選択肢だってあった。そこで上に出たドラゴン。別にそれは本当に偶然…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1027

爆散したでっかい聖騎士。何かあるか? と思って自分は警戒してた。けど、どうやら復活してくる……なんてのはないらしい。よかった。下の方では落ちた普通の聖騎士達が、こちら側の者たちと戦ってる。けど……その聖騎士達に変化が訪れた。どうやら聖騎士達には…

ある日、超能力が目覚めた件 387P

「ごめん――」 そんな事を呟いた野々野足軽は再びドラゴンへと攻撃をする。突っ込んでくるドラゴンに合わせての攻撃。太い腕を作って殴る。ドラゴンの鱗へと入る亀裂。野々野足軽はすかさずそこに癒やしの力を流し込む。なにせ殴った瞬間に『痛い痛い』と風の…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1026

でっかい聖騎士の分身のような奴の真っ先に来た一体。どうやらこれはただの分身ではないらしい。それを瞬時に見破って向かってくる剣にこちらの聖剣を合わせる。分身のくせにやけに眩しい剣がむかってくる。けど冷静に……力で押し切ろうとしてくるこいつに対…

ある日、超能力が目覚めた件 386P

「くっ!」 どうやらあのドラゴン……勝手に傷か再生するらしい。そして再生してしまったら、力を野々野足軽の都合で流し込むことが出来なくなる。そもそもがドラゴンという存在故なのか、外殻からはほとんどサイコキネシスとか、あのドラゴンにはきかない。だ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1025

聖剣の輝きが収まっていく。それを見て、でっかい聖騎士がニヤリとわらった。 「そんな、そんな脆弱な光で何ができる? 今のわたしは貴様を超えている。同胞の命、さらにはそれを生贄に、さらなる力を求める」 魂までも奪って、さらにはそれを生贄にまでして…

ある日、超能力が目覚めた件 385P

(確かに速い……けど!) 見える。見えれば対策はある。それに……だ。それだけ速いと言うことは、それを利用すればこっちは最小の力で向こうに多大な攻撃を加えることができる。今はどれだけ節約して効果的な攻撃ができるのか……ってのが大切だからそれはとても…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1024

「そんな事、言われる筋合いはない。それに……」 そういって自分は眼下をみる。そこには一生懸命砂獣と戦ってる皆が見える。魂の輝き。絶対に負けないという、気概がこちら側にはある。けど教会側はどうだ? そんな気概はない。だって向こうの戦力はほぼ砂獣…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1023

「これが世界を渡る者の力……だがそんなものに屈するわけにはいかない!!」 でっかい聖騎士がそんな事をいった。そして光の剣を掲げる。その光の剣に更に光が集う。それは周囲の普通サイズの聖騎士達の光の剣から集めてるようだ。普通サイズといっても、誰も…

ある日、超能力が目覚めた件 384P

「いや、今はそんな事を考えてる場合じゃない。なにせ体はこっちにある。完全に力を閉ざす……なんて必要はない。ても……向こうに体ごとあったほうができることが多かったのは確かだけど……」 そんな事を野々野足軽は呟いた。やれる事はやっぱり直接……の方が多い…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1022

「ふむ……」 やっぱりあんまり私が出てしまうと……ね。流石に被害が大きくなるとわかってるのに何もやらない……なんてのは私の良心が許さないから、こういうときは仕方ないが……既にこの世界の外で世界をせっせと構築してる鬼たちを相手にしちゃってる私というか…

ある日、超能力が目覚めた件 383P

それは単純明快。ドラゴンはただ速い。まるで風のように…… 「そういう事か……」 あれはもともと風の少女だっだ。そしてその翼には常に風が宿ってた。あのドラゴンはきっと風を……スピードに特化してるドラゴンなんじゃないのか? と野々野足軽は思った。スピー…

ある日、超能力が目覚めた件 382P

(行け!!) そんな命令を野々野足軽は飛ばす。けど実際、あの力の巨人は別に自立して動く……とかじゃない。流石にいまさっき思いついて実行してみただけの使い方なのだ。それにいきなり自立するような事を出来るほどに野々野足軽は器用ではない。なので『行…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1021

ピピピピピ――そんな音が私のコクピット内に響く。流石に来たか。そろそろ暇してて欠伸まで出る始末だったから、そろそろ来てくれないかなー? とか思ってた。警告音が脅威が上空から迫ってることを示してる。いやそれだけじゃないかもしれない。私のG-01のレ…

