uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第十三話Part5

「見えた! あと少しだ!」 木々の向こう側に村の出口が見える。走り出して五分も経ってないが、まあこんなものだろう。そもそも狭い村だったし、そもそもそのまま残ってる……と言う感じでもなかった。ちょっと入って倒壊してた家屋がいくらかあって……みたい…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 69

はっきり言ってこの数ミリの狭間は完成度が嵩すぎる。下手に閉じるとかできない。あまりにも干渉をしすぎると、逆にこの安定してる時空間の狭間が不安定になる可能性がある。 そうなるとどうなるのか? すぐにメタリファーが対応してくれたらいいけど、ここ…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第十三話Part4

二人の足が止まってる。足軽もここでいきなり力を使ってこの一面の手の海を掃討するのは流石におかしいだろうという事でどうしようか迷ってた。だって小頭には自身に超能力が目覚めたとか言ってないのだ。仕方なかったから、平賀式部にはそういうこと――にし…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 68

「ふむ……どうやら内部からならこの隔たりは無いみたいだね」 私はG-01の中からでも内部を進んでる勇者たちの動向は常に把握できてる。だから三人+一体が私の位置を超えて行ったのもわかってた。私は船の塔の外部からまだ上にいけてない。なにせ不思議な断絶…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第十三話Part3

それはフラグだったのか、野々野足軽が安心した時に危険な信号が足軽の頭には響いた。そういう仕込みを足軽はしてる。なにせ……だ。なにせ色んな作品を読んできた足軽だ。 自身の事をオタクだと思ってる足軽は先人たちが失敗をしてきた歴史をちゃんと記憶して…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 67

「よくなってるね。すごいよミレナパウスさん」 そういって私を褒めてくれる勇者様。この人から見たら私の戦い方なんて全く持って拙いはずです。だって、私からみてもわかるくらいに勇者様の戦い方は洗練されてます。 その輝く剣にふさわしいと言える戦い方…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第十三話Part2

「こっち!」 脚がガクガクとしてへたり込みそうな小頭のことを幾代が引っ張って走り出した。村中の変な靄は確かにそこにあるが、ゆらゆらと揺れてる。確かにそこにあるが、でも別に足軽たちに注目をしてる……とかはない。 だからこそ、一気に駆け抜けようと…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 66

あれからどのくらい経ったのでしょう? 私はガムシャラに戦って前に進んでいました。私はただアイさんが言うように進んできただけ。すると…… 「こっちこっち」 そんな風に私達に手を振る男性の姿が見えました。勇者さまです。けどその後ろにはなんだか目玉が…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 65

私も多少はアイさんから魔法の知識を授かりました。けど本当にこの短時間での間、その説明を聞いてるだけだった私。アイさんはとてもペチャクチャ――はなんだか言い方がわるいですね。 そう、ものすごい勢いでまるで口が回転してるんじゃないかと思うほどでし…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第十三話Part1

「な、なに!? なんの声?」 「なんかすごい声聴こえた!!」 二人の反応はそれぞれ違った。小頭は声を聞いて怯えてて、幾代はなにかちょっとワクワクしてるような……そんな感じに足軽は感じれた。 とうの足軽はという、とりあえず今の声には驚いた風を装い…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第十二話Part5

野々野足軽はこの周辺の森を広く見渡す。それに小頭が言ったような存在がいるのなら、木々の上にいるだろうと木々を中心にみていった。普通なら木なんて枝やら葉やらが生い茂ってそれこそ目の前くらいしかみえないだろう。けど足軽は違う。その力によって視…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 64

「はああああああ!!」 私はポニちゃんアーマーを伸ばして目玉を吹き飛ばします。更に反対側の手をぐるぐるとします。これは前の失敗を踏まえてのことです。限界までぐるぐるにして、そして勢いよく前に突き出す。 すると通常の3倍のスピードをもってして、…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第十二話Part4

