uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 846

「それで、中央が動き出したみたいです」 「そうですか。情報、ありがとうございます」 そういって王様が直々に勇者へと頭を下げる。本来なら勇者はラパンさんにだけいってとっと退場しようとしてたが、まあ当然だけどそんなのは許されるわけがない。 なんか…

ある日、超能力に目覚めた件209P

違和感がずっとある。それに慣れない視線。そしてなれない思いやり。それに…… ズズズ――「ぷはっ」 そういって味噌汁を吸ってる彼女。次に手を向けるのは生姜焼きである。スーパーに売ってる平べったい安い肉ではある。けどそこは工夫と愛情とでもいうのか、…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 845

とりあえずこのことはラパンさんへと報告する必要があるだろう。なにせ世界の空には中央から広がったおかしな模様がすべての空へと広がってる。まあけど、最初はとても主張してたそれらも今やなんか薄くなってて、よく目を凝らさないと見えなくは成ってる。 …

ある日、超能力に目覚めた件 208P

「なにやってんだいあんたは!!」 「全くお前たちは本当に使えない餓鬼どもね!!」 「食べ物がない? ならどっかから盗ってきな!! あんたたちは餓鬼なんだからどうせ大した罪になんかならないんだよ!!」 「バイト代は寄越しな! あんたらを引き取った…

ある日、超能力に目覚めた件 207P

「ここは……」 そういう彼女は見覚えのある建物の前にいる。都会からちょっと離れた閑静といえばきこえはいいけど、東京だけど東京都は思えないくらいの地域のちょっと大きな家。そこに連れてこられた。ここは児童養護施設の一つの家だ。 「なんで……」 「あら…

ある日、超能力に目覚めた件 207P

「ここは……」 そういう彼女は見覚えのある建物の前にいる。都会からちょっと離れた閑静といえばきこえはいいけど、東京だけど東京都は思えないくらいの地域のちょっと大きな家。そこに連れてこられた。ここは児童養護施設の一つの家だ。 「なんで……」 「あら…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 844

この世界の街は既に半分以上が砂の中へと沈んだとみるべきだろう。実際かなり追い詰められてたし、もう後がなかった状態とかで私たちが来たことで、希望が見えた……感じなのかも。そもそもがアズバインバカラだって、私たちが来なかったら、ジャルバジャルの…

ある日、超能力に目覚めた件 206P

目が覚めた。知らない天井を見つめつつ、彼女は布団から出して手をかざす。そこには見慣れない手がある。小さくて、綺麗で、傷一つない。 「まじかよ」 彼女はそんな風につぶやく。もしかしたら……もしかたら寝て目が覚めたらこの変な夢が終わって現実が帰っ…

ある日、超能力に目覚めた件 206P

目が覚めた。知らない天井を見つめつつ、彼女は布団から出して手をかざす。そこには見慣れない手がある。小さくて、綺麗で、傷一つない。 「まじかよ」 彼女はそんな風につぶやく。もしかしたら……もしかたら寝て目が覚めたらこの変な夢が終わって現実が帰っ…

転生したらロボットの中だった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 843

何が起きるのか……そんなことを思って私は中央の様子を見守ってる。檻に入れられて連れてこられた最下層の人々。ハンマーで容赦なく一人が殴られたことで、その中の人たちはもう何も言えなくなってる。そしてそんな彼らをかばう様な人もあそこにはいない。 「…

ある日、超能力に目覚めた件 205P

一通り驚いた彼女はとりあえず警察署に連れていかれた。めっちゃ抵抗してたが、それでも時間をかけて説得した警察官二人のおかげで、最終的にパトカーに乗って警察署にいった。そしてそこで箸をもってがつがつと今はカツ丼を食べてる。 けどそこは別に取調室…

ある日、超能力に目覚めた件 205P

一通り驚いた彼女はとりあえず警察署に連れていかれた。めっちゃ抵抗してたが、それでも時間をかけて説得した警察官二人のおかげで、最終的にパトカーに乗って警察署にいった。そしてそこで箸をもってがつがつと今はカツ丼を食べてる。 けどそこは別に取調室…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 842

世界の空に謎の複雑怪奇な魔方陣が広がった。けどどうやらまだ儀式は続くらしい。鳴り響く鐘の音。そして魔方陣……さて、次に何が来るのか……とか思ってると、何やらその広場にみすぼらしい格好の人たちが運ばれてきた。そこそこ大きな鉄格子? に数十人が詰ま…

ある日、超能力に目覚めた件 204P

「う……なん……だ?」 何やらざわざわとした喧噪が眠ってたその人には聞こえてた。そしてさらにはこんな言葉も聞こえてくる。 「大丈夫かいお嬢ちゃん? こんなところで寝てたら危ないよ。親御さんとかどこにいるかわかるかい? それか身分証とか。スマートフ…