ある日、超能力が目覚めた件 381P

念力をただ使うだけではあの鱗に阻まれてしまう。けどだからって収束して打ち出すのは切り札に近いし、なによりも破壊するという側面が強くなりすぎる。あれは風の少女で野々野足軽がこの戦闘で最終的に狙うのは風の少女を救うことだ。 それをするのに『破壊…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1020

なんかとてもミレナパウスが気合入れて戦場に行ったと思ったら、七面法被の活躍をしてる。たくさんの仮想モニターに出した戦場の情報を見ながら、私はこの戦場を俯瞰してる。とりあえず地上戦は拮抗してる。変なのが出てきて、砂獣が強化されたのはまずかっ…

ある日、超能力が目覚めた件 380P

手の所から離れたドラゴンは野々野足軽が集めてた力の場所へと向かって言って、そして――バクン!! ――と口を開いて閉じる。けど…… 「させるかよ」 野々野足軽はドラゴンに食べられる直前に力を拡散させて、ドラゴンに食べられるのを防いだ。なにせ食べられた…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1019

地面に着地した俺はミレナパウスの背後から迫る砂獣がみえた。武器は……さっきのデカいやつに使ってなくなってしまった。手の届く範囲にはない。けど迷ってる時間はない。ミレナパウスは気づいてない。俺は拳を強く握った。 「うおらあああ!!」 踏み込んで…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1018

聖女・ミレナパウスがどれだけ対応できる? いや、もしかしたらどこまででもいけるのか? そんなわけはない……とか思いつつも、時々この黒煙の中から見える光……それが走るたびに顔を覗かせる聖女・ミレナパウスは戦場に似つかわしくないくらいの美しさを放っ…

ある日、超能力に目覚めた件 379P

とりあえずこのままではいずれ力の防御を破られて再び手を奴に嚙みちぎられることになる。それはどうあっても避けたい。なにせあんな痛み一生に一度で十分と野々野足軽は考えてる。好き好んであんな痛みを味わいに行く奴はいないだろう。なにせめっちゃ痛い…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1017

黒煙が戦場にみちる。視界を確保するのさえ難しい。これだとこっちの状況が後方にはわからなくななる。それが狙いか? あのハエのような砂獣……あれはなんか凶悪な色になってない。どうやら完全に教会が用意した砂獣があのハエのような砂獣なんじゃないだろう…

ある日、超能力が目覚めた件 378P

一層じゃなくもう一つあったことでなんとか次の手を打つ時間があった。実際さっきから視線を使ってドラゴンへと念力を送ってる野々野足軽である。最近はそれこそビル位も持ち上げられそうな力へとなってる。最初はそれこそ小石さえ持ち上げるのが大変だった…

ある日、超能力に目覚めた件 377P

実は一発……あの一発でドラゴンを倒せてたら……なんて思いがなかったといえば……嘘になる野々野足軽だ。けど流石にそんなにドラゴンは弱くなかったし、自分の力が想像以上にチートだった……という訳でも野々野足軽はなかったことにちょっとがっくりである。けど…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1016

結論からいうと、俺の二刀流は技術なんてのは全くなかった。二本の剣を取ったわけだが、使おうとしてもどうしても同時にでる。だから二本であることに意味があるのか? と思うが、いっぱい襲ってくるから、切り払うって感じの時は左右に対応できて便利だし、…

ある日、超能力が目覚めた件 376P

穴の中に視界を飛ばす。けどそれだけはなんとか確保したが、結構まずい……と野々野足軽は思ってた。なにせさっきの一撃にかなり力を使ってしまった。そのせいで本当ならこの穴の先の空間に力を満たしていきたかったわけだが、今は視界を確保する程度の力しか…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1015

次々と降り注いでるくる武器。よし! 来い!! とか思ってると、本当にこっちにも降り注いできた。 「うおおおおおおおおおおお!! あぶねえええ!!」 多種多様な武器。それが雨のように降り注いでくる。確かにこれはありがたいし、画期的な方法ではある。…

ある日、超能力が目覚めた件 375P

(怖気づくな俺! やれる! やれる! やれる――と思う。多分……なんとか……この力を試したい気持ちもあるしな……) 怖くないわけはない。なにせ人類でドラゴンに立ち向かったやつなんていないだろう。これがきっと初だ。野々野足軽は誰にもできないことをやろう…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 1014

(俺もまずいな……) そんなことを考えつつ砂獣を殴り続ける。けど確かに殴れるし、あり得ない位の手応えがあるのも事実だが、問題はいくら殴っても砂獣は死ぬことはないのかもしれない……ということだ。ようはまだ足りない……それ尽きる。一撃ですべてを砕く………