カーカー……なんていう昭和みたいなカラスの鳴き声が聞こえそうな夕暮れ。あんまりガチャガチャとしてたら、下のお母さんに気づかれると思い、部屋の中でそれなりに静かにしてた野々野足軽。
そしてそこで確かにいる……存在してる「自分」を見て、学校にいは行かないという選択をしたのだ。実際あの「自分」がなんなのかというと野々野足軽自身にもよくわかんないところだ。
野々野足軽には沢山の力がある。それに強大な元……というか? 力が発露する前のエネルギーというものもある。実際超能力が何を元にして発露してるのか? それはよくわかってなかった。
最初はただその力が発動するだけでたのしかったからだ。けど今は野々野足軽は力の元って奴を意識できるようになってる。それはきっと自身の体外、そこで「力」って奴に触れたからだ。
そう界門……その中の界域……そこで見つけた力の集積所みたいな場所。そこには大量「力の元」があった。あれが全ては今野々野足軽の中にある――とかじゃない。流石にあれは人一人の身に収まるような……そんなちゃちいエネルギー量ではないのだ。
それにあれは界域全体……それはつまり界門が繋がってる世界から漏れる様々な力が流れ流れてたどり着く場所だ。つまりはどんどんとこれからもいろんな世界の「力」が集まることだろう。
そしてそんな場所と今の野々野足軽は繋がってる。接続してる……といっていい。ある意味で野々野足軽の中に小さな界門がある……と思って貰えばいい。それによっていつでもあの大量の力に野々野足軽はアクセスできるようになってる。
うん、ちょっと納得行かない野々野足軽である。