uenoutaの日記

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ある日、超能力に目覚めた件 第三章 第二十六話Part3

(簡単に言ってくれる)
 
 そんな風に野々野足軽は思ってた。別に今だって片手間で全国の噴火しそうな火山を咳止めてるわけじゃない。なにせ噴火のエネルギーだ。自然災害のエネルギーは大抵が人が持つ文明の力では太刀打ちなんて出来ない……そんな超パワーだ。
 この世界には色んな死の形がある。事故死やら殺人とか病死とかもあるだろう。でもそんな中、自然の力での死となったら、大体は「災難だったね」……ということになる。「くっそー地球め! 恨んでやる!!」――なんてそうそう聞くことはないだろう。
 実際は、そんな気持ちの人もいると思う。でも自然の脅威によって死を与えられたら、向けどころのない虚しさしか残らないのが普通だ。
 だって人類ではどうあっても抗う事ができないこと……そう誰もが分かってるからだ。でも……今、それに野々野足軽は抗ってる。一つの火山ではない。
 複数の火山が一斉に噴火しそうな……それこそ火山とはその内側に貯めにためにエネルギーを一気に放出するような出来ことだろう。
 その威力と言ったら、とんでもない……っていうことくらいしかわからないくらいだ。原発とかよりも……それを複数の箇所で野々野足軽は押さえてる。
 そしてそこからさらに日本国民全員にその力を行き渡らせようとてる。本当はしたくないことだろう。だってそんなことが出来るってこと事態が露呈したらまずいし、一回でもそれをやったことがあるなんてバレたら……それこそ「悪」認定されてもおかしくない。
 だってそれが出来る……出来てしまう「事実」が脅威そのものだ。もしかしたら知らない間に自身の意思さえ操作されてるのかも……そう普通なら考える。実際野々野足軽ほどの力があるなら、バレないようにするなんて簡単……と思うだろう。
 けど墓穴を掘る……という言葉があるように、どこで真実が露見するのかなんてわからない。なにせ今は日々、新たな超能力者が生まれてる。
 そんな新たな生まれる力が想像もできないような力だってことだってあるだろう。でもそれを今考えても仕方ない。だって危機は今……なんだ。
 そして今、出し惜しみしたら、沢山の犠牲者が出る。確かに野々野足軽が大災害を抑え込んでる。まあそもそもこの事態は野々野足軽のせいなんだが……
 
 けど人の命を奪うだけなら大災害なんて必要ない。パニックになった人々だけでも、犠牲者をだす……なんて出来るのだ。それこそ大量の人が倒れたりしたら下敷きになった人が圧死とか窒息死とかしたりする。
 それこそ祭りとかイベント事でそんなことが起こったりするだろう。だからあり得る……ことだ。なのでこのままならどこで悲惨なことが起きるか……いや実際はもう起きてるだろう。それを止めるためにも、やらないといけない。
 だから野々野足軽は沙沙羅様を通じて、誰もがもってるスマホにその意識をもっていく。強制的な沈静化。それによって人々はいきなり誰もが、ピタッと止まって数秒間止まった。