uenoutaの日記

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ある日、超能力に目覚めた件 第三章 第三話Part3

 カーカー……なんていう昭和みたいなカラスの鳴き声が聞こえそうな夕暮れ。あんまりガチャガチャとしてたら、下のお母さんに気づかれると思い、部屋の中でそれなりに静かにしてた野々野足軽
 けど野々野足軽は超能力者である。だから別に部屋の中にいたとしてもできることはたくさんある。事実として、野々野足軽は家の中にいて、学校の様子をみることができてた。
 そしてそこで確かにいる……存在してる「自分」を見て、学校にいは行かないという選択をしたのだ。実際あの「自分」がなんなのかというと野々野足軽自身にもよくわかんないところだ。
 野々野足軽には沢山の力がある。それに強大な元……というか? 力が発露する前のエネルギーというものもある。実際超能力が何を元にして発露してるのか? それはよくわかってなかった。
 最初はただその力が発動するだけでたのしかったからだ。けど今は野々野足軽は力の元って奴を意識できるようになってる。それはきっと自身の体外、そこで「力」って奴に触れたからだ。
 
 そう界門……その中の界域……そこで見つけた力の集積所みたいな場所。そこには大量「力の元」があった。あれが全ては今野々野足軽の中にある――とかじゃない。流石にあれは人一人の身に収まるような……そんなちゃちいエネルギー量ではないのだ。
 それにあれは界域全体……それはつまり界門が繋がってる世界から漏れる様々な力が流れ流れてたどり着く場所だ。つまりはどんどんとこれからもいろんな世界の「力」が集まることだろう。
 
 そしてそんな場所と今の野々野足軽は繋がってる。接続してる……といっていい。ある意味で野々野足軽の中に小さな界門がある……と思って貰えばいい。それによっていつでもあの大量の力に野々野足軽はアクセスできるようになってる。
 だから頑張れば野々野足軽はどんな力でも再現できるだろう。だって力の根源ってやつに野々野足軽は困ってないのだ。
 
 野々野足軽は遠視によって確かに自分のコピーともいうか? ドッペルゲンガーというか? 第二の自分を確認した。自分に対して不利益な……それこそなんか悪い事でしてるんじゃないか? 
 とか思ったけど、どうやらそんな事はなさそうだった。第二の自分はむしろ野々野足軽よりも真面目に授業を受けて、そしてなんか……野々野足軽よりもより深く、クラスに溶け込んでるような……そんな気さえした。
 
 うん、ちょっと納得行かない野々野足軽である。