「きゃああああああああ!?」 そんな悲鳴がこの廃村に響いた。その瞬間、足軽はすぐに動いた。けど…… 「むぎゃあああ!?」 「うわぁ!?」 悲鳴に続いて悲鳴が起こる。何が起こったのか……それは足軽と幾代が勢いよくぶつかった悲鳴だった。なにせ先の悲鳴…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 63

ポニちゃんは私の詠唱を引き継いだ。それがあったから私は思ったんだ。引き継ぐんじゃなく、私の紡いだ詠唱をポニちゃんなら繰り返せるんじゃない? って。 そしてそれは狙い通りでした。ポニちゃんは私の詠唱を何重にも重ねて詠唱をしてくれました。それに…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第十二話Part3

「ほらっこれ」 幾代の奴が何かを放りなげた。それはどこかから持ってきたのかわからないし、よく見てもなかった。けどなんか「ほらっ」と言われたから野々野足軽ははそれに反応してた。けど……バサッとそれが落ちたのはかなり足軽から離れた所だっだ。 「ち…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 62

ポニちゃんが怯えてアーマーの機能が六割位使えない状態。こういう弊害もあるのですね。別になにか特別すごい攻撃を目玉達はやってきてる分けじゃないです。 ただ単になんかすごい吸引力を披露してるだけ? といえる。けどそれにポニちゃんが異様に怯えてし…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 61

「ええーい!」 ズガーンと私の腕……というかポニちゃんの腕が伸びて目玉を押し出す。本当は破壊したいよ。けどただぶつけるだけではポニちゃんのこの腕では衝撃が足りないのです。 なにせポニちゃんの腕は……というか体は柔らかい。それはダメージを受け止め…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第十二話Part2

この村にはもう数棟くらいしか建物はなかった。大体が朽ちてるというか……いや建物自体はあるけど、かなりの腐敗具合で近づくだけでも危ないとわかるような……そんな物ばかりだった。 下手に近づくと建物の軒先からなにかの動物が走り出すような……そんな朽ち用…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 60

私がかなり戦えるようになったからでしょう。かなり進むのが早くなったように思う。実際はどうやら私が危ないときはアイさんが私が知らないところでフォローをしてたくれてた。 それから私達は勇者様との連絡はアイさんに任せて、二手に分かれて進軍した。い…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第十二話Part1

「ここは?」 野々野足軽達はなんか寂れた廃村? みたいな所にきた。山を下って登って更に下って、何故にこんな所に来たのかはなぞだ。かなり古そうな建物が多くて、それらはまさに時代に取り残されたかのような……そんな家屋が目立つ。 「ふふ、なんでこんな…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第十一話Part3

「はは、やるじゃん」 地獄のような上り坂の地獄が終わって、勢いをつけての下り坂を下ってる野々野足軽達。前には幾代がその髪の毛を激しく揺らしてとてもうまく自転車を操ってる。けど野々野足軽だって負けてない。下り始めたときはかなり差が出来てたが、…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 59

「はあ!」 「せい!」 「ふっ――ていやあああああ!!」 私の体の動きは見違えるようになってる。そして……タッタッタッ――と私は伸びてきた目玉達の腕? 脚? わかんないけど、その部分に乗って走る。今までは攻撃が来たら目を閉じてしまってた。まずはそれが…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第十一話Part2

「はっはっ」 カシャカシャとペダルを漕ぐ。はっきり言ってかなりの重さになってる。なにせ今は急勾配上がってるからだ。舗装されて綺麗な道路だけど、まるで延々と続く山を登ってるような……そんな感覚に陥る。海側ではなく、ずっと山の中を走ってるからか、…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)盤上の迷宮航路にご招待 58

とんでもない事が判明してしまいました。まさか私の詠唱をポニ子ちゃんが引き継げるなんて……中断した詠唱もどうやらポニ子ちゃんが溜めといてくれてるみたい。 どういう原理なのかはよくわかりません。けどこれは有用でしょう。私は早速、続きを詠唱をして魔…