uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ある日、超能力に目覚めた件 164P

「えっと……」 ざわざわとしだす周囲。女生徒達からは「キャー!」なる声を出してる人もいる始末。野乃野足軽と平賀式部の頭とかには桶狭間忠国が弾け飛ばした制服の残骸が降ってた。 目の前に上半身裸の大男が目の前にいて、何も声を上げない平賀式部はある…

ある日、超能力に目覚めた件 163P

桶狭間忠国は行動に移してた。野乃野足軽と平賀式部が付き合うようになってたから、あの二人には接触せずに一定の距離から眺めてた桶狭間忠国だが、色々と調べ上げ、準備はできたと思ったんだろう。 その日、桶狭間忠国は覚悟を決めてこの学校で遠巻きにされ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 800

「むむむ……」 思ってたよりもなかなかに大事……というか、この作業、なかなかに大変だ。いや、簡単では無いだろうと思っては居たよ? だって存在を書き換えるわけだからね。実際の所は最初の所はそんなね……ここまで大変なんてのは思ってなかった。 「ちょちょ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 799

「この事実は私の胸の中にしまっておこう」 私はそう呟く。この赤ちゃんは今の私では救えない。そしてこの事をヌメリアさんには伝えることは出来ない。そもそもがそうだ。ヌメリアさんはちゃんとやることやってた。それは彼女の口からちゃんと言われてた。 …

ある日、超能力に目覚めた件 162P

(おかしい……) そう桶狭間忠国はこの一週間考えてた。そして調査をしてた。行動するのは桶狭間忠国は得意だ。その鍛え上げられた……いや他者からは鍛えすぎたと言われる肉体は若さも相まって、いつだってその力を余らせてる状態だ。 だからこそ、桶狭間忠国…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 798

赤ちゃんの声が聞こえる…… (いやいやいや、怖い怖い怖い!!) え? なに? なんで? ホラー? いきなりホラーが迫ってきてる。どういうことなの? なんで赤ちゃんの鳴き声が聞こえるわけ? 「ヌメリアさんから生まれたから……そもそもが赤ちゃん? もしかし…

ある日、超能力に目覚めた件 161P

平賀式部は悩んでた。昼休みになると、前のように空き教室でコッソリと……なんてしなくても、普通に教室で食べられるようになってた。しかも机くっつけて…… (こういう事、してみたかったんだよね) と平賀式部は思ってた。平賀式部には友達がいない。もうち…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 797

「存在を書き換える……それにはまず、こいつの体組織からその構造、そしてエネルギーの循環の仕方……色々と知らないとだね」 私はこのアラクネ型砂獣を手懐けようと思ってる。それは自身に対する挑戦でもある。実際、今やそこそこG-01の体を操ることに関しては…

ある日、超能力に目覚めた件 160P

平賀式部告白騒動――から数日がたった。どうやらあの事件はあの学校の生徒達からはそうよばれてるらしい。そして一週間くらいたった今でもまだまだ熱い話題だった。 「おい」 「あれ」 「ああーなんで俺じゃないんだろう……」 「そうだよな。山田先輩なら諦め…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 796

一体混在砂獣は何をやってるのか? 謎である。だって流石にこれで私に攻撃が通る……なんて思ってないと思うんだけど……今まで十分にG-01の頑丈さはわかってるはずだ。それなのに直接的な攻撃ではなくて、その衝撃を飛ばすだけ。これで流石に攻撃が通ってるなん…

ある日、超能力に目覚めた件 159P

「野乃野くん……」 一体いつまでそうやってたのだろうか? 野乃野足軽はただ椅子に座って下を向いていた。いつの間にか保健医とかも返ってきてたらしい。でも野乃野足軽は全くもって気づかなかった。 もちろんだけど保健医は野乃野足軽に声をかけてた。けどな…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 795

「残り二体」 私は何もない空中をつかんでそれを引っ張るような動作をした。そしてなにも無い所を蹴る。けどインパクトは感じなかった。種明かしをすると、そこにはアラクネ型の砂獣が居たはずだった。再び性懲りもなく私の……というかG-01の行動を妨害しよう…

ある日、超能力に目覚めた件 158P

「どうしたら……いい?」 野乃野足軽は一人だけの保健室でそんな風に呟いた。別に保健医に言ってるわけじゃない。野乃野足軽はここに一人だけ。だからそれは野乃野足軽の中に向けた言葉だ。 野乃野足軽は衝撃の事実を知らされた。それも中にいるアースに……今…

ある日、超能力に目覚めた件 157P

(どういう事だ?) 野乃野足軽は恐る恐るという感じでアースに聞く。ここまでで実際野乃野足軽はこの一連の出来事が自分のせい? とか思って、心臓バクバクしてた。これは野乃野足軽が平賀式部から告白された以上の鼓動だ。 実際はどっちが……なんていえない…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 794

特別な砂獣達は必死に……それこそ死力を尽くしてG-01を倒そうとしてくる。いやいや、流石にもうその差は途方もない……と感じてるはずなんだけどね。どうしてここまで向かって来るのか理解に苦しむ。 逃げることは恥とか思ってるんだろうか? まあ実際逃さない…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 793

「づっ!? 衝撃スゴ!!」 そんな事を言いながら、私は冷静にダメージを見る。実際かなりふっとばされたが、衝撃は最初だけだ。なにせここは至れり尽くせりなのだ。私はとても頑強な場所にいる。世界で一番安全な場所はどこ? と問われたらここだと言えるく…

ある日、超能力に目覚めた件 156P

「どうして……やっぱり、なんか変だったよな?」 野乃野足軽はひとまず授業はサボることにして、平賀式部に付き添うことにした。なにせ心配だったし、実際もう教室に行くのは……と思ってる。なにせ目の前でスヤスヤと寝てる平賀式部が告白したのだ。そしてそれ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 792

カマキリの鎌がG-01の表層に傷をつける。それをきっと多腕砂獣は通用してる……と思ってるだろう。更にそのラッシュは強く、激しくなっていく。それに…… 「なんか気持ち悪いなあれ」 多腕砂獣のエネルギーが高まってる。そしてそれを受けて、持ってる鎌がカタ…

ある日、超能力に目覚めた件 155P

キーンコーンカーンコーン そんなチャイムの音が学校に響く。それは昼休みが終わりを告げる合図だった。 「平賀さん……」 そう言って野乃野足は困ったように眉を下げてる。その視線の先には、ベッドに寝てる平賀式部がいる。なんで平賀式部がベッドに眠ってる…