uenoutaの日記

好きなものを描いたり、買ったものを紹介していきます。

2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第五十六話part2

ハッムハムハム――がぶっ、ムシャムシャ――ゴクゴクゴク――アッム 大きな口を開けて鬼女は小頭たちが持ってきた料理を掻っ込んでる。女性なのに、そこにあるのは上品さ……なんてものはない。地面のランチョンマットの上に広げた沢山の料理。まるで一人運動会でも…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第五十六話Part1

(まさか、こんな風になるなんて……) そんな風に野々野小頭は思ってた。 「おそーい!」 頬を膨れさせて言って来るのは鬼女である。彼女は一人、門の様子を見るために残ることになってた。なにせ彼女は家族……として食卓を囲むことはできなかったからだ。だっ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 63

私が不死に死をもたらすのを見て、二人の私への尊敬というか? 憧れというか? そんなのが一層強くなったような気がする。 なにせ…… 「流石ですジーゼ様! 私、今の術式の芸術的な美しさに見惚れてしまいました! 私ではまだまだ理解できない領域でしたけど…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第五十五話Part5

「小頭……よかった」 野々野小頭はお母さんにギューとしてもらう。中学生もあと一年もなく、高校生も見えてきてる今日この頃。親に甘える……というのは極端に恥ずかしくなってしまった野々野小頭だが、けど今だけは……今くらいはいいって野々野小頭は思った。お…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 62

私はドローンを使ってクマ……だった破片とその体内を破って今や不気味なオブジェとなってる岩の棘を囲んだ。それだけじゃ、この世界から隔絶される……なんてことはない。だってそうだろう。結界を創るだけで世界と隔絶出来るのなら、この技術はとんでもないも…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第五十五話Part4

「あれは……なに?」 小頭が呟く。お母さんの体からなにか生えてる。水色の上半身のなにか……どうやらお母さんはなにかに取り憑かれているようだと小頭は思った。 「皆下がっ――」 おばあちゃんがその姿を若々しくしてどうにかしようと動こうとした。なにせここ…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 61

不死、それが確かに目の前にある。もしもそれを渇望してる奴がここにいたら、あのクマをなんとか捕獲して研究材料にでもしそうである。まあだからって不死のメカニズムを解明できるかは分かんないけど。 ミレナパウスさんによって何度も『死』を手招きしてる…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 60

亀の背中だけの限定的な不死……それならできなくはないだろう。もちろんそれには途方もないエネルギーが必要になるだろう。けどそれを実現できるものをこの亀は持ってる。そう「サンクチュアリ」だ。ただの亀なら無理だろうけど、途方もないエネルギーをもた…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第五十五話Part3

「どうしたんだい? 大丈夫だ。 君は、僕が守って見せる……」 お父さんは覆いかぶさったお母さんに優しくそんな風に声をかけている。その声は優しくて……思わず野々野小頭は昔の事を思い出す。 『かわいいね。小頭は世界一かわいいね』 優しい声。細めた瞳。そ…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第五十五話Part2

「うううぅぅぅ」 食卓を滅茶苦茶にしたお母さんはなんか人間じゃないような声を出してる。 「大丈夫かい? なにか痛いところとか!?」 そんなふうに小頭のお父さんがお母さんに手を延ばす。お父さんはお母さんを純粋に心配して隣のお母さんに触れようとし…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 59

いくつかの条件……それを満たしたら『不死』を実現できるかもしれない。そんなのは簡単には信じられないことだろう。だって『不死』ってそれだけ夢みたいなことだ。私が覚えてる前世の記憶。それによると不死とはいろんなものたちが挑んで散っていった夢みた…

ある日、超能力に目覚めた件 第二章 第五十五話Part1

「う……ん」 「ふぁーあ」 モゾッとして二人がようやく起き上がろうとしてる。同時に目覚めるのはやっぱり夫婦だからなのか……そんな風に野々野小頭は思ってた。 「お母さん! お父さん!」 そう言って二人に近寄っていく小頭。その目にはちょっと涙の後がある…

転生したらロボットの中でした(ただし、出ることはできません)祖にありける新の形 58

リファーちゃんとミレナパウスさんは様々な事をためしてみた。一番簡単だったのはリファーちゃんによっての高高度からの落下だ。どんな相手も空を飛ぶ手段がないのなら、それが確実だと思われる。だって高い所から落とすというのは単純だけど、一番分かりや…