ある日、超能力に目覚めた件 204P

「う……なん……だ?」 何やらざわざわとした喧噪が眠ってたその人には聞こえてた。そしてさらにはこんな言葉も聞こえてくる。 「大丈夫かいお嬢ちゃん? こんなところで寝てたら危ないよ。親御さんとかどこにいるかわかるかい? それか身分証とか。スマートフ…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 841

この世界の中心……それは教会が本拠地を置く中央であり『ドリランド』である。そのドリランドは上に行くほどに地位が高い奴が鎮座してる。つまりは砂の大地に住むやつらはドリランドでは最下層である。 そして中央の認識として、その認識はなにもこの中央であ…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 840

ネナンちゃんは植物を生やしたら、見学にきてた人々に手を振って籠に戻っていった。そしてそこで待ってたプニ子に抱き着いた。 「はう……」 そんなことを言ってプニ子の冷たい体に頬を押し当ててる。どうやら王様や王子さまはまだ何やらやってるらしい。ネナ…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 840

ネナンちゃんは植物を生やしたら、見学にきてた人々に手を振って籠に戻っていった。そしてそこで待ってたプニ子に抱き着いた。 「はう……」 そんなことを言ってプニ子の冷たい体に頬を押し当ててる。どうやら王様や王子さまはまだ何やらやってるらしい。ネナ…

ある日、超能力に目覚めた件 203P

「なんなんだ? お前はよお!!」 そういって十字傷の男はコンパクトに素早く動いて、側面にいく。そしてそこから逃さないように肩でタックルをかます。 「ぐおああああ!?」 ガシャンと大きな音が響く。だけど、もう嫌気がさしてる警備員はやってこない。…

ある日、超能力に目覚めた件 202P

その夜、拘留所の一角で、爪を立てるいやな音が鳴っていた。ガリガリ、ガリガリ……と床をそいつはその爪で鳴らしてる。一体何の意味があるのか――と留置所の警備員は感じてた。 「おいやめろ」 格子越しにそんな風に頬に十字傷がある男に言うが、そいつは警備…

ある日、超能力に目覚めた件 202P

その夜、拘留所の一角で、爪を立てるいやな音が鳴っていた。ガリガリ、ガリガリ……と床をそいつはその爪で鳴らしてる。一体何の意味があるのか――と留置所の警備員は感じてた。 「おいやめろ」 格子越しにそんな風に頬に十字傷がある男に言うが、そいつは警備…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 839

王様が各地の街へと今のこの現状やら教会の暴露をしてから、いろいろとあわただしい。まあそれはそうだろうね。あんなことをして、暢気にできる……なんて思ってる奴はいなかっだろう。今日も今日とて、アズバインバカラへと長蛇の列がやってきてた。それはサ…

ある日、超能力に目覚めた件 201P

「お待たせしました」 遊具がわずかばかりおいてある小さな公園。暗闇からぬわっと大男が現れたから、野々野足軽は内心「うおっ」とか思ったが、なんとかそれを出さずにこらえることができた。今は夜も更けた21時頃。学生達も寝たり、それかこれから「夜は長…

ある日、超能力に目覚めた件 201P

「お待たせしました」 遊具がわずかばかりおいてある小さな公園。暗闇からぬわっと大男が現れたから、野々野足軽は内心「うおっ」とか思ったが、なんとかそれを出さずにこらえることができた。今は夜も更けた21時頃。学生達も寝たり、それかこれから「夜は長…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 838

その日、各地の街の人達は思い出した。何を? って……それはこの世界にちゃんといた王という存在だ。教会のせいでただいるだけになってた王家という存在。けど、その価値が今日、再び戻ってくる事になるだろう。 私はドローンたちを使って、それぞれ、まだ残…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 836

サーザインシャインインラが復興していく。ある程度の復興は圧倒今に終わったといってもいい。実際はこの波でほぼサーザインシャインインラの建物は壊された。中心だったオアシスの上に建てられた宮殿も崩壊してた。そこで生き残ったのは、ごくわずかな人た…

ある日、超能力に目覚めた件 200P

山田奏は十字傷の男の言葉にその行動を止めた。流石に退学は……ね。そこまでの処分にはならないだろうと野乃野足軽は思うが、それでも可能性はゼロではない。それにすでに停学処分中なのだ。それを考慮すると、停学処分中に更に暴力事件を重ねたら、実際退学…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)運命という世界線を壊せ 837

「そうか……教会が言ってきたか」 そんなふうに一人の渋めのおじさんが後ろ手を組み、窓から外を見ながらそんな事をいってる。後ろには彼よりは年若いが壮年と呼べる面々が揃って、片膝をついてた。 それを外から見てるのはもちろんだけど、私のドローンであ…

転生したらロボットのなかだった(ただし出ることはできません)運命という世界線を壊せ 836

サーザインシャインインラが復興していく。ある程度の復興は圧倒今に終わったといってもいい。実際はこの波でほぼサーザインシャインインラの建物は壊された。中心だったオアシスの上に建てられた宮殿も崩壊してた。そこで生き残ったのは、ごくわずかな人た…