uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 337

 リファーちゃんの言ってることを解釈すると、たぶんそういうことになる……と思う。私はそんなに頭はよくない。そんなの自分が一番よくわかってる。前世の事は断片的にしか思い出せないが、自分が天才とかじゃなかったのはわかる。テストとか嫌いだったし。
 だからなんとか私が読み解いた答えがそれである。もちろん私だけの知識ではそんな事不可能だ。でも私にはG-01がある。数多ある世界の中でも一番に隔絶したテクノロジーと技術を持ってた人々。
 
 その人々の技術と知識が私にはある。だからわかる。リファーちゃんの言ったことの意味……それが。確かにリファーちゃんは増やしてなんかない。それはできない。もしも変換の技術があったとて、リファーちゃんの根源のエネルギーはここのサンクチュアリとは全く違う。
 いや、リファーちゃんの根源では他のどの世界の根源とも違うんだから、変換のハードルってめっちゃ高い。それでも頑張れば変換効率10%くらいでできるかもしれない。でもそれは今じゃない。今はまだ……それはリファーちゃんにはできない。
 だから増やすってことはおかしなこと……でも、増やしてなくて、リファーちゃんが切り取った部分……「それ」だけを使ってるのなら……理屈としては納得できる。でも理論では納得できない。
 だって切り取ったものは有限だ。使えば減る……それはあらがう事のない事実。ある――ものはなくなる――のだ。それは誰もが経験してるだろう。有限が無限になるなんてことは……普通はない。
 普通はね。でも……リファーちゃんはそれをやってる。有限を無限にしてる。それは……そればおかしいはずだ。でも増えてはない。そう増えてはね……本当か? って思うだろう。だってなくならないってことは増えてるってことじゃないのか? ってさ。普通は思うだろう。
 でもどうやらこれは増量じゃないみたいだ。科学的にいうと? G-01がそう判断してるから多分そうなんだろう。あくまでもあるものを廻してるだけ……だから増えてはないってことらしい。
 でもどうして空間でエネルギーを廻すことでエネルギーが維持できるのか? だよね。いやいやそれはおかしいだろって普通はなる。でも考えてみてほしい、リファーちゃんの力は時空間だ。空間だけじゃない。時間もリファーちゃんは操れる。私はそれがカギだなって思ったね。

ある日、超能力に目覚めた件 第三章 第二十八話part9

「今の事……じゃないよな?」
 
 野々野足軽は見えるその光景が今の事なのかどうなのかってことが気になった。だって今はなんか特殊な場所っぽい。時間がどうなってるのか? それがわからない。それにこれは映像なのか? それともリアルタイムなことなのか? もちょっとわからない。
 でももしもこれがリアルタイムならかなり……そう、かなりまずいんじゃないだろうか? なにせ見える宇宙船? UFO? それが……そうそれが見間違いではなかったら……その大きさはとんでもないことになる。
 それがこれってなんかの夢? と野々野足軽に思わせる原因だ。だって、なにせその宇宙船はまさに宇宙ステーションとかコロニーとか……どっかの宇宙世紀よろしく、そこに人々が住んでそうな?  それだけの巨大さだ。まあガ〇ダムとかでみるコロニーとかはさすがに月とかよりも大きいわけはない……とは思う。それにあれは移動しなさそうだし?
 
 でも今野々野足軽は目? 脳? に見えてる光景の先、そこにある宇宙船? 宇宙基地? 巨大なUFO? それは動くだろう。月よりも巨大なそれが動く……確かに宇宙には重力がない。だから落ちるなんてことは心配なんてしないでいのかもしれない。
 どれだけ重くても、大丈夫! なのがあの大きさを体現してると野々野足軽は思った。 星よりも、月よりも大きな船。あれが本当にUFOだとしたら……
 
(いや、UFOにしか見えないけど……)
 
 あれには一体どれだけの宇宙人が乗ってるんだろうか? 少なくともあれだけのデカさである。数百なんて数じゃ足りないだろう。ならば数千? 数万? いやそれか億? でももしかしたら宇宙人ってのは人類が考えるよりもずっと大きな可能性だってある。月よりも巨大な円盤を大きいと思うのはそれは野々野足軽が人間サイズだからだ。
 でももしも宇宙人が人類が考えるよりもずっと大きかったら? それこそ身長10メートルとか50メートルとかが普通サイズだったらどうか? それならあの大きさも納得? できるかもしれない。それならあの中に入ってる人数も一気に数を減らすだろう。
 でも宇宙人がそこまで大きかったら……」
 
(それだけで脅威……だな)
 
 そんな感想になる野々野足軽。そんなことを思ってると、変化が起きる。それは向かってくる円盤がなんかチカチカと光を放ちだしたのだ。なんかの信号か? と野々野足軽は思った。ほら、飛行機とかも滑走路に近づくとチカチカしてたりするだろう。それかと……でもどうやらそんな温厚な光じゃなかった。
 なぜなら次の瞬間、光が青い月……つまりはこちら側に向かって放たれたのだ。いったいそれが何なのか? ビームとかなのか? それとももっと別のエネルギーなのかは不明だ。けどそれが月に放たれた……というのだけはまぎれもない事実。そうして月と宇宙船の戦いが始まった。

転生したらロボットの中だった(ただし出ることはできません)祖にありける新の形 336

【あのねリファーちゃん。重要なのは盗んだことじゃないの、そのエネルギーが増えてることですよ。どういうことですか?】
 
 私はなるべく優しく、優しくそうリファーちゃんに語り掛ける。実際リファーちゃんは本能でやってるだろうから自分のやってることをわかってないかもしれない。さっきの言葉からもそれはわかる。
 でも意識したら少しは何かがわかるかもしれない。だって本能でやってるからってそれは理解してないってことじゃないしね。むしろ理解してるからこそ、意識をしてないってことだよ。
 ならば少し意識を向ければ、リファーちゃんは自然と今、自分が何をしてるのかってことがわかるはずだ。
 
「増えてる? うーん増えてないよ?」
【ふえてない?】
 
 何をいってるんだろうか? どう見ても増えて……
 
「待って……増やしてるわけじゃないってこと?」
 
 私は通信には乗せずにそうつぶやく。何を言ってるの? と思うかもしれないがちょっと今のリファーちゃんの発言で私は見方というか? 考え方がかわった。だって今、リファーちゃんは使えないはずのサンクチュアリのエネルギーを切り取って使ってる。まあ垂れ流すだけだけどさ……それでも相性が悪いのは確かなんだよね。でもリファーちゃんは使ってる。それも継続的に……そうなると普通はこうおもうじゃん。
 
 増えてる? って。でもそれは違った。そうじゃないらしい。リファーちゃんは何も難しいことはしてないって顔してる。まさにあほ面である。私がしない顔してるよ。いや、ホント。私はこの姿になってからあほ面なんてしたことないからね。
 同じ顔をしてるが、私はもっといつも落ちついてる。そう自負してるよ。それに比べてリファーちゃんはもっと無邪気な表情をする。まさに野生児というか? 天真爛漫というか? である。それにくらべて私は引きこもりだからね。まあ好きで引きこもりをやってるわけじゃない。
 ただここから移動できないだけだからね。こんなところにずっといたらそれは笑顔も少なくなるっていうか? 根暗にもなるっていうか? それは仕方ないよね。
 
 そんな顔の事はどうでもよくて、問題はリファーちゃんのやってること。エネルギーは増えてない――リファーちゃんはそういった。それはきっと真実だ。だって彼女が私に嘘をつく必要がないからね。
 つまりは……そういうこと。増やしてるわけじゃない。彼女は切り取ったエネルギーを延々と廻してる……んじゃないのかな? 

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 335

 これはとてもおかしな現象だ。バグか何か? だって別に何か……そうなにかをリファーちゃんは時空間で繋げてるわけじゃない。もしかしら知らぬ間に空間をサンクチュアリに忍ばせて置いて、それを通してこっそりとサンクチュアリのエネルギーを盗んでる? とかならまだわかる。
 
 実際それくらいリファーちゃんならできそうだし? でもそうじゃないんだよね。そこはちゃんと確認してる。そもそもがリファーちゃんとここのサンクチュアリの力の相性は悪いからね。あんまり取りすぎるのも、そもそもがリファーちゃんの負担になる。
 だから彼女が簡単に扱えるような力じゃないのだ。あんな風にただ垂れ流すってだけなら、ただ入れたやつを出すだけだから別にリファーちゃんに負担はないだろうけど……あったとしても最小限で済むだろう。
 でもね……それを意図的に使うとなると、リファーちゃんとここのサンクチュアリの相性は悪い。だからそんなエネルギーがなんか増えてるって……なんで? となるのも当然だよね。
 
(リファーちゃんは何をやってるの?)
 
 空間を移動させる事でロスが生まれるならまだしも……増えるってなんか物理法則に違反してない? いやエネルギーは物理法則とかは関係ないのか? そこら辺はわたしにはよくわからない。でもさ……空間を何回にも通らせることで増えるのなら……空間に干渉できるようになったG-01を作った人たちだってそれをしないのはおかしくないかな?
 いや、もしかして知らないのかな? ならばこれは大発見ではないだろうか? 何故にそんな事をリファーちゃんがしってるんだってことになるが……まあメタファーだった時の本能? でも残ってたと言われたらそれまでだけど……てかリファーちゃんわかってるのかな?
 なんかわかってなさそう。
 
『リファー、貴方自分が何をやってるのかわかってますか?】
「えっとね……ごめんなさい! ちょっとだけサンクチュアリのエネルギー盗んじゃいました!」
 
 うん……これはリファーちゃんわかってないなって私はおもった。

ある日、超能力に目覚めた件 第三章 第二十八話Part8

 一体次に何が起きるのか? そして何が起きても大丈夫なように野々野足軽は準備してた。だって相手が神とかかもしれない以上、もしかしたら次の瞬間に死んてるかもしれないのだ。
 
 大袈裟? いやいや、野々野足軽は決してそれが大袈裟なんて思わない。だって相手がもしも神だとしたら、そのくらい出来そうだろう。
 てか出来るのが神くらいだと思う。漫画とか読んでて、次のページを捲ったらそこでは既に死が描かれてる……みたいなことを野々野足軽は最悪として想定してるんだ。
 
 漫画ならそれは読者に印象をつける手段としてとても効果的だろう。でも実際、そんなことになったら悔いても悔いきれないだろう。
 てかそんなことになったら、悔いることも出来ずに死んでることになる。そんなことになってもらっては困る訳で……だから野々野足軽は過剰に防御を厚くしてる。
 けどそれでも完全に安心なんてできない。なにせ正体がわからない以上、どんな事をやってくるかなんて想像するしかないからだ。
 一応脳への直接的なダメージとかだって野々野足軽は想定してる。てかさっきからずっと頭には何やら意味不明な言葉? が送り込まれて来てるんだから、もしかしたらその線での攻撃の方が高い可能性はあるだろう。
 だからこそ脳だって守ってる。脳への攻撃……それが一番怖いって野々野足軽が一番わかってる。
 だって脳なんてちょっと大きな音を浴びせるだけで昏倒させる事ができるのだ。手刀で背後から首をトンッ――てのも今の野々野足軽には出来る。できる……がそんなのするよりも脳に直接声をぶつけた方が早くて確実っていうね。
 
 周囲が全てわからない文字で埋まってその動きがゆっくりになっていく。そして徐々に範囲が狭まっていってるようにみえた。壁とかではないが、圧迫する気とか思った野々野足軽。でも、それで野々野足軽をたおせると思うのは甘いと言わざる得ない。一掃したのを見せたはずだ。
 だからこの程度、野々野足軽にとっては脅威でもないってわかる筈。そんな事を思ってると、文字が一つ一つ光りだす。そしてそれが余りにも眩しくて野々野足軽は腕で顔を守りながら目を細める。
 すると真っ白になった視界の中に何やら別の光景が見えてきた。それはさっきまでの地球じゃないどこか……じゃない。
 きっとそれは地球で間違い無い。そしてその光景はまさに地獄。争い、天変地異……そんなのが起きて、人々が絶望するさま……さらには何やらの排斥運動……野々野足軽には分かった。それはきっと超能力者に対するそれだ。
 
 でもこれがなんだ? とも思う。だってこれは精神攻撃的なものだろう。そして野々野足軽はこの映像のような事を起こさせない為に行動してる。
 だから言える……
 
「こんな事はさせない!」
 
 って。でもその後に何やらまた別の映像が見える。それは……この月に攻撃を仕掛けてくる別のUFO? 
 
「なんだこれ?」
 
 そんな風に野々野足軽はつぶやいた。

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 334

(ふむ……)
 
 私は詳しくリファーちゃんのやってる事を分析する。なにせおかしいからね。それに……どうやら節約してるから、一回分の切り取りでも持続的に力が使えてるって説は……どうやらない。
 だってやってる事は単純なんだけど……どうやらリファーちゃんには節約って概念はないようだ。
 まあ私たちもそれをそういえば教えてなかったなっておもった。だってリファーちゃんの時空間の力を行使する技術って極まってるっていっていい。もしも熟練度を習から良、さらに極から神……みたいな段階的に表すとなると、リファーちゃんの時空間の力の修練度は既に「神」である。
 だって彼女自然にそれを使えるからね。それに無理矢理に使ってるんじゃない。本能で使ってるけど、その効率は最初から極まってるからね。
 節約? 何それ? だよ。本当なら時空間の力ってかなり消耗するはずなのだ。まあ考えてみたらわかると思う。だって時空間を超えるんだよ? そんな簡単にホイホイ使えたらチートじゃん。
 だからこそバランス? を取るためなのかなんなのか、時空間の力ってのは燃費が悪いってのが常識だよ。G-01の知識にもそうあるしね……私が世界を超えるような空間転移を使えるのはG-01が規格外にエネルギーを貯蔵してるからってのがある。まあ面倒な諸々の計算をG-01に任せられるってのももちろんあるけどね。
 つまりは私が時空間の力を使えるのはほぼG-01のおかげだ。ユグドラシルシステムが無かったら絶対に使えてない。それを確信できる程に時空間の力ってのは大変なんだよ。
 扱いづらいといっていい。世界を超える空間を開くなんてそれだけで世界丸ごと2つ分くらいのエネルギー必要だからね。まあ流石にG-01はそれよりももっと効率化してるが……でもだからこそ、G-01は世界を回ってサンクチュアリを集めてるだとわかった。
 だってそうしないと次の世界に行けないからだ。世界を渡り続けるにも膨大なエネルギーが必要。それを確保するためにはサンクチュアリが必要だったってことだよ。
 
 キラキラとミレナパウスさんと同じようにして回ってるリファーちゃん。一体どんな芸当を使ってるのか? これを解明できたら、私にも……というかG-01にも応用できるのではないだろうか?
 
「一部を切り取ったのはそうみたいだけど……彼女はそれを何重にも空間に小分けしてる?」
 
 なんかそんな風に見える。さらにその小分けした空間にその奪った? といったらなんか聞こえ悪いが、サンクチュアリのエネルギーを回してるというか? 循環させてるね。それによって……
 
「なんでだ?」
 
 それによってなぜか……そう何故か、エネルギーが増えてる? みたいに見えるよ。

ある日、超能力に目覚めた件 第三章 第二十八話Part7

「拒絶されてるみたいだな」
 
 まあそれも無理はないなって野々野足軽は思った。だってなにせ無理矢理入ってきてるんだから、ここの家主? 青い月が持ち家なのか? は知らないが、ここを支配してる奴が野々野足軽を歓迎しないのは当然だろう。
 なにせ野々野足軽はここに入る条件をみたしてない。だから追い出そうとしてくる。それにしても……
 
「何人居るんだ?」
 
 そんなきがしないでもない。だってさっきからとてつもなく多い手が襲ってきてる。いや本当に手なのだろうか? 野々野足軽は自然とこれが手だと思った。でもそれは野々野足軽が本当の宇宙人を見たことないからだ。いやそもそもが今の地球で? 本当の宇宙人を見たことがあるやつなんていないだろうけど……だから野々野足軽はこれが自然といつか観た映画の宇宙人を想像して、これは手だな……と思ったんだ。
 野々野足軽が想像してたのはグレーっていう一番ポピュラーな宇宙人である。そんなに詳しくないが……でもなんかその宇宙人の手に似てるって思った。でももしかしたらこれは足……かもしれない。
 いやそこはあんまり重要ではないかもしれないけど……足でも手でも、それが襲ってきてるのに違いはないわけだし。でもなんとなく手じゃなくて足だった場合……さらにばっちいなって思うだけだ。
 
「このままでも奥には進めるけど……」
 
 なにか変化が欲しいものだと野々野足軽はおもった。相手の変化……それによって見えるものに変化があるからだ。ここからさらに過密になるのなら、この先へは行ってほしくないとかさ……そんなのが読み取れるだろう。
 たからその変化……それ誘う為にも、今までよりも強く野々野足軽は超能力を使って周囲一体の手を一掃する。
 
 野々野足軽が腕を軽く横に振るう。それによって、全方位に放たれた力の波動……それが一気に野々野足軽に襲ってきてた手を木っ端微塵にバラバラにした。それは比喩表現ではない。本当に文字通りにそうなったといっていい。
 流石にここまでやるとなにか野々野足軽に対してのアクションが変わると、野々野足軽は考えたんだ。
 
「あれは……」
 
 何かが迫ってくる。いや、違う。迫ってくるんじゃない。何かの文字なのかなんなのか? 宇宙人か神様が使う文字なのか? なにやらそれが真っ直ぐに伸びてきた。
 でも野々野足軽にぶつかるわけじゃない。でもそれが次々と続いてこの空間? を塗りつぶしていってる。アプローチを変えてきたのは間違い無い。
 それは野々野足軽の狙い通りだろう。野々野足軽は「よしよし」と思いながらも気を引き締め直す。なにせ相手は存在がわからないんだ。宇宙人かもしれないし、神かもしれない。
 そんな相手に油断する程、野々野足軽は傲慢な性格はしてない。